兵庫県難聴者福祉協会のブログ

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FMシステムを使った補聴機器について

2013年05月26日 | 協会員の日常生活

FMシステムを使った補聴機器を2種、会社の会議で試してみましたので、その感想を寄稿します。


会社の会議は筆談で内容を伝えてくれるのですが、やはり細かなこと(報告時の言葉使いとか)も知りたくて、もっと補聴器で聴き取れたら・・・と思い、補聴器店で相談して、レンタルしました。

一つ目は、ベルマンのデジタル式集音器「ベルマン ミノ」


本体にあるマイクで集音し、Mリンクで磁気誘導し、Tにした補聴器に音が送られます。

二つ目は、フォナックのFM送信機「ズームリンクプラス」とFM受信機「MLxi」

(受信機に付けたところです)
本体で集音し、FMシステムを使い、補聴器につけた受信機で受信します。(今回、受信機を1つしか借りれませんでしたが・・・)


この二つを会議で試してみたのですが、音は補聴器単体だけよりは聞こえますが、言葉として認識ができませんでした・・・。
普段、磁気誘導ループの効果も低いので想定内でしたが、「やっぱり・・」と落ち込みました。。

ただ、会議のメンバーは、快くマイクに向かって話してくれましたし、これを借りた事で、こちらの気持ち(全部知りたい、聴きたい)も、聞こえの状況も、より理解してくれたと思います。

カタログには「自治体により聴覚障害者用日常生活用具(会議用拡張器)として給付対象品」と書かれています。
「自治体により」というのは、住んでいる地域で支援の質や量がかわるということですが、これが「全ての自治体で」等しく受けれるようになるといいな。。。と願っています。

みなさんも、FMシステムを使った補聴機器、試してみませんか?(^^)


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