兵庫県難聴者福祉協会のブログ

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地震から一日経って・・

2013年04月14日 | 協会員の日常生活

昨日早朝の地震はかなり揺れました。
みなさんはどうでしたか?
震源地の淡路のみなさんの安否が心配です。

揺れで慌てて起きて、iPhoneのYahoo防災情報アプリで確認し、ベッド横の防災グッツが入ったカバンを玄関までもっていき、窓から外の被害を確認し、テレビを見ながら着替えをしていましたが、津波の心配がなく、周囲に火災が発生しておらず、ライフラインは保たれていることが分かり、落ち着きました。
テレビはテロップのみで、音声情報流れているのかどうかさえ分かりませんでした。
実際、NHKでも字幕放送が流れたのは本震の約1時間後だったそうです。
その字幕の中には、淡路の被害状況や電車の運行、原発の動きなど、非常に大事なことが表示されていました。
(Yahooニュースでは動画と字幕は別々で見る事ができるようです)


乗りたい電車が運行していることが分かったので、スケジュールをこなそうと家を出ると・・・
エレベータが停止していました・・・
灯台もと暗しとはこのことですね。。
住んでいるマンションはバリアフリー住宅で段差がありません。
が、エレベータが止まると、お年の人も困ります。
災害時には助け合わないといけませんね。
同じマンションに住居している1階のたばこ屋さんにエレベータについて聞くと、ジェスチャーを交え、ゆっくりはっきり話してくれます。
マンションの総会に要約筆記をつけて参加したことが何度かあるので、接し方を分かってくれています。

最寄駅に向かうと・・・遅延してました。。
遅延しているという情報は改札を入ったところの電光掲示板が動いていないことで分かりました。
最寄駅の改札は普段は無人ですが、駅員が配置されていたことにびっくりしました。
東日本大震災、福知山線脱線事故などを教訓に安全輸送、災害時の訓練を電鉄会社は重ねてきました。
その成果の表れと思います。

乗車できましたが、1駅で逆ホームに着きました。。
あれ・・・と思って、駅員さんに聞いて判明。
音声放送はあったようですが、自分の行き先に関わる情報なのかどうかも判別できないし、周囲も戸惑っているので聴くことさえ頭に浮かばず。。
なにかしら情報が目に見える形で表示されないのかと思いました。

他の難聴者からは「遅延しているという張り紙もなく、どういう状況か分からなかった」と聴きました。

電鉄会社も人件費削減のため無人駅が増えていますが、今回の地震で考えなおして貰えたら・・と思います。


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