日本IBMがIBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)を2010年4月1日付けで統合すると発表した。
結局、ビジネスの変化するスピードがこのような形を求めたのだろう。かといって利益相反の問題がなくなるわけではない。プライオリティ的に後退しただけだ。
ワールドワイドでは、すでにPWCコンサルティング部門はIBMのグローバルビジネスサービス部門になっていた。
日本だけイレギュラーな形だったのを是正したともいえる。
PWCコンサルティング日本法人の買収当時の社長が、IBMから転出した倉重氏であったこともひとつの要因だったと思う。
先輩に敬意を表したともとれる。それぐらいの礼儀をHQに主張する力を当時の日本IBMはもっていた。
時間は流れたけれど、IBCSは収まるところに収まった感がある。
IBCSというと、新聞の一面広告を思い出す。PWCコンサルティングがMondayという社名に変更して、まさに活動を開始しようとしていた。
2002年の夏だ。
その広告にのっていたポエムが印象に残っている。たしか、こんなだった。
*****************************
早起きする
感覚を研ぎ澄ます
ひらめきを大切にする
出会いを期待する
核心をみつける
驚きをあたえる
ぐっすり眠る
新しい明日を始める
******************************
これは、コンサルティング会社の一日の仕事のメタファーでもある。朝をテーマとしたポエムとしては、谷川俊太郎の「朝のリレー」に匹敵するほどいい。
結局、IBMに買収されてIBCSになり、この話はなかったことになるのだけれど。
IBCSの発表を読んでいて、そんな回想にひたっていた。
結局、ビジネスの変化するスピードがこのような形を求めたのだろう。かといって利益相反の問題がなくなるわけではない。プライオリティ的に後退しただけだ。
ワールドワイドでは、すでにPWCコンサルティング部門はIBMのグローバルビジネスサービス部門になっていた。
日本だけイレギュラーな形だったのを是正したともいえる。
PWCコンサルティング日本法人の買収当時の社長が、IBMから転出した倉重氏であったこともひとつの要因だったと思う。
先輩に敬意を表したともとれる。それぐらいの礼儀をHQに主張する力を当時の日本IBMはもっていた。
時間は流れたけれど、IBCSは収まるところに収まった感がある。
IBCSというと、新聞の一面広告を思い出す。PWCコンサルティングがMondayという社名に変更して、まさに活動を開始しようとしていた。
2002年の夏だ。
その広告にのっていたポエムが印象に残っている。たしか、こんなだった。
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早起きする
感覚を研ぎ澄ます
ひらめきを大切にする
出会いを期待する
核心をみつける
驚きをあたえる
ぐっすり眠る
新しい明日を始める
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これは、コンサルティング会社の一日の仕事のメタファーでもある。朝をテーマとしたポエムとしては、谷川俊太郎の「朝のリレー」に匹敵するほどいい。
結局、IBMに買収されてIBCSになり、この話はなかったことになるのだけれど。
IBCSの発表を読んでいて、そんな回想にひたっていた。