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今回の記事は『ソルト』(2010年、監督:フィリップ・ノイス)。
アンジェリーナ・ジョリー主演のサスペンス・アクション。
スタイリッシュというよりは、体でぶつかったというようなパワフルなアクションが繰り広げられます。
アンジー好きなら観ておいて損はないかな。
■内容紹介 ※goo映画より
アメリカCIA本部。
優秀な分析官イブリン・ソルトは、突然現われたロシアからの亡命者・オルロフを尋問する。
特殊スパイ養成機関の元教官だという彼は、アメリカに長年潜伏してきたロシアのスパイが、訪米中のロシア大統領を暗殺すると予告する。
そして、そのスパイの名は「イブリン・ソルト」だと告げる。
一転して二重スパイ容疑をかけられたソルトは、身の潔白を訴えるが聞いてもらえず、最愛の夫の身を案じてCIA本部から逃走。
だが自宅に夫の姿はなく、何者かに連れ去られた形跡が残っていた…。
彼女は、何者なのか?
■感想
アクションが似合う女優さんと聞かれたら、真っ先に思い浮かぶのはアンジェリーナ・ジョリーかもしれない。
(最近はまたバイオの影響でミラ・ジョヴォヴィッチと答えるかもしれないけど)
とにもかくにも、激しいアクションをこなすかっこいい女性がアンジーにはよく似合う。
この『ソルト』はそんなアクション女優としてのアンジーの魅力を詰め込んだ映画といってよいでしょう。
最近のアクションシーンはスタイリッシュでスマートなものがけっこう多いのですが、『ソルト』のアクションは体を張ったタフなアクションが満載でした。
高所から車に飛び移ったり、撃たれながらも身を翻し相手をがんがん倒していく。
そんな激しいアクションをがっつりこなすアンジーはやっぱりかっこいいです。
『ソルト』では黒髪と金髪の二つのアンジーの姿を見れます。
アンジーファンは必見。
黒髪のミステリアスな印象の強いアンジーがけっこうツボでした。クールです。
また今回の役は強いだけではなく、女性らしい一面も垣間見られるので魅力は強めでした。
じゃっかん残念に思ったのが、この映画はアンジー以外の見どころがおそらくあんまりありません。
何といってもストーリーの方が物足りない。
予告編ではあんなにミステリチックなサスペンスを予感させるのに、実際観てみるとミステリチックな展開はそれほどない。
また、アンジーが演じるソルト以外に強く印象に残る登場人物がいないのも物足りなさの要因でしょうか。
多くの人は爽快感を感じたという感想を残しているけど、僕はそんなに爽快感は感じなかった。
その原因はやっぱり、ストーリー…だろうな。
なのでアンジーファン以外の方が観るとけっこう辛いかもしれない。
またアクションもオーソドックスなパワフルアクション。
多少目を背けたくなるような暴力描写もあるので注意は必要。
ただし「痛い痛い!」というような残虐描写は薄く、アクションを魅せる映画となっているのでアクション好きなら楽しめるはず。
とにかく、アンジー好きなら観て損はない映画かな。
映画データ | |
---|---|
題名 | ソルト |
製作年/製作国 | 2010年/アメリカ |
ジャンル | アクション/サスペンス |
監督 | フィリップ・ノイス |
出演者 | アンジェリーナ・ジョリー リーヴ・シュレイバー キウェテル・イジョフォー ダニエル・オルブリフスキー アンドレ・ブラウアー、他 |
メモ・特記 | 特になし |
おすすめ度 | ★★★ |
■Link
+⇒公式HP(Japanese)
+⇒ソルト - goo 映画
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アンジーのアクション・演技に文句はないですが、ストーリーが、ほんとイマイチでしたね。
ラストの終わり方は、続編が作られそうな感じですが、今作を見る限りだと作られても、見るかどうかは微妙ですね。
続編作られるのでしょうか。確かに終わり方は完結という感じではなかったけど。
映画はストーリーがいまいちだったという意見はやっぱりよく聞きますね。