先週の土曜日、大崎市にある某高校の名物行事である『50km強歩』が晴天の中、行われた。
この強歩の出発地点は山形県との県境である堺田駅。 そこから生徒と先生が夜まで掛かって学校まで歩き通すというもの。
生徒達は、3年生と2年生でペアを作り、走りながら完歩する者や、足の豆が潰れ、血だらけになり泣きながら到着する生徒もいた。
最初は元気一杯だった生徒達も、黙りこみ歯を食いしばって完歩する姿は本当に感動を与えてくれた。
これから受験に向けて最後まで諦めないという根性が養われる事も大事だが、チームとして仲間を見捨てず、学年を越えて励まし合って一緒にゴールを目指すというところに意味があるのではないかと思う。
うちの娘も3年間、無事歩き通したのだが、きっと目に見えない大切な何かを、この行事を通して悟ってくれたのではないかと思っている。