今年見事に復活を遂げたアメリカンR&Rバンド、BUCKCHERRYの3rdアルバム。
名前は知っていたものの、アルバムを通して聴くのは今回が初めて。1stアルバムが出た頃に製作されたPV(なんという曲だったかは忘れたが)を何度か見かけ、なかなか印象的だった記憶があるが、音自体の記憶はあまり残っていなかった。
そんな中で聴いた本作であるが・・・よくできた正統派R&Rアルバムではあると思う。
おそらくバンドの本質を表していると思われる、ノリがよくキャッチ―な#2”Next 2 You”や#8”Onset”、そしてイントロのムーディな雰囲気が印象的なメロディアスR&R#4”Everything”、優しげな雰囲気を演出するバラード#6”Sorry”、ファンキ―なリズムを取り入れた#7”Crazy Bitch”・・・型にはまったR&Rバンドではなく、曲のバラエティに富んでおり、さらに多くの曲に覚えやすいメロディが散りばめられている。
聴いていて上質であることは判るが・・・なぜか自分の心にはそれほど響いてこないのである。なぜだろうか?
正統派R&Rバンドで今まで自分が気に入ったバンド、例えばAEROSMITH、GUNS'N ROSES、HANOI ROCKS、KIXなどは、ボーカリストが(歌唱力、キャラクター作りの面で)ずば抜けた力量を持っていたり、このバンドでしか聴けない!というオリジナリティを楽曲作りの面において持っていたりと、いずれも強力な個性をもったバンドばかりであった。
BUCKCHERRYには、そういったバンドと比肩しうるだけの個性がないのである。80年代後期のHM/HR黄金期に登場した個性的なR&Rバンドを数多く体験した耳にはどうも物足りなさが残ってしまう。
そんなわけでバンドの外見とは違って、悪い意味で「優等生的な」音に聴こえてしまう・・・ライブでみるとまた違う印象を受けるのかもしれないが・・・。
名前は知っていたものの、アルバムを通して聴くのは今回が初めて。1stアルバムが出た頃に製作されたPV(なんという曲だったかは忘れたが)を何度か見かけ、なかなか印象的だった記憶があるが、音自体の記憶はあまり残っていなかった。
そんな中で聴いた本作であるが・・・よくできた正統派R&Rアルバムではあると思う。
おそらくバンドの本質を表していると思われる、ノリがよくキャッチ―な#2”Next 2 You”や#8”Onset”、そしてイントロのムーディな雰囲気が印象的なメロディアスR&R#4”Everything”、優しげな雰囲気を演出するバラード#6”Sorry”、ファンキ―なリズムを取り入れた#7”Crazy Bitch”・・・型にはまったR&Rバンドではなく、曲のバラエティに富んでおり、さらに多くの曲に覚えやすいメロディが散りばめられている。
聴いていて上質であることは判るが・・・なぜか自分の心にはそれほど響いてこないのである。なぜだろうか?
正統派R&Rバンドで今まで自分が気に入ったバンド、例えばAEROSMITH、GUNS'N ROSES、HANOI ROCKS、KIXなどは、ボーカリストが(歌唱力、キャラクター作りの面で)ずば抜けた力量を持っていたり、このバンドでしか聴けない!というオリジナリティを楽曲作りの面において持っていたりと、いずれも強力な個性をもったバンドばかりであった。
BUCKCHERRYには、そういったバンドと比肩しうるだけの個性がないのである。80年代後期のHM/HR黄金期に登場した個性的なR&Rバンドを数多く体験した耳にはどうも物足りなさが残ってしまう。
そんなわけでバンドの外見とは違って、悪い意味で「優等生的な」音に聴こえてしまう・・・ライブでみるとまた違う印象を受けるのかもしれないが・・・。
THE HELLACOPTERSをはじめ、最近の北欧R&Rはあまり聴いたことがないんですが、良いという評判はよく聴きます。ちなみに今度リリースされるHARDCORE SUPERSTAR(S?)の曲をラジオで聴きましたが、勢いがあってなかなか良かったです。