ドラマネ倶楽部の理念は、「一緒にやれば、もっとできる!」 

資源の生産性を高める成長は健全な成長である

マネジメントたる者(経営者もしくはマネジメントチーム)は、成長の最低限度を検討しておかなければならない。

自らの強みと生命力を維持していける成長の最低限度はどこか。

生きていくための市場地位は確保しなければならない。

さもなければ限界的な存在になる。

不適切な規模になる。

市場が拡大しつつあるならば、自らもまた、その強みと生命力を維持するために成長していかなければならない。

したがって、時として成長の最低限度はかなり高いものになる。

加えて、健全な成長と病的な成長、筋肉と脂肪と癌細胞の違いを知らなければならない。

見分け方は簡単である。

資源の生産性を高める成長は健全な成長である。

十分な栄養を与え、支援しなければならない。

これに対し、規模だけ増えて生産性が向上しない成長は脂肪太りである。

生産性を高めることができない量的な増加は、汗を流して絞らなければならない。

もちろん、生産性の低下を招く規模の増大は、思い切った手術で直ちに切除しなければならない。

:「マネジメント 課題、責任、実践」

 

生産性を高めるという言葉からは、大企業では人員削減をイメージしてしまう。

しかし、成長しながら資源の生産性を高めることが理想である。

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