4月に始まった「業間マラソン」。そろそろ1年たとうとしています。
低学年の子ども達も4月当初と比べ,速く走ることができるようになりました。
6年生が1年生の走りを笑顔で見つめています。
4月に始まった「業間マラソン」。そろそろ1年たとうとしています。
低学年の子ども達も4月当初と比べ,速く走ることができるようになりました。
6年生が1年生の走りを笑顔で見つめています。
午後から体育館で「6年生を送る会」が開かれました。
プログラムは次の通り。
1・2年生の出し物は,「ニャーゴ」ベースとなった劇と,ピクトグラム。
ネズミの先生が,「いいですか。これが6年生です。この顔を見たら,すぐにありがとうと言いなさい。逃がしたら最後,あっという間に卒業してしまいますよ。」の台詞から始まり,会場は大爆笑でした。その後は,6年生と組んでピクトグラムに挑戦しました。
3・4年生の出し物は,6年生と対決&算数問題,インタビュー。
縄跳びやけん玉,バスケットボールのシュートなどを対決しました。ほとんどが6年生の勝利。算数の問題では,一部苦戦する場面も…。インタビューでは,「小学校生活で一番の思い出は?」との問いに対して全員が「修学旅行」と答えました。それを聞いて,延期はしましたが実施できてよかったと思いました。
5年生の出し物は,「誰が誰でしょうゲーム」
始めに在校生がチームに分かれて,6年生の名前が書いてあるくじ引きをします。くじには6年生の名前が書いてあり,その人の特徴やよいところを3つ以上ホワイトボードに書きます。それがクイズになり,6年生が答えるというゲームです。どのグループもくじに書かれた6年生一人一人の特徴やよいところなどをすらすらと書いていました。ホワイトボードに書かれた文を読んで「この人は誰でしょう?」と尋ねます。すべて正解しました。
6年生の出し物は,ジェスチャーゲーム(生き物編)
「ありくい」「りす」「がちょう」「とど」「うなぎ」
最後に頭文字をつなげると,「ありがとう」になるという粋な演出でした。
⇧これは,何の動物でしょう?
その他,「思い出アルバム」「プレゼント渡し」がありました。
どの学年の出し物も,よく考えられた楽しい発表で,まるで今年度2回目の学習発表会のようでした。
コロナの影響で,学校によってはリモートで発表したり,学年ごとに時間を分けて発表したりする等,工夫して行っていると聞いています。市木小学校は,18人という少人数の「強み」を生かして,全校の一体感のある温かな雰囲気の中で楽しい会を作り上げることができました。
このような会を作り上げた原動力は何でしょうか? その答えは,5年生児童のあいさつの言葉の中にあります。「『誰が誰でしょうゲーム』で,6年生のいいところや特徴がたくさん書かれていました。それは6年生がみんなから好かれているからです。」 在校生の6年生への想いや感謝の気持ちが原動力となり,形となって表れたのだと思います。片付けをしている時に2年生児童が私に,「歌を歌っている時に,涙が出そうになりました」と教えてくれました。
会の開催にあたって,4・5年生が中心となり,創意工夫しながら計画的に準備を進めました。片付けも,素早く&協力的に行いました。一連の活動の様子から,4月から高学年として市木小学校のリーダーとして活躍すると確信しました。
校区にある「瑞穂ハイランド」でスキー教室を実施しました。
瑞穂ハイランドは,昨年度は営業していませんでしたが,地元の熱い願いが叶い2021年の年末から営業が再開されました。
しかし,1月末に予定していたスキー教室でしたが,臨時休業やまん延防止等重点措置のため日にちを何回も変更し,ようやく実施できました。始めの会で代表児童が,「他の学校はスキー教室が中止になったのですが,市木小学校はできてうれしいです」とあいさつしました。
今年度も講師の方に指導していただきました。また,保護者の方にも指導の補助や児童の安全をみていただきました。
スキー教室の様子をお伝えしましょう。
ゴンドラに乗ってゲレンデに向かいます。
ゴンドラに乗ること約10分。途中の眺めが大変美しいです。
到着後,技能に応じて3つの班に分かれて教室開始です。(緑のゼッケンは,中級クラス)
初級クラス(赤のゼッケン)は,スキー板の装着の仕方から教わります。
スキー教室が終わるころには,ゲレンデを滑走できるようになりました。
上級クラス(青のゼッケン)は,何回もリフトに乗って滑走しました。
市木小学校は,自然に恵まれています。夏は学校裏の八戸川で泳いだり,魚釣りをしたりしました。秋は,紅葉にきれいな神社に出かけて全校で缶蹴りをして遊びました。そして,冬は校区でスキー教室。
スキー教室の感染対策で気を付けなければならない項目の1つが食事です。学校関係者以外の人からの感染を防ぐために(もちろんスキー場のレストランは十分な感染対策を施しておられます),午前の部が終わった後,学校に戻って給食を食べ,再びスキー場へ行きました。このようなことができるのも,スキー場が近くにあること,少人数で小回りが利くことなど市木小学校ならではのメリットを生かすことができたからです。
最後になりましたが,スキー教室の実施にあたって,講師の方や保護者の方のお力添えをいただいたおかげで,事故もなく楽しく終えることができました。子ども達は,「疲れたけれど,楽しかった~」とても満足した表情でした。ありがとうございました。
来年度のスキー教室は,コロナが収まり,瑞穂ハイランドのレストランでおいしい食事をいただきたいと願っています。
今回の仲間づくりのテーマは,「もちあじ」です。
ねらいは,『お互いの「もちあじ」とそれが宝物であることついて学ぶ』です。
ここで扱う「もちあじ」は,「一人一人が生まれてから今までの自分を作っているすべてのこと」をいい,いわゆる長所ということではありません。事前に子ども達は自分の「もちあじ」をワークシートに記入しました。
活動の流れを紹介します。
①活動のねらいと活動内容を聞く
「今日は,お互いの『もちあじ』とそれが宝物であることについて学びます」
「縦割り班に分かれて,『このもちあじはだ~れだ?クイズ』をします」
ゲームのルールを説明した後,子ども達が安心してゲームができるように,「うなずきのおへそ」を話しました。(「おへそ」とは,「お~」「へ~」「そうなんだ」です)
②縦割り班に分かれてクイズをする
3つの縦割り班に分かれ,場所を移動します。担当の先生が出題します。
子ども達から,「うなずきのおへそ」が聞こえてきました。「なるほど~!」とうなずいたり,「えっ?そうなんだ!」とおどろいたり。自分で書いたのに,すっかり忘れている子どももいて大いに盛り上がりました。
③全体のまとめ
再び全員が集合しました。担当の先生から次のようなお話がありました。
「生まれてから今まで,見てきたこと,してきたこと,考えてきたこと,身に付けたことはみんなそれぞれ違うこと」
「その一つ一つが,今までの自分を作っている,大切なものであること」
「その大切なものでできている自分は,ものすごく大切な存在。その自分が『宝物』その宝物一つ一つが『もちあじ』」
「『もちあじ』は,かかわることによって,お互いの『栄養』になること」
子ども達は,自分を作っている大切なものを再認識したり,友達をつくっている大切なものを知ったりすることができました。今後,お互いの「もちあじ」を出し合って,認め合ったり受け入れたりして行ける集団になったらいいと願っています。このことは,「共生社会」を築いていくうえで重要であると考えます。
全校朝礼で,1・2年生が「生活科の町探検」と「歌」の発表をしました。
町探検で市木に住む3人の方にインタビューしたことを模造紙にまとめました。それを全校の前で発表しました。
はじめは,市木駐在所のおまわりさんです。
次は,市木郵便局の局長さんです。
最後は,児童クラブの指導員の方です。
その後,手話を使って歌を歌いました。
発表を聞いて,8人の児童が感想を発表しました。
「上手にインタビューできている」「自分は手話を3つしか知らないのに,歌を歌いながらできるなんてすごい」「わかりやすく発表できたと思う」など1・2年生の顔を見ながらしっかりと思いを伝えました。(実際の感想は,もっと長いです)「相手を意識して,自分の想いを伝える」ことができた一人一人の子ども達の成長を感じることができ嬉しく思います。
全校朝礼が終わって教室へ帰る途中,発表した児童の1人が,「ドキドキした~」とつぶやきました。私は,「大人でもドキドキするのに,みんなの前でしっかり発表できて大したものだ。何回も発表するうちに慣れてくるものだよ」と話しました。終った後もドキドキしているとのことでしたが,場数を踏むことが大切です。
本校は,全校児童が18名なので一人当たりの発表する機会は必然と多くなります。少人数という「強み」を生かし,様々な場を設定して子ども達の表現力や発信力を高めていきたいと思います。
高学年の学級(7名)で,理科のリモート授業を実施しました。
今日の授業は,振り子のきまりについての学習です。
教師は,目の前のモニターに映っている児童を前に授業をします。
リモートによる授業は講義式のイメージがありますが,グループに分かれて子ども同士で話し合うなど対話的な学習を行いました。
話し合いの途中で,児童の家に電話がかかって「ちょっと電話に出てきます!」などリモート授業ならではのハプニングもありましたが,楽しく学習が進みました。
終末では,振り子の周期は糸の長さによって違うのかを確かめる演示実験を行いました。
モニターからは,子ども達が口々に「1,2,・・・」と数える声が聞こえてきます。まるで,教室で一緒に実験をしているかのようでした。
本校は1学級の人数が多くても7名です。少ない人数を強みととらえ,一人一人が参加し,普段と同じように子ども達同士がつながる授業を展開できます。
今日の授業は,3カメラで行いました。(①授業者&黒板,②教科書,③実験道具)
カメラの画角を変えたり,3つのカメラの映像を切り替えたりする役(教頭先生)がいたからこそ指導者は安心かつスムーズに指導できたともいえます。校内の人材を活かすことはもちろんですが,指導者が一人で行うことに慣れていかなければなりません。
2月1日から学校が再開します。今後,再び休校になることも想定し,リモート授業のスキルを高めていきます。
臨時休校になって初めての月曜日。8時40分にリモートで朝の会をしました。
トラブル等で参加できない(後から参加しました)児童もいましたが,子ども達の元気で嬉しそうな顔を見ることができ安心しました。初めてということもあり,こどもたちはとても楽しそうに朝の会に参加しました。
しばらくはインターネットを通じてのコミュニケーションとなります。臨時休校中は頼もしいツールではありますが,2月からは,実際に会ってコミュニケーションをとることができることを望みます。
新型コロナウィルス感染症の急拡大を抑えるための県知事による出校停止の要請を受け,邑南町の全小・中学校(中学3年を除く)は1/22~1/31まで臨時休校となりました。
今年度から全児童にパソコンが貸与されています。そこで,臨時休校期間中に,パソコンを家庭に持ち帰り,ネット上で集まったり,授業したりできるための練習を行いました。
職員室から,教頭先生が教室にいる子ども達に話しかけます。
子ども達は,教頭先生と会話をします。成功するたびに参加している子ども達から拍手が起こりました。
臨時休校のため,授業日が6日間も削減されます。感染の状況によっては,臨時休校が延長されたり,再び臨時休校になったりすることも想定しておかなければなりません。3学期は,短いうえに学習のまとめの大事な学期です。学習が未履修となることがないようにに工夫・実施していきます。
今日から3学期が始まりました。
始業式では,3学期はまとめの学期であること。また,新年度への準備の学期でもあるので0学期という人もいること。そして,急拡大しているオミクロン株に罹らないように感染対策をしっかりしようと話しました。
市木は,朝は雪はありませんでしたが,午後には雪が降り積もりました。明日はもっと寒くなります。安全に登校してほしいと願っています。
ところで,1月9日(日)に市木地区子ども会主催で校庭にてとんど焼がありました。子ども達や地域の方がたくさん参加されました。コロナ禍ではありますが,伝統行事が続いていることをうれしく思いました。
今朝,氷を手に登校する子どもが数人いました。薄い硝子の板のような氷です。放射冷却の影響でしょう,市木はかなり冷え込みました。
業間休みに,全校でドッチビーをしました。体育館には暖かな日差しが入ってきますが室温は5度を切っていました。
子ども達は二手に分かれて,ドッチビーを楽しみました。高学年同士は容赦なくぶつけ合うのですが,下級生には相手の力量によって投げ方を加減するなど配慮が見られます。下級生は,思い切り投げるのですが高学年がやすやすととる姿に全校での遊びのよさを感じます。
今日で2学期が終わります。
終業式では,自分の成長について振り返りました。子ども達に,「自分の成長を支えたのは誰だろう?」と尋ねると,「親や先生,友達,地域の人々」とすぐに言葉が返ってきました。子ども達は,市木の人々に支えられていることをしっかりと認識しています。
多くの方に支えられ,無事2学期が終わります。ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。