瀝瀝(れきれき)散歩道

瀝瀝というのは「水が音をたてる様子/風が音をたてて吹く様子」つまり、「ありのままの風景」ということでしょうか。

体当たり「日本語教師養成」実践実習コース 募集中

2019-12-13 10:25:15 | 特別職国家公務員


日本語教師という職業に再びスポットが当たっています。

日本は2000年代から留学生の招致に力を入れてきました。
「留学生10万人計画」でまずは10万人の留学生を受け入れようと頑張っていたのです。
次のステップは先進国並みに留学生を増やそうという流れです。
「留学生30万人計画」
これをなんとつい1、2年前に20年かかって達成させました。
でも様々なシステムが変わり、この中にはかつては入っていなかった「日本語学校の学生」も含まれています。
つまり現代の留学生は
日本語学校、専門学校、大学、大学院で在留資格「学生ビザ」を持っている人たちのことです。



日本語教育の世界では今年、かなり大きな変革がありました。
日本にいる在日外国人、例えば会社や工場に在籍する外国人労働者、またその家族に日本語の教育の機会を与えることが法制化され、
各自治体が責任を持って日本語教育を実践することになりました。

今年4月に在留資格(ビザ)「特定技能」新設により、政府は特に人材不足が激しい、建築、造船、農業、飲食、宿泊等の分野に
5年で34万人の外国人労働者を受け入れることにしました。

20年かかってやっと30万人にした留学生ですが、労働者の場合は5年で34万人の受け入れです。

つまり、今後はこれまでも全然足りていなかった日本語教師がもっと必要になり、その働く場所も学校だけではなく、会社や工場、
小学校や中学校と多様化してくるということです。

それに伴い日本語教師の需要も一気に増えてくるでしょう。

このような社会の流れを受けて、今回
『体当たり「日本語教師養成」実践実習コース』を募集することにしました。
今回のコースの特徴は土日祭日を使い1年間かかかって2冊の日本語のテキスト(初級。初中級)が教えられるようになる、
ということです。
1、2回出られなくても大丈夫(その場合しっかり自習してください)
途中、実際にビジネスマンで日本語を勉強している人たちのクラスにアシスタントとして参加し、
1項目を教える(15分程度)実習を組み入れます。



また、他の日本語教師養成講座は日本語教師民間資格の受験講座で理論は勉強しますが、実技や実践は勉強しません。
(つまり資格は取れてもすぐに教えられない、、、ということです)
今回はOJT(学びながら実践する)というコースですから、従来の日本語教師養成講座とは大きく異なります。

再就職を控えて、準備していく自己研鑽のクラスとしては、なかなか面白いカリキュラムを組んでいます。



お知らせは下記です。ぜひ、参加をご検討くだされば幸いです。

外国人に日本語を教える日本語教師が不足しています。日本語教師には大きく分けて2種類あります。
      1)資格を持った日本語教師
      2)資格を持たない日本語教師(ボランティア・その他)

今回は2)の養成です。このクラスの特徴は学びながら、実際の外国人ビジネスマンのクラスに入って、アシスタントとして実践できるところです。
ビジネス日本語のクラスは日本のビジネスマナーも教えます。ビジネスマナーも学べます。英語ができないから、なんて考えないでください。
日本語は日本語だけで教えます。 
資格がなくても、実力があれば、日本語教師になれます(実力は自分で養います)別に大卒でなくても大丈夫。
働こうと思えば、働く場所はあります。
やってみなくてはわからない、ワクワクドキドキ、そしてちょっぴりヒヤリ!の世界にあなたもチャレンジしてみませんか。

2020年1月13日(祝)13時〜17時 神田
1月18日(土曜日)13時〜17時 高田馬場
2月11日(祝)13時〜17時 神田
2月24日(振替休日)13時〜17時 神田
3月14日(土曜日)高田馬場
3月20日(祝)神田
1回5000円 (その他、実費でテキスト代、資料コピー代)
実習場所:日本橋 
主催:株式会社キャリアストラテジー 
共催:一般社団法人外国人労働者生活指導員育成協会
yoshimoto@careersg.co.jp




イタリア人の私の学生さん(今はイタリアで日本のアニメの翻訳者です)



スウェーデン人の私の学生さん(今はスウェーデンの会社の社長さんで、最近日本の会社と提携しました)





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