この卓上スタンド、まぁまぁ古いものです。
脚元もしっかり頑丈に出来ていて、ちょっとの揺れや小突きにも
倒れることはありません。
スイッチも引っ張るタイプのもので、めずらしい。
色は、銀色ですが、少し黄みがかっていて、ピカピカに光っていない所が
なんともレトロでステキです。
こういう卓上スタンドは、見た目古そうに見えても新物(あらもの)が多く。
貴重ですねぇ。
そしてその隣に、体育座りしている腹話術人形のチャーリー君。
目は違うほうを向いているんですが、隙(すき)を見て、ランプの
スイッチのひもを引っ張ってやろう…と思っているような様子。
かわいらしいです。
朝、お店に来て、スタンドに灯が灯(とも)っていたら、チャーリー君の
仕業です。
アハハ…!
三浦、横須賀と今日は朝から荒れ模様のお天気。
むしむしじめじめ…まるで梅雨のはしり…のような。
でも『ロジカフェ』はホットにそして涼やかに…?営業しております。
おとといは母の日。
自分も「母」でありますが、母の日、営業だったので昨日の定休に
東京にいる『母』のところへ行き、一緒に夕飯を食べました。
元気そうだったので一安心。
でもきっと、元気じゃなくても元気にしちゃうだろう年代なので。
心配しつつ、とーたんはお酒をぐいぐい呑んじゃって…
今朝は頭痛がしたり…。
二日酔いらしいです。
この本棚、小さく可愛いです。
机の上に置いたりしてもいいですね。
壁にかけて、飾り棚として使ってもステキです。
やっぱり、グリーンは欠かせないよねぇ。
鉢でもビンでもいいからグリーンを置くと空間が華やぎ
ぐっと引き締まります。
どうでしょ?
昔のガラスは、本当にひと目見てわかりますねぇ。
薄い…色がきれい…なみなみとしている…
この、「なみなみ」という表現。
お伝えするの、難しいんですが…
新しいガラスと比べてみるとわかるんですが、表面がいい意味で
でこぼこ波を打ってる…というか。
見ているだけで、気持ちが和むんですね。
不思議です。
薄いのも特徴。
色合いも微妙に現代のものとは違うのです。
水屋箪笥や茶ダンス、昔菓子屋さんで見かけたガラス瓶。
あの素通しの何ともいえない雰囲気。
ステキです。
そしてこちらのガラスのコップ。
こちらもだいぶ古いものです。
ピンク色のコップの底には
「昭和29年京浜急行慰安会」と刻まれています。
渋いですねぇ。
こんなコップで、麦茶でもいいし、ビールでもいいし。
飲みましょ!
本当は、今のような大きな道に面したお店でなく
それこそ「路地裏」の細い行き止まりのような道に面した所で
この『ロジカフェ』を開店しようと、色々場所を探しましたぁ。
英字やカタカナで「Roji-Cafe」・「ロジカフェ」と表記していますが
気持ちは『路地珈琲』
落款(らっかん)風に判子も作成しました。
でも、置いてある雑貨は「和」「洋」問わず、実に色々なものを置いています。
イギリスアンティークの家具もあれば、水屋箪笥のような古い和物も。
陶器モノも、ノリタケの洋皿や大正終り昭和初期のミジンコ皿も。
そして、コーヒーもこのようなスタイルでお出ししています。
名も無い器ではありますが、お気に入りのカップ。
銀のスプーンは、おめでたい『鶴亀』の「鶴」
ソーサー代わりに敷いている布地は、これなんと着物の帯。
実にもったいない…の一言ですが、こだわって、切って、チクチクと縫い合わせ。
和そのものですが、これを洋のテーブルにお出しして。
後ろではジャジーな音楽。JAZZだよ。
どうでしょ?
今朝、散歩でいつも行く三崎の『諸磯湾』周辺。
マリーナがあり、釣りの仕立て舟も出航する、知る人ぞ知る秘境の入り江。
分譲地も造成が終わり、何軒か大きな別荘風の建物が建築中です。
昔からの住人に加え、別荘として週末や連休は賑わいます。
…と今日、その静かな静かな入り江に、ミニパトカーが赤色灯をグルングルン回して…
近くへ行ってみると、な、なんと車が一台、頭から海に突っ込んで半分水の中に…
諸磯湾は沖に出るまで案外浅瀬です。
潮が引くと海底の岩々が顔を出します。
その浅瀬の砂地に多分突き刺さっている模様。
後ろのハッチバックが開いたまま。
人影はありません。多分運転手さんは無事に救出されたのでしょう。
なんせ、静かな所なので周りを野次馬が囲む…ということはありません。
私たちのような散歩途中の人がちらほらといるだけ。
朝から本当、びっくりしました。
皆さん、車の運転など本当に気をつけてくださいね。
不鮮明な映像ですがこれが今朝の、海に突っ込んだ車です…
良い季節となりまして。
暖かくなってくると、ガラス物が良い雰囲気をかもし出してくれます。
『ロジカフェ』の店内、ガラス物、より多く並べてみました。
棚の中央やや下に金魚鉢と一緒に並べてある青いふちの花瓶。
ぽってりとしたフォルムは、なんか安心感を抱(いだ)かせ、大好きな花瓶です。
棚の一番上に並べたシュガーポットの数々。
ガラスは昭和初期のもの。蓋はベイク製。
大きな容量のこのポットはお砂糖だけではなく、キャンディやクッキーなどを
入れてもいいねぇ。
青いふちの花瓶。今日自宅に持って帰ってアイビーを放って、飾ります!
お散歩途中に摘んだアイビーの大きな葉っぱ。
自宅の近くの散歩コースには、アイビーが自生してるんですよぉ。
本当に良い季節となりました。
この、色々な絵付け、色合いの「古布」
いつも来てくださるお客様。
とてもたくさんの才能をお持ちのこの『女史』
その方の縫物の先生が持ってきてくださったものです。
「つるし雛」を作るときなど、この古布はかかせません。
100%正絹です。
手触り、なんともいえません。
色合いも素敵です。
中には、ちょうちょの絵に金糸の刺繍が施されていたりする布も。
いま、古布でのパッチワークデザインの袋物や小物入れなど人気ですね。
その縫物の先生は、着物生地で、リメイクを中心にお教室や展示販売なども
されているとのこと。
たくさんの端切れをどうしたら良いか、悩んでいたそうです。
鎌倉などで購入するとこの2倍近くはするお値段。
この「岩戸」には、たくさんの趣味をお持ちの方が多く、この古布は
多分くちこみですぐ多勢の方が訪れるかもしれませんね。
せいぜい、雑巾を縫うくらいしか私には出来ません。
いつも羨望のまなざしで、「先生」や「女史」を見ています…