目標管理による自己管理こそマネジメントの哲学である。
これこそマネジメントのコンセプトそのものを体現したものである。
マネジメントが直面するニーズと障害の分析から生まれたものである。
人の動機と行動の本質に基盤を置くものである。
そして、あらゆる種類の、あらゆる規模の組織の、あらゆる階層のマネジメントに適用することのできるものである。
組織にとっての客観的なニーズを、一人ひとりの目標に変えることを確実にするものである。
それこそが真の自由を確保するものである。
:「経営の真髄 第25章MBO(目標管理による自己管理)はマネジメントの哲学」
マネジメントが直面するニーズと障害の分析から生まれたものというのが何か気になる。
真の自由を確保するものであれば何とか実践したいものである。
ただ「目標管理による自己管理」なのか「自己管理による目標管理」なのかいつも迷う。
ドラッカー的には、ケースバイケースで使い分けるというのが正解なんだろう。