不審者対応訓練を実施しました。
今回の訓練は,下校時に見知らぬ人から声をかけられるという設定で,実際に通学路で行いました。
始めの会の後,川本署の竹下さんから「いかのおすし」の確認がありました。子ども達は,しっかりと覚えていました。
次に,「子ども110番の家」について,説明と確認がありました。
それから,実際に下校班が通学路を歩きます。
不審者らしき人が車から降りて子ども達に話しかけてきました。見知らぬ人です。
子ども達に,「いい物をあげるよ」と言いながら近づいてきました。もちろん,子ども達は断り,近くの「子ども110番の家」に駆け込みます。
「子ども110番の家」に着くと,不審者について報告しました。事なきを得ました。
他の下校班の子ども達は,一連の様子を近くの高台から固唾を飲んで見守っています。(全ての下校班で同様の訓練を行いました)
このような訓練は,体育館や校庭で行うことが多く実際の通学路で行うことはほとんどありません。子ども達は,訓練と知りながらもリアルな状況に緊張感が漂っていました。また,「子ども110番の家」の方にとってもよい訓練だったと思います。
「自分の命は自分で守る」ためには,訓練を通してノウハウを身に付けさせることが大切です。場の設定の工夫をしたことで,子ども達は状況にあった判断と行動ができることを願っています。
川本署の竹下さん,市木駐在所の岩切さん,子ども110番の家の河手自動車さん,ご協力をいただきありがとうございました。