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世界で戦うには物量が大切だ

世界で戦うには物量が大切だ―――遠藤信博NEC新社長
携帯基地局向け通信デバイスを世界トップに育てた経験から。

物量が確保できないコモディティの未来は厳しい。物量が確保できているデジタル家電でさえ、前途は多難だ。

物量は、必要条件でしかない。なんの保証もない。

NECは、クラウドを事業の柱にしようと懸命だが、物量とどのように関連させていくのだろうか。
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企業規模と企業業績の関係

日経新聞に静岡銀行頭取のインタビューがのっていた。以下その要約。

企業業績と企業規模による差異は、従来ほどなくなってきたという。重要なのは次の2つだ。

①高い技術力、他社が持たない技術を持っているか
②早めの在庫圧縮に着手できるか

たしかにこの2つは、企業規模とは関係ない。そして、2番目の要件は、努力でいかなる企業も手に入れることができる。
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日本のベンチャービジネス ビジネス書

ベンチャーキャピタルの入門書。

アメリカでは、ハイテク企業とベンチャーキャピタルは切っても切れない関係だ。

日本のベンチャーキャピタルの歴史から近現代までを解説している。いわゆる教科書なのだが、読んでいて面白い。

筆者が、本音をポロリともらしてるからだろう。大学教授なのだが、ベンチャーキャピタルを研究しているといっても相手にされなかった時代もあった。

日本のベンチャーキャピタルは、融資がメインでリスクマネーを提供していない。そういう意味で本物のベンチャーキャピタルとはいえない。

シード・スタートアップ企業の誕生がアメリカよりも圧倒的に少ないのは、真のベンチャーキャピタルがほとんどないことも大きな理由のひとつだろう。

このような環境下では、日本がITでリードすることは、不可能に近い。

アイディアがあっても、どうせやるならアメリカのほうが成功するのではないか。そのように考えるひとも少なくないだろう。
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