昨夜、旧浜田市立市木小学校の前の川でホタルを採集しました。
ホタルのオスとメスを捕獲して、産卵➡幼虫➡放流してホタルを増やす、ことが目的です。
ねらうのはメス。オスはそこら中に飛んでいてすぐに捕まえられますが、メスは木や茂みにじっとしていてあまり光らないため(振動を与えると光ります)見つけるのが大変難しいです。
しかし、この日は講師の榎本さんが想定されていた以上にメスを捕獲することができました。(15匹以上)
オスとメスの見分け方ですが、メスはオスよりもかなり大きく(オスの3倍くらい)、お尻の光る部分の上に赤い線があるのが見分けるポイントです。
捕獲したホタルを藻を入れた鉢に入れ、網でふたをします。その鉢を学校に持ち帰り、静かで暗い環境のもと育てていきます。
夜間であるため、保護者の方の協力をいただいての活動でしたが、子どもたち以上に、保護者の方も夢中になっておられました。
講師の榎本さんをはじめ、トイレのために体育館を開けてくださった公民館長さん、お世話になりありがとうございました。
今年度初の授業公開と心肺蘇生講習を実施しました。
家の方にも、検温、マスクの着用、手指消毒、3密を避けるなどの措置を講じての実施です。
心肺蘇生講習は、日本赤十字島根支部の方を講師に、4~6年児童、職員、保護者が参加しました。
今年度は、新型コロナウィルス感染症の影響でプールを使用することができませんが、川や海などでの水の事故等で大切な命を救うために行いました。
5・6年児童は、昨年度に引き続きの参加でしたが、日赤の方に、「この子たちは大したものだ」と褒めていただきました。心臓マッサージなどとても上手にできていました。
講習の中で、人が倒れているとき、その人が意識がなかったり、返事をしなかったり、ぐったりしたりしているときには、「迷わずに」119番通報とAEDを持ってくることを強調されました。その迷いが救える命を救えなくするかもしれない…。私たち教職員も肝に銘じて教育活動に当たっていきます。
3密を避けての実施です。
終了後は、念入りに消毒しました。
市木公民館で、全校児童が市木どんど鼓の今年度初めての練習をしました。
(※高学年は前列で大太鼓を、低中学年は後列で小太鼓を演奏します。)
本来なら、年度末に6年生から在校生への引継ぎ式をするのですが、3月からの臨時休業のため叶いませんでした。
子ども達にとって約5か月ぶりの練習です。準備後、いきなり演奏が始まりましたが、初めて聴く者にとっては、とても5か月ぶりとは思えませんでした。
地域講師の方にしっかりと鍛えていただき、多くの方の前での演奏ができることを願っています。
今朝の全校朝礼の時に、「五+六+七=一八」➡「コロナはいや」を取り上げ、話をしました。
新型コロナウィルス感染症で「いや」な思いをしている人は誰だろう? と子ども達に聞いてみました。
出てきたのが、ホワイトボードの右に書かれた人たちです。
報道で感染者やその家族の方、医療従事者が心無い言葉をかけられ悲しんでいると伝えられていることを話しました。これらの言動は感染することと同じくらい怖いことです。子ども達は真剣に受け止めて聴いていました。
「感染しないように気を付けること」「人を傷つけることを言ったりしたりしない」
ことを再確認しました。
旭町からホタル博士の榎本さんが来校されました。
3・4年生は総合的な学習の時間にホタルについて学習します。そこで、旭町からホタル博士の榎本さんに来ていただき、「ホタル捕獲しを産卵させる→ふ化させる育てる→幼虫を川に放流する」のプロセスについて写真を交えながら教えていただきました。
▲ ゲンジボタルとヘイケボタルの見分け方
▲ 捕まえたホタルを入れるペットボトル(メスの捕獲はかなり難しいとのこと)
▲ ホタルの産卵セット(素焼きの鉢&藻)
▲ ふ化した幼虫(体長2ミリ。初めて見る人はごみと勘違いするそうです)
▲ 大きくなった幼虫(体長2センチ。姿は怖そうですがかみつくことはありません)
▲ カワニナ(幼虫のえさ。キャベツなどの野菜をやるときれいに食べるそうです)
幼虫はカワニナの子どもを食べて育ちます。つまり、カワニナが生息している川で育ちます。農薬などでカワニナがいなくなったことがホタルの減少の原因と言われています。
校庭の北にある側溝にはカワニナが住んでいます。幼虫を側溝と市木の川に放流する作戦です。
そのためには、メスのゲンジボタルを捕獲しなければなりません。子ども達と保護者の方で夜に捕獲する予定です。