君たちは、家族はもちろんのこと、今まで組織によって運営されている社会に守られてここまで成長することができた。
楽しいこと、うれしいことだけじゃなくて、辛いこと、悲しこと、嫌なこと、理不尽なことを経験して来ただろう。
それでも、人類が築いてきた社会に守られて生きてきたのである。
就職したということは、社会の一員だけじゃなく、社会を構成する組織の一員にもなったということである。
君たちが社会を創る役割を担う立場になったということである。
日本や世界や地球の未来を創ることに参画したということである。
社会人になるとは、社会を運営している組織に所属するということであり、社会に対する自らの位置づけを180度変えるとともに、新たな役割を果たすことである。
すなわち、君たちの後に続く後輩に対して、楽しいこと、うれしいことを沢山提供できる社会、辛いこと、悲しいこと、いなやこと、理不尽なことが少ない社会を創ることに参画したのである。
その責任の重さを認識しながらも、社会を創る一員になったことに誇りを持って欲しい。
そして、自らの責任を果たすためには必ず必要となる健康という財産に常に留意するとともに、希望に燃えて頑張って欲しい。
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