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2016年梅干し、常滑市久松(キュウマツ)のカメ。

2016年08月01日 | 保存食

みなさんも梅干しそろそろ干せあがられた頃だと思います!

我が家も今年もなんとか無事に終わりました。

…と言っても、今年は7月19日に干しはじめ、21日にしまい終わり、いつもながらですが記事にするのがすっかり遅くなりました…!

なんとなく、7月の下旬くらいから今日8月1日くらいにかけても曇り空が多くまた梅雨か明けてない!?って思うくらいなんだけど、7月19日あたりはもう梅雨明けたね!?ってくらい真夏の晴天が続いてました。

朝思い立ちカメを開けました。

ぷっくりふっくら、干してもらう日を待っていた梅。

ザルにならべてしばらくすると、おひさまの光を浴びて、すぐにこんな風に赤くなりはじめます。

3日3晩、ザルで天日に干して完成させますが、夜もできるだけ夜露にあてるとしっとり美味しい梅干しができると言われていますが、夜は梅酢に戻すやり方もあるので、それぞれのご家庭でやりやすいようにされてるんじゃないかな!?

我が家はそのまま夜も干しっぱなしにしてます。でも急な雨とか夜中に降っては大変なので、寝る前に家のダイニングテーブルに戻し、朝起きたらすぐ外に出す…という感じにしています。

そして3日経った頃、こんな風にきれいな赤い梅干しに干せあがります。

昨年は5キロ全部赤梅干しにしたので今年は6~7キロmありましたがすべて白梅干しにしました。

保存の前の作業です。

梅はひとつひとつ梅酢にくぐらせて清潔な保存容器などに入れます。

わたしはずっとセラーメイトのガラス容器に入れています。

小さく見えますが、

4リットルサイズの容器にパンパンに入っているので結構な大きさです。

セラーメイトの瓶は見た目もキレイで洗いやすく扱いもしやすいのですごくオススメです。

ガラス容器は、セラーメイトのほか、ルパルフェなどもかなりヘビーユースしてます。どちらもホームセンターや量販店などでも扱われているので手に入りやすいかなと思います。

カメですが残念ながら2013年、愛用している久松さんが廃業されました。

すごくすごく残念です。

わたしも利用させてもらったことがある柳屋webのお店のトップページにこのような文面が掲載されています。

2013年10月末、陶磁器製漬物容器の国内トップシェアメーカー「久松」が廃業しました。

弊社ではその際数多くの久松製品の確保を致しましたが、それも残りが少なくなってきているばかりか、既に在庫が底を尽きた製品も出るようになってきてしまいました。
久松の廃業以降、毎日のように日本製の漬物容器をお探しのたくさんのお客様からお電話を頂き、私共も心苦しさでいっぱいでした。
それでも譲って頂ける業者さんにお願いし、久松製品をかき集め、廃業から2年以上経った今でも何とか販売を続けております。

毎日のようにお電話を頂いてる現状、久松製品の再販売を心待ちにしているお客様がいらっしゃること、そして何よりも漬物容器として本当に素晴らしい製品であること。
社内で検討を重ね、弊社で扱える最後の1個になるまで久松製品を扱っていこうと決断をしました。

それと同時に、2015年4月に誕生した久松後継品となる「Made in JAPAN / Made in TOKONAME」の漬物容器(かめ)も販売を始めました。
こちらも久松同様、たくさんの方にご愛用頂いております。

以上、柳屋webさんのサイトより抜粋

柳屋さんのサイトはコチラです。

今自宅には久松の8号が1つ、5号が3つ、3号が1つ、2号が1つ、合計6つあります。こんなに狭い家なのにカメはこれだけあるんです・笑!

手に入らなくなった今となっては宝物です。若い頃、毎年少しずつ道具に投資してきましたが、本当に買ってよかったと思える一生ものです。

こちらは8号のカメです。5号のカメは3つとも味噌でうまっていたし、今年は6~7キロの梅をつけたので一番大きいサイズを使いました。

ザルはすごく使いやすくて気に入ってる竹のザル。大きな角ザルで梅干し3キロくらい干せるし、バジルや紫蘇を干すときなどにも欠かせない大きなザルです。

こちらも若い頃、丸ザル2つと一緒に購入したのですが、梅干しづくりには欠かせません。ザルも編み方や素材などいろいろすぎるので信頼できるお店で購入するのが長持ちだったり愛着を持てる道具選びの秘訣かもしれません。

さて、今我が家には10数キロの梅干しがあります。

お金はあんまりたまってないですが、大切な道具や我が家にとって宝物のような梅干しなどが今たくさんあって、心だけはとっても満たされてま~す・笑!

今年も無事この梅干し仕事終えられたことに感謝!


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