ふわふわお散歩便り

徒然なるままに 大好きなお散歩日記 (^ニ^)(^コ^)

梶井基次郎の檸檬のフルーツパーラー

2007年07月17日 | お外でお茶
 山鉾巡行参観の後に
梶井基次郎さんの小説 『檸檬(れもん)』
に出てくる寺町通りの果物屋さんへ 

 2階にフルーツパーラーが併設されています 

 写真は 右がフルーツ盛り合わせ (私)
      左がフルーツパッフェ  (妹)
      上がマンゴーパッフェ  (友達)

 とっても美味しいフルーツがいっぱい。

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 短編小説『檸檬』

 何かに追い立てられるように街から街へさまよう主人公の「私」。
ある果物屋でレモンを買い、そのあとで丸善書店に立ち寄ります。
様々な色彩の画本を積み上げてその頂に袂から出したレモンをそっと置き
何食わぬ顔で店から出る「私」。

 「その果物屋は私の知っていた範囲で最も好きな店であった。
其処は決して立派な店ではなかったのだが、
果物屋固有の美しさが最も露骨に感ぜられた。」
と「私」が絶賛する「八百卯」。

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 1925(大正14)年に雑誌で発表。
主人公が「爆弾」として「丸善」に仕掛けたレモンを買ったのが
寺町二条の角にある果物屋の「八百卯」さん。

 「丸善」は、2005(平成17)年10月に閉店してましたが
「八百卯」は現在もあり嬉しかったです。

 「梶井基次郎 檸檬コーナー」に
レモンと梶井の関連記事が飾ってありました。

  八百卯
 京都市中京区寺町二条角
 地下鉄東西線「市役所前」駅よりすぐ