大御所デイヴィッド・カヴァデ―ル(vo)率いるWHITESNAKEのライブアルバム。
まず曲目を紹介したい。
Disk 1
1. Bad Boys
2. Slide It In
3. Slow & Easy
4. Love Ain't No Stranger
5. Judgement Day
6. Is This Love
7. Blues For Mylene '06
8. Snake Dance '06
9. Crying In The Rain
10. Ain't No Love In The Heart Of The City
11. Fool For Your Loving
12. Here I Go Again
13. Still Of The Night
Disk 2
1. Burn/Stormbringer
2. Give Me All Your Love Tonight
3. Walking In The Shadow Of The Blues
4. Deeper The Love
5. Ready & Willing
6. Don't Break My Heart Again
7. Take Me With You
8. Ready To Rock
9. If You Want Me
10. All I Want Is You
11. Dog
12. Crying In The Rain(Bonus Track)
Disk 1の#7” Blues For Mylene '06”~#8” Snake Dance '06”はギターソロから続くインスト。Disk 2の#8”Ready To Rock”、#9”If You Want Me”、#10” All I Want Is You”、#11”Dog”は新曲。#12”Crying In The Rain”は、中間部に長いドラムソロを挟むヴァージョン。
上記の曲を除くと、「Slide It In」「Whitesnake」「Slip Of The Tongue」の3枚のアルバム、つまり80年代中期から後期にアメリカを制覇したときの曲が中心となっている。個人的には、この時期をリアルタイムで経験し、思い入れもあるだけに大歓迎。まあ集金という面を考えれば、こういったセットリストでなければ客は呼べないと思うが・・・
デイヴィッド・カヴァデ―ルはさすがに全盛期と比べると衰えを隠せない部分も感じられるが(Disk 1#1”Bad Boys”あたりはちょっと・・・まあこの曲に関しては昔からそうきっちり歌えていなかったが)、このグレイテストヒッツ的な構成はやはり強力。そして何といってもバックの演奏が、デイヴィッドの衰えを補って余りある活躍をしている。レブ・ビーチ(g)、ダグ・アルドリッチ(g)は原曲にある程度忠実ながら、オリジナルの要素も随所で披露し、達者ぶりをアピールしている。またトミー・アルドリッジ(ds)もスタジオ録音ものより圧倒的にパワフルなサウンドを聴かせてくれる。
さて今後出すのか出さないのかわからないニューアルバムの音を予想する上で気になる新曲4曲だが・・・
#8”Ready To Strike”、#11”Dog”は勢いだけのフツーのHR、#9”If You Want Me”もよくありがちなへヴィロック、#10”All I Want Is You”だけがバラードでそこそこ聴けるが、彼らの生み出した今までの名バラードからすると程遠い出来・・・
初期の渋さがあるわけでもない、かといって黄金期のゴージャスさがあるわけでもなし・・・練りこみ不足と思われる楽曲が目立つ。たまたまちょっとできた試作品(?)を収録したのかもしれないが、それにしても・・・作曲に関してはあまりよい評判を聞かないダグが今回も絡んでいるだけに、もしこのままニューアルバムが出るとすると不安である。
まず曲目を紹介したい。
Disk 1
1. Bad Boys
2. Slide It In
3. Slow & Easy
4. Love Ain't No Stranger
5. Judgement Day
6. Is This Love
7. Blues For Mylene '06
8. Snake Dance '06
9. Crying In The Rain
10. Ain't No Love In The Heart Of The City
11. Fool For Your Loving
12. Here I Go Again
13. Still Of The Night
Disk 2
1. Burn/Stormbringer
2. Give Me All Your Love Tonight
3. Walking In The Shadow Of The Blues
4. Deeper The Love
5. Ready & Willing
6. Don't Break My Heart Again
7. Take Me With You
8. Ready To Rock
9. If You Want Me
10. All I Want Is You
11. Dog
12. Crying In The Rain(Bonus Track)
Disk 1の#7” Blues For Mylene '06”~#8” Snake Dance '06”はギターソロから続くインスト。Disk 2の#8”Ready To Rock”、#9”If You Want Me”、#10” All I Want Is You”、#11”Dog”は新曲。#12”Crying In The Rain”は、中間部に長いドラムソロを挟むヴァージョン。
上記の曲を除くと、「Slide It In」「Whitesnake」「Slip Of The Tongue」の3枚のアルバム、つまり80年代中期から後期にアメリカを制覇したときの曲が中心となっている。個人的には、この時期をリアルタイムで経験し、思い入れもあるだけに大歓迎。まあ集金という面を考えれば、こういったセットリストでなければ客は呼べないと思うが・・・
デイヴィッド・カヴァデ―ルはさすがに全盛期と比べると衰えを隠せない部分も感じられるが(Disk 1#1”Bad Boys”あたりはちょっと・・・まあこの曲に関しては昔からそうきっちり歌えていなかったが)、このグレイテストヒッツ的な構成はやはり強力。そして何といってもバックの演奏が、デイヴィッドの衰えを補って余りある活躍をしている。レブ・ビーチ(g)、ダグ・アルドリッチ(g)は原曲にある程度忠実ながら、オリジナルの要素も随所で披露し、達者ぶりをアピールしている。またトミー・アルドリッジ(ds)もスタジオ録音ものより圧倒的にパワフルなサウンドを聴かせてくれる。
さて今後出すのか出さないのかわからないニューアルバムの音を予想する上で気になる新曲4曲だが・・・
#8”Ready To Strike”、#11”Dog”は勢いだけのフツーのHR、#9”If You Want Me”もよくありがちなへヴィロック、#10”All I Want Is You”だけがバラードでそこそこ聴けるが、彼らの生み出した今までの名バラードからすると程遠い出来・・・
初期の渋さがあるわけでもない、かといって黄金期のゴージャスさがあるわけでもなし・・・練りこみ不足と思われる楽曲が目立つ。たまたまちょっとできた試作品(?)を収録したのかもしれないが、それにしても・・・作曲に関してはあまりよい評判を聞かないダグが今回も絡んでいるだけに、もしこのままニューアルバムが出るとすると不安である。