今年の我が家の味噌仕込みが無事完了しました!
味噌カツ(活)って、生クの筒井さんが言ってていいなと思っていたらみっちょんも味噌カツ(活)って言ってて、わたしも最近は味噌づくりの活動全般を味噌カツ(活)って言ってます

もうこちらでも我が家の味噌カツは5回目の掲載になっちゃうかもしれないw
でも、毎年適当に材料や分量、仕込みの手順などいろいろ変えているので(意図的にではなく結果的になんだけど…)、わたしの備忘録にもなるなあ!と思い、今年も記事にさせていただきました。
今年も1年分の我が家で必要なお味噌、大豆6キロ分(できあがりは22~23キロくらいかな)を仕込みましたが、こんな感じでつくりました。
【配分】
●白味噌(麹がすべて米麹)…大豆4キロ分((できあがりは15キロくらい)
●赤味噌(麹が豆麹と米麹のブレンド)…大豆2キロ分(できあがりは7キロくらい)
【材料】
●米麹…長野は木曽福島の「小池糀店」さ4.8キロ。
●豆麹…福井県「マルカワ味噌」さん、1.2キロ。
●大豆…青森県、今さんの有機大豆、6キロ。
となっております!毎年米麹が小池さんとマルカワさん両方から買ったり、豆麹は昨年豊田市のヤマキさんから買ったりしていろいろですが、小池さんとマルカワさんが好みで、しかも生クで扱ってくれているので扱いのある週に注文させてもらっています。
大豆は毎年生クから6キロ買わせてもらっています。今年は今さん(青森)の大豆が扱われていたのですべてそちらのを仕入れさせてもらいました。
お店と直接だとやっぱり送料もかかるし手間もかかるんだけど、生クは注文書に数を記入するだけなのでホント楽ちんで助かってます…!
【レシピ】
●赤味噌…大豆1キロ分
・大豆…1キロ
・豆麹…600グラム
・米麹…400グラム
・塩…440グラム
・煮汁…400ミリリットル
●白味噌…大豆1キロ分
・大豆…1キロ
・米麹…1キロ
・塩…440グラム
・煮汁…400ミリリットル
※うちのは煮汁多めです。仕込むときは多いと思うかもしれませんが、麹が水を吸うので結構問題ナシです!
【手順】
我が家の小さな台所では、この大豆6キロ分の味噌活は、一回戦では終わらないんです…!
●前日…午後に道具を出して洗って干しておくことからはじめ、大豆をよく洗って浸水するところまでをやっておきます。大豆はできれば20時間くらい浸水させるとよいと思われます!
まずはカメを洗って。。。ね!
幼稚園の味噌づくりでもいつも足りない大きなたらい。もう買っちゃえ~とすでに持っていた直径40センチの大きな金だらいと同じものでひとまわり大きい45センチの金だらいが近所のビバホームで2000円くらいで売られていたので購入してしまいました!
こんな狭い我が家にまた大物をお迎えしてしまいましたが


まあ、どっちか味噌づくりで使えばいいかな~笑!
●当日
8:30~大豆をつけていた水ごと火にかける(洗ったり水を替える必要はありません)。約1時間くらい取っても取っても灰汁が出てきます。根気よく取っていきます。火加減は強めの中火でちょっとグラグラした感じで茹でます。コトコトでもいいんですが、3時間以上かかります。火をちょっと強めにゆでると2時間半~2時間45分くらいでとっても柔らかく茹であがります。
9:30…灰汁が出なくなったらあと1時間半くらい気長に茹でます。吹きこぼれやすいので注意しながら火加減を保って。なべ底の大豆が焦げやすいのでわたしは木ベラでしょっちゅう混ぜて焦げに気を付けています。混ぜることで大豆の火の通りにムラができるのも防げるので、面倒ですが気長に1時間半そうやって過ごします。
10:30…そろそろ味噌仕込みの準備をします。麹と分量の塩を大きなたらいに出して手ですりすりとよく混ぜ合わせます。こちらも丁寧に気長にすりすりと手をすりあわせて、材料がなじむくらいまですりあわせます(塩きり麹)。
11:00~11:15…大豆がムラなく茹であがったら(親指と薬指でつぶして簡単につぶれる固さ。この柔らかさまで気長に茹でてください)火からおろしざるにあげて、大きなたらいにあけてマッシャーやすりこ木などで粒が残らずなめらかになるまでよくつぶす。
※ここで第2回戦の大豆を茹で始めます。
11:30…つぶした大豆のたらいに、塩きり麹を入れてよく混ぜ合わせる。煮汁を加えてさらに、よく混ぜ合わせる。ここでよく混ぜるとなめらかな食感のおいしいお味噌になるそうです。混然一体となるようにしっかり混ぜ合わせます。混ざったらみそ玉をつくり、内側を焼酎などで消毒したカメなど清潔な保存容器に投げ入れます。表面を平らにして、焼酎をしっかりスプレーしてラップで覆いしっかりと空気を抜いて蓋をして新聞で覆って完成です。7月に一度中身を全部出して混ぜ合わせ再びカメにしまう(天地返し)をし、11月ごろから食べ始められます。
12:00…完成
12:00…洗い物をしつつ、家族の食事(前日につくっておいたぜんざい。お餅だけ焼いてあたためてできあがり!)を出す。
同じ感じで2回目を繰り返す。
13:45…大豆つぶし~塩きり麹混ぜ、煮汁入れて混ぜる。
14:30…終了!!!!だけど、あとひとがんばり…翌日仕込む残りの大豆2キロを洗って水に浸し、やっと作業が終了しました。
という感じで、1日で我が家の味噌の2/3が仕込めました!翌日朝7時45分から大豆を茹で始めて10時半に茹であがり11時過ぎに仕込み終え、片づけをしてお昼前に終わりました。
…来年は前日に大豆2キロだけ茹でておいて、当日朝、残りの4キロを茹でて、全部仕込めば大豆6キロ分の味噌が仕込めるかな…と、今はそんなことを考えてみましたが、また来年の状況でやるかやらないかは変わってくるでしょう…

…この時点ですごく疲れていたんだけど、先月末に昨年仕込んだ新ものの白味噌を出してしまったんです。なんと昨年は8号の超でかいかめで仕込んだので出すのも大変…!15キロくらい入ってました…。
15キロも冷蔵庫に入りきらなかったので、常温で保存する分をカメに入れました。左3号、右2号の久松の常滑焼のカメです。
うちの冷蔵庫の中はこんな風!結構ガラ~ンとしとります・笑
逆に冷凍庫と野菜室はいつもパンパンです。
左のタッパ&ガラス容器に赤味噌全量!
右~真ん中のガラス容器(ル・パルフェ)に白味噌1/3量!うちの冷蔵庫のメインの場所は味噌に陣取られています…。
右手前は梅シロップからつくったペースト!(最近子どもたちがよく食べてます、これホント風邪予防になっていると思うんだよね!)
…作業の後、ホント疲れた~~!!とひっくり返ろうと思っていたら、長女がアツアツのほうじ茶を入れて、ほぐした梅干を添えてくれました。
体にお茶と梅干がじわ~~~っとしみわたって、それはそれはおいしく感じたのでした。疲れは一気に飛んでいきました。。。ありがとう…

…味噌カツの肝は、家族の朝食と昼食を決めておく(準備しておく)ことと、夕飯も考えておく(こういう日は簡単でがっつり食べれる丼物などがいいよね)ことかな!!
今年の味噌カツデーの献立は、朝おでんの残りの汁でお雑炊、お昼は前日つくっておいたぜんざいにお餅を入れて、夜は豚バラと大量のネギで豚どんぶり…という風で、簡単なものばかりでした~。
今年もバタバタしましたが、これでも途中で授乳だのおむつ交換だの、子どもたちのお世話に追われることなくできるようになって、しかもつぶすのは相棒くん&子どもたち…って感じで、戦力にもなってくれているので前と比べるとずいぶん楽になった味噌カツなのでした。
大豆を全部つぶしてくれた相棒くんと長男と次女、灰汁をとる作業を手伝ってくれたりお茶を入れてくれた長女たちに、感謝感激雨アラレ


