前回から続きます。
「ところでさあ、また花粉の季節になるじゃない」
「ああ、私はだいじょうぶだけどね」
「いいね~私、とうとう去年から始まっちゃった!自分では認めたくないんだけど!だから、会社でクシャミしても、涙目になっても、『ちがう、私は花粉症じゃない』って、言い続けてきたの!でもさあ、寝てるとさあ。あ、きたない話でごめんね!寝てると目ヤニがドロドロたれてくるし、朝起きるとその目ヤニが固まって接着剤みたいになって、目が開かないの!ウ~!って、力入れて目を開けなきゃいけないの!たいへんなのよ、認めたくないんだけど!」
「へえ~」
「しょうがないから、認めたくないんだけど、眼科に行ったのよ!で、薬もらって飲んだら、もうすぐに症状が消えちゃった!でもあれ、飲むと眠くてしょうがないの。よくないよね~、あれ!抗生物質かなんかも、入ってるのかなあ。でも、そのうちにもっとショックなことが起きたのよ!」
「なにが?」
「花粉症のあとでね、私、この前人生で初めて『ものもらい』もらっちゃったの!私が『ものもらい』なんて、認めたくない!認めたくないの!絶対認めたくないんだけど、もらっちゃったのよ!でも、くやしいから今度こそ眼科なんか行くもんか、って目薬つけてたら、だんだん腫れてきちゃったの!」
「ところでさあ、また花粉の季節になるじゃない」
「ああ、私はだいじょうぶだけどね」
「いいね~私、とうとう去年から始まっちゃった!自分では認めたくないんだけど!だから、会社でクシャミしても、涙目になっても、『ちがう、私は花粉症じゃない』って、言い続けてきたの!でもさあ、寝てるとさあ。あ、きたない話でごめんね!寝てると目ヤニがドロドロたれてくるし、朝起きるとその目ヤニが固まって接着剤みたいになって、目が開かないの!ウ~!って、力入れて目を開けなきゃいけないの!たいへんなのよ、認めたくないんだけど!」
「へえ~」
「しょうがないから、認めたくないんだけど、眼科に行ったのよ!で、薬もらって飲んだら、もうすぐに症状が消えちゃった!でもあれ、飲むと眠くてしょうがないの。よくないよね~、あれ!抗生物質かなんかも、入ってるのかなあ。でも、そのうちにもっとショックなことが起きたのよ!」
「なにが?」
「花粉症のあとでね、私、この前人生で初めて『ものもらい』もらっちゃったの!私が『ものもらい』なんて、認めたくない!認めたくないの!絶対認めたくないんだけど、もらっちゃったのよ!でも、くやしいから今度こそ眼科なんか行くもんか、って目薬つけてたら、だんだん腫れてきちゃったの!」