~引用~
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■■■/ ■/ ■//■/ DESIGN WEEKLY 2000/1/12 No.92 毎週水曜発行
■//■/■ ■ ■ ■ / ジャパンデザインネット発行:前週 22,000部
■//■/ ■// ■// http://www.japandesign.ne.jp/
■■■// ■// ■// 広告・情報 mailto:weekly@japandesign.ne.jp
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__【PR】_______________________________n_e_w___y_e_a_r'_s___c_a_r_d___
“JDN年賀状デザインコンペ2000”締切り間近!(1月15日消印有効)
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/TORYUMON/gajou2000/
優秀者はJDNでギャラリー開設
___c_o_m_p_e_t_i_t_i_o_n___#02________________________________【PR】__
……………………………………………………………………………………………
【1】 ~ EXHIBITION・EVENT ~ 今週の展覧会・イベント
……………………………………………………………………………………………
☆クリエーターによるマテリアルメッセージと特色あるデザインを展示
『デザインとマテリアル ── 現代デザインの新風景』
1月12日(水)~1月30日(日) ポートサイドギャラリー(神奈川・横浜)
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/N-RELEASE/991215/mate.html
☆絵画を決定づける命である顔の表現100余点を集めて検証
『顔 ── 絵画を突き動かすもの』
1月12日(水)~2月13日(日) 国立西洋美術館(東京・上野)
☆アジアの映像作品を通して見るアジアの違いと共通性
『予兆 ── アジアの映像芸術』
1月15日(土)~2月19日(土) 国際交流基金フォーラム(東京・赤坂)
http://www.acejapan.or.jp/frm/index-j.html
……………………………………………………………………………………………
【2】 ~ Weekly Book Watch ~ おすすめデザイン書籍
……………………………………………………………………………………………
書籍名:Snowmen 著者:Peter cole他
雪でつくる色々なモノを紹介した写真集。それぞれにきちんと材料と作り方が
ついていて、本とスコップ片手に雪国に遊びに行きたくなる1冊。(青山BC)
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/D-BOOK/W-BOOK/000112-1.html
……………………………………………………………………………………………
【3】 ~ デザインプロダクトエピソード7 ~ 「Chair No.14」
……………………………………………………………………………………………
「14番 ── トーネットの曲げ木椅子」
世界中のカフェにある超定番椅子は、2000年で135才になります。デザインは、
ドイツのマエストロ、ミヒャエル・トーネット(Michael Thonet、1796~1871)。
カタログナンバーの「14番」が名称です。
‘曲げ木’とは、木に水分と熱を与え曲げるという手法。今でも用いられてい
るこの技術は、トーネットが改良・確立したものです。
「14番」以前から、トーネットによる曲げ木家具は、19世紀半ばのロンドンや
パリの万博で国際賞を獲得し世界中に販売されていました。「14番」は、曲げ
木技術やネジによる組立方などを洗練させ、改めて‘トーネットの曲げ木’の
評判を不動にしたのです。
ノックダウン(組立)式の祖ともいわれる「14番」。1メートル立法の空間に、
なんと36脚を収めることができます。破損した場合もそのパーツのみ交換すれ
ばよく、経済的で長寿命。
産業革命の時代から生き続ける椅子は、工業デザインのもっとも成功した例と
して今なお世界中で愛されています。(山崎)
THONET社 ── 現在のラインには「14番」をモディファイした「214番」がある
http://www.thonet.de/
Museum THONET ── 2ページ目に「14番」の写真がある
http://www.thonet.de/english/museum.htm
……………………………………………………………………………………………
【4】 ~ デザイン関連サイト紹介 ~ 「桑沢デザイン研究所」
……………………………………………………………………………………………
東京・渋谷にある桑沢デザイン研究所は、昭和29年に桑沢洋子氏により設立。
当時は「デザインの専門学校」の発足は活気的な事でした。半世紀にも及ぶ卒
業生は1万6千人を超え、数多くの著名デザイナーを排出している事でも知られ
ています。
【Marginal】は桑沢卒業生からのメッセージ。内田繁、浅葉克己、中西元男、
北岡節男など、ジャパンデザインネットでもお馴染みのメンバーが、桑沢やデ
ザインについて熱く語ります。
【History】では、 昭和29年の桑沢デザイン研究所開所式の記念講演及びファ
ッションショーなど、貴重な映像がQuickTimeムービーで紹介されています。
【KDS卒展】は卒業制作展の案内。 大変美しくまとめられたFLASHで、 96年~
99年の作品を見る事ができます。今年は2月26,27日にラフォーレ原宿で開催さ
れます。
昨年の11月にリニューアルされ、格段に美しくなりました。デザインはもとよ
り、フレームやプルダウンなどで、使い勝手にも配慮されています。(古川)
http://www.kds.ac.jp/
……………………………………………………………………………………………
【5】 ~ Webダイジェスト ~ 詳細はWebに掲載
……………………………………………………………………………………………
■デザイナーズコレクションギャラリー ~ 玄ベルトー進来 ~■
『デザイナーズコレクションギャラリー』の『玄ベルトー進来ギャラリー』に
『RE』を追加しました。時計と照明の3作品です。(菅原)
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/DCG/GBS/
■桑沢デザイン塾 -新しいデザイン教育の試み-■
『インテリアデザインと茶室』-2
内田 繁/インテリアデザイナー
茶室の空間特性を軸に、 利休までの茶の湯(侘茶)の系譜を確認していく第2
回目。会所の成立、数寄の展開、茶室の変遷などを説明しました。(穴田)
http://www.japandesign.ne.jp/KUWASAWAJYUKU/KOUZA/6/INTERIA/UCHIDA0925/
■東京デザインセンター・建築セミナー■
昨年11月29日に開催された、21世紀の市民に開かれた情報型文化施設・仙台メ
ディアテークの可能性を探るセミナーの様子をお伝えします。(古川)
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/SEMINAR/000112/SMT.html
■年賀状デザインコンペ99優秀者ギャラリー (2)■
年賀状デザインコンペ99・優秀者から、兎賞(優秀)・佐川友貴さんの作品を
紹介しています。魚などの水墨画、6作品です。(山崎)
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/TORYUMON/gajou99/gallery.html
■デザインリソース情報 博物館(4) 50件■
今週のデザインのリソースは博物館です。北海道の博物館50件を加え、さらに
充実させました。(宮崎)
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/JYOUHOU/
■今週のプレゼント■
『ナムコ・ナンジャタウン』ペアご招待券
http://www.japandesign.ne.jp/PRESENT/000112/namja.html
・当選者発表・
『パノラマ マンボカード』 『水谷孝次写真展』
http://www.japandesign.ne.jp/PRESENT/
(菅原)
……………………………………………………………………………………………
【6】 ~ 読者の声 ~
……………………………………………………………………………………………
毎週チェックしています。ロン・アラッド氏の講演会へは私も行きました。素
材の研究をしているからこそ、あのような自由なデザインが生まれるのだと思
い、感心しました。デザインといばイタリア、と思っていたけれど、イギリス
も注目していきたいと思いました。(埼玉 H.N氏)
投稿・ご意見・レポートお待ちしています mailto:info@japandesign.ne.jp
…【編集後記】…………………………………………………………………………
昨年度の年間パソコンの出荷台数は、アップルコンピュータのiMacが圧倒的な
強さをみせたようだ。アップル?、と思われる方も多いでしょうが、日本国内
ではこのような結果が出ている。ちなみに、次に続くのもアップルコンピュー
タのG3。機種別出荷台数では、アップルの一人勝ちに見える。しかし、見かた
を変えてウィンドウズOSマシンとマックOSマシンで見ると優劣は逆転する。コ
ンピュータの世界はいつのまにかライバル関係にあっても企業間で連合を組ん
で優劣を競うようになった。オリジナリティや技術の発展においてプラスにな
るのだろうか?話は戻るが、昨年は、コンピュータの意匠で訴訟が起きた。こ
れだけ大々的にコンピュータの意匠が問題になるのはめずらしい。”コンピュ
ータ、ソフトなければただの箱”、とよく言われていたが、ソフトがなくとも
飾りぐらいにはなる時代が到来したのかもしれない。ヒット商品の模倣問題は、
どの業界でも同じようだ。
さて、JDNでは、年賀状のデザインコンペをおこなっています。 余分な年賀は
がきを1枚をお送りください。皆さんの参加をお待ちしております。(編集長)
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/TORYUMON/gajou2000/
クリエイター・デザイナー系転職サイトのワークキャンバスは、デザイン クリエイティブ業界への転職希望者向け転職情報サイトです。
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【1】 ~ EXHIBITION・EVENT ~ 今週の展覧会・イベント
……………………………………………………………………………………………
☆クリエーターによるマテリアルメッセージと特色あるデザインを展示
『デザインとマテリアル ── 現代デザインの新風景』
1月12日(水)~1月30日(日) ポートサイドギャラリー(神奈川・横浜)
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/N-RELEASE/991215/mate.html
☆絵画を決定づける命である顔の表現100余点を集めて検証
『顔 ── 絵画を突き動かすもの』
1月12日(水)~2月13日(日) 国立西洋美術館(東京・上野)
☆アジアの映像作品を通して見るアジアの違いと共通性
『予兆 ── アジアの映像芸術』
1月15日(土)~2月19日(土) 国際交流基金フォーラム(東京・赤坂)
http://www.acejapan.or.jp/frm/index-j.html
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【2】 ~ Weekly Book Watch ~ おすすめデザイン書籍
……………………………………………………………………………………………
書籍名:Snowmen 著者:Peter cole他
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ついていて、本とスコップ片手に雪国に遊びに行きたくなる1冊。(青山BC)
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/D-BOOK/W-BOOK/000112-1.html
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【3】 ~ デザインプロダクトエピソード7 ~ 「Chair No.14」
……………………………………………………………………………………………
「14番 ── トーネットの曲げ木椅子」
世界中のカフェにある超定番椅子は、2000年で135才になります。デザインは、
ドイツのマエストロ、ミヒャエル・トーネット(Michael Thonet、1796~1871)。
カタログナンバーの「14番」が名称です。
‘曲げ木’とは、木に水分と熱を与え曲げるという手法。今でも用いられてい
るこの技術は、トーネットが改良・確立したものです。
「14番」以前から、トーネットによる曲げ木家具は、19世紀半ばのロンドンや
パリの万博で国際賞を獲得し世界中に販売されていました。「14番」は、曲げ
木技術やネジによる組立方などを洗練させ、改めて‘トーネットの曲げ木’の
評判を不動にしたのです。
ノックダウン(組立)式の祖ともいわれる「14番」。1メートル立法の空間に、
なんと36脚を収めることができます。破損した場合もそのパーツのみ交換すれ
ばよく、経済的で長寿命。
産業革命の時代から生き続ける椅子は、工業デザインのもっとも成功した例と
して今なお世界中で愛されています。(山崎)
THONET社 ── 現在のラインには「14番」をモディファイした「214番」がある
http://www.thonet.de/
Museum THONET ── 2ページ目に「14番」の写真がある
http://www.thonet.de/english/museum.htm
……………………………………………………………………………………………
【4】 ~ デザイン関連サイト紹介 ~ 「桑沢デザイン研究所」
……………………………………………………………………………………………
東京・渋谷にある桑沢デザイン研究所は、昭和29年に桑沢洋子氏により設立。
当時は「デザインの専門学校」の発足は活気的な事でした。半世紀にも及ぶ卒
業生は1万6千人を超え、数多くの著名デザイナーを排出している事でも知られ
ています。
【Marginal】は桑沢卒業生からのメッセージ。内田繁、浅葉克己、中西元男、
北岡節男など、ジャパンデザインネットでもお馴染みのメンバーが、桑沢やデ
ザインについて熱く語ります。
【History】では、 昭和29年の桑沢デザイン研究所開所式の記念講演及びファ
ッションショーなど、貴重な映像がQuickTimeムービーで紹介されています。
【KDS卒展】は卒業制作展の案内。 大変美しくまとめられたFLASHで、 96年~
99年の作品を見る事ができます。今年は2月26,27日にラフォーレ原宿で開催さ
れます。
昨年の11月にリニューアルされ、格段に美しくなりました。デザインはもとよ
り、フレームやプルダウンなどで、使い勝手にも配慮されています。(古川)
http://www.kds.ac.jp/
……………………………………………………………………………………………
【5】 ~ Webダイジェスト ~ 詳細はWebに掲載
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■デザイナーズコレクションギャラリー ~ 玄ベルトー進来 ~■
『デザイナーズコレクションギャラリー』の『玄ベルトー進来ギャラリー』に
『RE』を追加しました。時計と照明の3作品です。(菅原)
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/DCG/GBS/
■桑沢デザイン塾 -新しいデザイン教育の試み-■
『インテリアデザインと茶室』-2
内田 繁/インテリアデザイナー
茶室の空間特性を軸に、 利休までの茶の湯(侘茶)の系譜を確認していく第2
回目。会所の成立、数寄の展開、茶室の変遷などを説明しました。(穴田)
http://www.japandesign.ne.jp/KUWASAWAJYUKU/KOUZA/6/INTERIA/UCHIDA0925/
■東京デザインセンター・建築セミナー■
昨年11月29日に開催された、21世紀の市民に開かれた情報型文化施設・仙台メ
ディアテークの可能性を探るセミナーの様子をお伝えします。(古川)
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/SEMINAR/000112/SMT.html
■年賀状デザインコンペ99優秀者ギャラリー (2)■
年賀状デザインコンペ99・優秀者から、兎賞(優秀)・佐川友貴さんの作品を
紹介しています。魚などの水墨画、6作品です。(山崎)
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■デザインリソース情報 博物館(4) 50件■
今週のデザインのリソースは博物館です。北海道の博物館50件を加え、さらに
充実させました。(宮崎)
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【6】 ~ 読者の声 ~
……………………………………………………………………………………………
毎週チェックしています。ロン・アラッド氏の講演会へは私も行きました。素
材の研究をしているからこそ、あのような自由なデザインが生まれるのだと思
い、感心しました。デザインといばイタリア、と思っていたけれど、イギリス
も注目していきたいと思いました。(埼玉 H.N氏)
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昨年度の年間パソコンの出荷台数は、アップルコンピュータのiMacが圧倒的な
強さをみせたようだ。アップル?、と思われる方も多いでしょうが、日本国内
ではこのような結果が出ている。ちなみに、次に続くのもアップルコンピュー
タのG3。機種別出荷台数では、アップルの一人勝ちに見える。しかし、見かた
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ンピュータの世界はいつのまにかライバル関係にあっても企業間で連合を組ん
で優劣を競うようになった。オリジナリティや技術の発展においてプラスにな
るのだろうか?話は戻るが、昨年は、コンピュータの意匠で訴訟が起きた。こ
れだけ大々的にコンピュータの意匠が問題になるのはめずらしい。”コンピュ
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飾りぐらいにはなる時代が到来したのかもしれない。ヒット商品の模倣問題は、
どの業界でも同じようだ。
さて、JDNでは、年賀状のデザインコンペをおこなっています。 余分な年賀は
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