部下がジャングルで敵と遭遇し、どうしてよいかわからなくとも、何もしてやれない。
私の仕事は、そうした場合どうしたらよいかを予め教えておくことだ。
実際にどうするかは状況次第である。
その状況は彼らにしか判断できない。
責任は私にある。
だが、どうするかを決められるのはその場にいる者だけだ。
:「経営者の条件」
構造構成主義の西條剛央さんが、「目的と状況」を認識して行動するということを言っている。
状況については、究極的には現場にしかわからない。
ネット社会になってカメラでそこにいなくてもある程度の状況は把握できるようになった。
しかし、カメラに写っていない目に見えないものは現場に行かなければわからない。
その一つがマネジメントである。
結果を確認すれば、ある程度はマネジメントがうまくいっている組織かどうか確認できる。
しかし、実際に人間力(ジンカンリョク)が機能しているかどうかを確認するには、現場に行かなければわからない。
その現場に居られることは幸せである。
幸せとは、なるものでも・目指すものでも・見つけるものでも・探すものでもなく、人間力(ジンカンリョク)が機能している場所である。
青い鳥は人間力(ジンカンリョク)が機能している場所にいる。
今日も人間力(ジンカンリョク)を機能させよう。