ろぐろぐ音楽ブログ

a-kiという人間の手による、J-POPあたりをメインに色々好き勝手書いてる適当ブログ。

EveryLittleThing「Door」、玉置成実「Don't stay」レビュー。

2008年06月02日 14時25分59秒 | 感想・レビュー(アルバム)

アルバムレビュー、2発いきまーす。前回に引き続き、アルバムの中でも特に気に入ってる楽曲は青文字です。

Every Little Thing「Door」(★8点)   試聴はコチラ(mu-moディスコグラフィー)
1. GATE #8(Instrumental)   2. まさかのTelepathy   3. キラメキアワー(Door version)   4. パリの娘   5. サクラビト   6. WONDER LAND   7. 冬がはじまるよ feat.槇原敬之   8. B.L.V.D.(Instrumental)   9. NEROLI   10. カラカラ   11. 恋をしている   12. gladiolus   13. オフェリア_act2 

モッチーの喉が確実に回復してきていることを実感できるアルバム。特に「まさかのTelepathy」あたりでは以前の透明感が戻ってきてるなぁ。ボーカル取り直しをした「キラメキアワー(Door version)」では、高音だけでなく低音まできれいな発声になってるし。前作「Crispy Park」での「スカーレット」なんかはかなりボーカルが危ないことになっていましたが、今作ではボーカル面での不安がだいぶ無くなってます。さらに、曲の方も今までのELTのアルバムより いい意味でコンパクトにまとまっていることもあって、アルバム全体として非常に聞きやすい仕上がりに。「冬がはじまるよ」も思ってたより浮いてなかったし。レゲエ調の「カラカラ」なんかは異色作だけれど違和感は無くって、むしろアルバム曲では一番気に入ってたりします。「まさかの~」はしょこたんのアルバムで大活躍しているアツロックこと加藤大祐さんの作曲で、今のELTらしいポップ感のある楽曲。先行シングルだった「サクラビト」は春のスタンダートとなる素質を持った名曲。

全体的にバランスのいいアルバムに仕上がっているんですが、ただ逆に言えば、今までのELTのアルバムに比べるとボリューム不足、という気がしないでもなかったり。いや、いままでがボリューム過多だったってのもあるんですけどね。


玉置成実「Don't stay」(★8点)   試聴はコチラ(公式サイトRELEASEページ)
1. Don't stay-Inst.-   2. visualize   3. Together   4. Brightdown   5. hitchHIKER produced by Marty Friedman   6. Speedway   7. Station   8. Promise   9. re-birth   10. ごきけんだぜっ!~Nothing But Something~ feat.KEN(DA PUMP)   11. EDEN   12. CROSS SEASON-After Graduation Mix-   13. 423   14. MY WAY Reproduction -Original Mix-

前作「Speciality」で玉置'sダンス楽曲を極めに極めた玉置成実。浅倉大介プロデュースの「CROSS SEASON」はあったものの、先行シングル「Brightdown」はロックだったし、初のバラードシングルを出したりもしてたので、もっと過渡期っぽいアルバムになるのかなーと思っていたら意外にも王道な玉置ダンス楽曲が大半を占めていました。つーか、「Speciality」のアウトテイク?って言っても過言じゃない曲も結構あるんですけど・・・・いったい玉置成実第4章はどこへ行ったんでしょw
王道じゃないのは、「ごきげんだぜっ!」と「hitchHIKER」、あとは強いて言えば「Brightdown」「CROSS SEASON-After Graduation Mix-」「423」くらいか。「ごきげんだぜっ!」はDA PUMPのカバーですが「眼差しはぁかなりぃぃぃいいいー」の部分で玉置成実のボーカルスキルが地味に上がってることを確認。でもアレンジが無難っちゃぁ無難だなぁ。「GET WILD」の時みたいな原曲との違いは無し。「hitchHIKER」はマーティのロック魂炸裂。ただ玉置成実のボーカルに合っているかどうかと言うと正直微妙かも。「CROSS SEASON」はアルバムバージョンになってDAやりたい放題のハイパートランスミックスなりました。今までありそうで無かった楽曲に変身。
で、残りは今までと同じく王道な楽曲を占める、と。思いっきりtearbridge productionな「Station」とかシャイニー節炸裂な「Speedway」とか、「Together」も良い出来だし、このテの玉置王道楽曲は好きだからこれはこれでいいんだけど、いいんだけどさぁ・・・・。

クオリティ的にはオッケーだし好みのタイプの楽曲が多いから点数は高めですけど、ロック色を強めた先行シングル「Brightdown」が良かっただけに、もう少し冒険して欲しかったかなぁ、というのが本音です。次作どうなるのか、注目。

にしても、春高バレーのタイアップが急遽決まって「MY WAY」がシングルになった、ってのは本当だったんですね。「Reproduction」で「Original Mix」ってw



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2 コメント

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Unknown (matsumi)
2008-06-02 18:21:13
>MY WAY

原曲(Don't Stayに収録されてるの)が完成~

Rec

春高バレーのテーマsongにはアレンジがシリアスすぎなぃ???もっと応援歌らしくキャッチーなほうが・・・

m-takeshi「アレンジしてみるお」

後者のほうを採用、シングル化

原曲もCD化したい

Don't Stayに収録

でいいのかな???

>今後の路線
インタビューでは「20歳はロックの年にしたい」とか言ってたので、今回のアルバムの「Brightdown」「hitchHIKER」「Speedway」みたいな路線の曲が増えるのかなぁ、と思います。
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真相はスタッフのみぞ知る (a-ki)
2008-06-04 23:31:53
個人的には、このアレンジ(Original mix)からすると歌詞がポジティブすぎる気がするんですよね~。だから、元々あった曲だけど、春高バレーのために詞もアレンジも作り直したのかなぁ、とか勝手に思ってますが、でも急遽決まったというニュース記事を見た記憶があるから作り直しの時間なんて無かったかな、とかいろいろ思ったりして結局真相はよくわかりません(爆

「20歳はロックの年にしたい」かぁ。やっぱり本人はもっとロックやりたいんですね。スタッフに抑えつけられてるのかw
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