兵庫県難聴者福祉協会のブログ

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近畿ブロック青年部交流会の下見

2012年06月23日 | 協会員の日常生活

今日は、10月に行われる近畿ブロック青年部の
交流会「清盛ツアー(仮称)」の下見に行ってきました。
※内容の発表については、しばらくお待ちください。

青年部の行事はどのように出来上がっていくか
いつもいつも同じではないですが、

どうぞ、お読みください↓

三宮で待合わせ
今日は、神戸2名兵庫1名大阪府1名大阪市1名、
京都府1名京都市1名と、要約筆記者2名が参加です。

歴史館で歴史ツアーガイドを予約

中央市場でご飯
天然あじ丼とあさり汁が美味しかったです!

歴史館を見学
以前は映像に字幕も資料も無かったのですが、
資料が備え付けられていました。
話している内容を文字にされています。
が、一部のみ。
大勢の場合はどうなるのか・・。
と思っていたら、早く座った方(聴者)が読み始めて。。
「共用できる」ということは大事なことですが、
私たちはそれを読まないと内容が分からないのです。

歴史館には広場があり、清盛隊が話していたり、
演舞をします(時間が決まっています)
明らかに清盛隊目的の女性が多くきていて、
びっくりしました!

ガイドさん2名と「歴史ガイドツアー」開始!
この時間の申込は私たちだけでした。
要約筆記者2名が同行して、
野外用の携帯ビックホワイトボードをもち、
ガイドさんの説明を書いて伝えてくれました。
要約筆記者は前もって清盛について本を読んだり、
歴史館の映像の説明を聞いて確認していたりと、
準備にも余念がなかったのですが、
ひざを地面に付けて、私たちが見やすいように書いてくれたり、
情報保障について熱心に取り組んでくれました。
ただ、現代では聞かれない言葉も出てきます。
そういう時は、ガイドさんも書いてくれたり、
その場所に掲示している説明文を
「今、ここを読んでます」と棒で示しながら話してくれました。
10月も同じ人ならいいなぁと思えるガイドさんでした!
ちなみに、要約筆記をしているところを、
一般の方が興味深く見ておられました♪


ガイドさん2名に御礼を言って、ドラマ館へ
受付時に映像の内容が分かるような資料がないですか?と尋ねると、
「平清盛の夢~幻の福原京~」の
「聴覚障害者のためのガイド」の貸出しがありました。
これは、映像についているナレーションを文字起ししたもので、
1人1部貸しだされました。
(大勢で行く時は前もって連絡があれば部数用意されるようです)
ですが、上記の映像が流れるシアターゾーンではほかに2種類流れます。
この貸出は無かったのでしょうか・・・。
館内では、NHKドラマの部分上映もありますが、字幕も資料もありません。
次回、このような施設を造る時には、
始めから全てに字幕を付けて欲しいと思いました。

下見終了し、本番の流れ確認をして、解散しました♪
何かと大変でしたが、みんなでワイワイ言いながら
行動するのは楽しかったです♪

このように行動をすることで、ガイドさんにも理解していただいたり、
要約筆記を目にした一般の方にも
「へぇ」と目を留めてもらえたりします。
今回の下見は社会への啓発活動が目的ではありませんが、
少しは理解の促進ができたのではないでしょうか・・・。

※青年部では、交流だけでなく勉強会も企画されています。


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