瀝瀝(れきれき)散歩道

瀝瀝というのは「水が音をたてる様子/風が音をたてて吹く様子」つまり、「ありのままの風景」ということでしょうか。

「お・し・ま・い・death」からのスタート 

2020-08-19 13:29:26 | 特別職国家公務員


半沢直樹、見ていますか?
我が家では家族全員、あのやりすぎ演技、うけています! いえ、大うけです!

「お・し・ま・い・death」と言う大和田常務!

thの発音がよかったですよね。

「お・し・ま・い・death」

仕事や人生で一つの区切りがついた時、それはその「期間」の終わりを告げる「おしまい」の時期です。
おしまいの時期が明確に自分自身で確認できればいいのですが、、、
「おしまい」前後は、このあとどうしよう? どういう風に働こう、って悩むんですよね。
その悩んでいる時期が「ニュートラル」な時間。
悩みが吹っ切れ、次に向かって進もうという意欲が湧いているのが「転機」です。
人によってこのサイクルの長さはずいぶん違います。
あっという間に「転機」を迎えることができる人もいれば、ずっと悩んで悩んで「ニュートラル」が長い人もいます。

これはブリッジスという人のキャリア理論ですが、誰でもこんなサイクルを辿っている、と言えばそうなんでしょうね。

再就職を前にすると、いろいろ悩むことが多いと思います。
ましてやコロナウイルス が大流行で経済も停滞、働き方もずいぶんと変わって来た現在、
真剣に時代を見据え、再就職に備えることが必要です。



「防災士」という仕事

さて、ひょんなことから「防災・危機管理」という仕事と関わることになりました。
「危機管理」と言えば、私の学生さんたちのご専門ですから、大きなことを言うことはできないのですが、、。
この「防災士」の資格がとても人気です! こんな時代だからでしょうね、、、。
東京大阪の講座は12月まで満席。地方都市でもキャンセル待ちが続きます。

「防災士」は民間資格ですが、「落とすための試験」ではなく「防災危機管理意識」を広く普及させていこう、
という視点で作られた資格のように思えます。
誰でもが受験することができるし、2日間の講習で85%以上の合格率ですから、資格としては簡単な方です。

私の所属する会社は今年7月、港区の防災アドバイザーに認定されました。
これは元自衛官の防災士さんの力なくしてはできなかったことです(感謝!)
自衛隊を退官されてから防災の仕事に就き、東京都や神奈川県でキャリアを積んだ2名の方がお手伝いしてくださいます。



じゃ、私も防災アドバイザーになれるか、と言うと違います。
港区によると「防災士」の資格があるから、と言って防災アドバイザーになれるわけではない、と釘を刺されました。
それなりの実績がなければ、認められない、というのです。

つまり防災士の資格はおおよそ誰でも取れるけれど、取っただけではダメ。ちゃんとした実績を持ってなくちゃ、ね。

ということらしいです。



私の防災士の試験は今週末です。
なーにも知らないし、職場や大学の防災訓練を数々こなして来ましたが、自分から進んでやったことのない人です。
もう年齢も年齢です(受験資格は年齢制限、学歴関係なしだそうですが、、)
ラッキーなことに、会社では防災危機管理の部門を作り、始動し始めました。

私はその雑用をやりながら実際に「防災危機管理」を防災アドバイザーのそばで学ぶこと(インターンシップ)ができるのです。
これが(世間で言う)実績となります。
おおよそ、1年間の仕事が50回程度ということですので、50回、雑用係として現場に出れば、それだけのキャリアになります。
2年で現場100回、3年で150回(実際にはそんなにやらないと思います!営業ですから)
これが履歴書に書けることになります。

資格は生かしてこその資格です。
ただ、持っているだけの方は今後再就職に向けて、在職中にもご自身の専門性を高める実績を作っていただけたらと思います。

withコロナの時代の就職戦線はことの外、きびしいです。
9時から17時までの時間で働く、という意識ではなく、成果で働く、という「成果報酬」にさらに大きく傾いていくでしょう。
中途半端な仕事の仕方は離職につながります。
徹底的にご自身が何が得意か、どんなことができるのか、何が不得意かを見極め(自己理解)
お仕事を探していただけたら、いいなあ、と思います。


さて、最後に半沢直樹の名言、こちらも大切です!
「お・し・ま・い・death」の大和田常務がおしまいだとすれば
半沢直樹の未来に向けての言葉

「これまでの出会いと出来事に感謝をし、その恩返しのつもりで仕事をする。そうすれば、必ず明るい未来が拓けるはずだ!」



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2 コメント

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Unknown (SHIN)
2020-08-19 17:51:23
吉本先生
お暑うございます!! 

半沢直樹は、善悪がハッキリした時代劇の様で、面白いですね。
そして、注目するのは、主人公より取り巻きの者です。
主人公が目立ったり、評価されるのは、サポートする者や敵の様な者が居るからです。

私は、長期間、脇役の様な業務を行っています。
少し被っているかな!?と生意気にも思いました。(笑)

今回は、先生の話題からの教えの一部だけ拝見してコメントしてしまいました。

SHIN
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>> (huizihuizi)
2020-09-09 07:44:34
半沢直樹、佳境へと入っていますね。毎週、楽しみにしています。スカッとします。「倍返しだ」と言いたい人って、長い人生になれば何人も出てきますよね。代弁してくれているみたいで、好きになるんでしょうね〜。まだまだ暑い秋(?)お身体ご自愛ください。
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