飄評踉踉

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真佛は無形なれども雲の脚 by実相寺昭雄

2007-02-02 16:50:22 | 映画
 中学入試真っ盛りの昨日、『ユメ十夜』を見てきました(そういえば、11年前の昨日も木曜だった・・・)。
 私の当初の目当ては監督:実相寺昭雄の「第一夜」だったのですが、見終わった今では「第三夜」「第四夜」「第六夜」あたりが印象に残っています。そもそも本作は夢の話なのでしっかりしたストーリー性を求めるのはお門違いなのですが、上記の3つは一応の起承転結がしっかりしていた点に好感が持てました。特に「第四夜」はよかったです。
 ちなみに、「第一夜」はやはり「?」な作品でした。原作を読んだ限りではもっとSFっぽく作れそうな気もしたのですが、そうなっていないように見えたのは実相寺監督が久世脚本に配慮したからかもしれませんね。


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