SORA日記

~GME犬(肉芽腫性髄膜脳脊髄炎)ルークの闘病日記+脳炎の勉強記録~

ペットの熱中症について

2012-08-25 | お勉強
今日は、gooのニュースページに「ペットも熱中症注意!…冷房止めた室内でダウン」という記事がありました。
あのZIPに出ていたワンコも熱中症だった。。。
知ってるようで、熟知していない熱中症の事を勉強してみました。

※お勉強のカテゴリーを増やしました。
今後、薬や病気の事を調べて記事にした場合このカテゴリーに単独で入れていこうと思います。
過去の記事も「お勉強」になってるものはコチラに移しました。

お題「熱中症」@医学書(人間用)参照しています

・高温の環境課でおこる障害、主に4つに分類される。熱中症は以下4つの病気の総称

①熱失神:発汗による脱水と末端血管の拡張によって、体全体の血液の循環量減少したためにおこる。
突然の意識の消失、発汗、徐脈。体温は正常であることが多い。

②熱痙攣:多量に発汗して水分だけを補給したためにおこる低ナトリウム性脱水
吐き気、嘔吐、めまい、口渇、腹痛、痛みを伴う痙攣。体温は正常であることが多い。

③熱疲労:水分や塩分の欠乏によっておこる循環不全。
脱力感、めまい、吐き気、嘔吐、頻脈、血圧低下。直腸温は39℃になるが皮膚は冷たい。

これらの症状をワンコに当てはめると・・・
ハァハァと息苦しそうに呼吸する、よだれを大量に出す、嘔吐、下痢、一時的にふらつく。
目や口腔粘膜の充血(赤レンガ色、やや暗めの赤色)



④熱射病:視床下部(脳)の温熱中枢まで障害され、体温調節機能が破綻した状態。高温による細胞障害の為、多臓器不全になる。
発汗なし、熱く乾燥した皮膚、紅潮(顔が赤い)、吐き気、嘔吐、意識障害、痙攣。体温は40℃以上

これらの症状をワンコに当てはめると・・・
失神、筋肉のふるえ、呼びかけにあまり反応しない。意識喪失、全身性のけいれん発作。
吐血や下血(血便)、血尿、チアノーゼ。

高齢者や子供、肥満気味の人が熱中症になりやすい事から、これもワンコに当てはまると思います。
また、ワンコの場合短頭種(マズルが短いワンコ)は呼吸機能が構造上弱いので熱中症になりやすいと言われている為、呼吸器疾患のあるワンコも気をつけた方がいいのかなと思います。

ワンコの場合熱中症のステージがどれに当てはまるか分からないので、応急処置については今度聞いてきますw

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