言霊スキップ♪

日々の出来事を書いてます。
「のんびり、ゆるーく書きましょう」がこのブログのモットーです。

チ~。゜(゜´Д`゜)゜。

2006年04月29日 20時31分06秒 | 読書

チーにメロメロ★


買って来ましたチーズスイートホーム3巻!!

過去記事にも書いたけど、ほんとチー(ネコの名前♪)の表情が最高にキュートなの。

全カラーページで絵本みたい。

3巻目の今回は、チーが兄貴みたいに慕ってたヒグマ猫との別れとかあって

なんかジンワリ泣けた。


あと、マンガの最後には「チーの書き方教室」っていうのがあって

チーの書き順が細かく掛かれてるんですよ。うれしいな~♪

今度絶対書こう!

今年5冊目 ◆「リトル・トリー」 フォレスト・カーター◆

2006年04月16日 22時13分38秒 | 読書

 愛していたものを失った時は、こんな気持ちになるもんさ。

 なにも愛さなけりゃ、こんな思いをせずにすむ。

 じゃがな、それじゃいつもいつも心はカラッポで、余計つらい気持ちになる。


この小説を読み始めたのは、YUKIさんがこの本にとても感銘を受け、歌の歌詞にまで影響を受けた本だ、というのを聞いたからでした。
(「JOY」の「カシの木がゆれる日は~♪」の所とか。ネット探したら、その事が出てくるインタビュー記事見つけたのでどうぞ)

読む前は、なんだか読んでて、のんびり・ほんわか日向ぼっこみたいな暖かくなる本かな~と思ってた。

だけど、ちょっと違ったかな。いや良い意味で。

読み終えた後、なんとも言えない不思議な気持ちになった。

なんだか、とっても大きな手に心をそっと触れられて何かに気づかされた様な…ウ~ンなんだか表現しずらぃ。


中身は各21話で、それぞれにとっても愉快な事や、インディアンの歴史や、ずっしりおもい話が散りばめられてます。

私がとても好きなというか、印象に残ったのは「夢と土をくれ」という話。

  荒れに荒れた土地を、毎日、来る日も来る日も苦労して耕した。

  そして生き返った土地に出来たりんごの木。

  でも理不尽な政治家達の政策によって、取り上げられていく土地。

  その家族と一人の軍曹。

なんか私が表現すると陳腐なもんになるんで、申し訳ないんだけど…

これ読んだ時、頭がしびれて呆然とした。

何でこんな事が起こるのだろう。やりきれない。


この他にも「理解と愛」「ドッグ・スター」「遠い旅路の歌」とか良い話がいっぱいでした。


私の勝手な評価『★★★★★』

今年4冊目 ◆「コンセント」 田口ランディ◆

2006年04月01日 22時26分09秒 | 読書

 兄が死んだ。
 8月のとてもとても暑い日だった。

 兄の殺風景な部屋には、新品のポリバケツやぞうきんが置かれ、
 掃除機がコンセントに繋がれ、柱に立てかけてあった。
 掃除をするかと思ったその時、兄に何か起こった。そして彼は掃除を止めた。

 兄は台所に横たわり、そのまま、蒸し暑い部屋の中で"生きる"と言う営みを放棄した。


この小説は読み進めながら、すごい嫌悪感を感じてました。

でも買ったからには全部読み切って、感想を書こうと読んでみました。

この作家さんは私にはちょっと合わないかも…

主人公の女の人の、行動とか考えが納得いかなくて、

やたらと卑猥な場面が出てくるし、

まぁ、それは話の根幹の部分に繋がってくるから仕方ないんだけどね…

風景描写や表現もなんか物足りない。

またエンディングも、ウゥ~ンと考え込んでしまう様な終わり方で、

好きになれ無かったです。


私の勝手な評価『☆☆☆☆☆』

今年3冊目 ◆「血の味」 沢木耕太郎◆

2006年04月01日 15時00分05秒 | 読書

  中学三年生の冬、私は人を殺した。


という帯に引かれて、なんか引かれて読んでみた。

今では珍しくも無くなった未成年の凶悪犯罪。

だからこそ、殺人を犯した少年をテーマに、

どんな事が、どんな風に物語が展開していくのか、ちょっと興味持ったので読んでみました。


発端は何だったのか、私はなぜ殺したのかわからない。

物語は、出所し大人になった少年の回想で進んでいく…


読み終えた、私の感想も一言「わからない」(゜-゜;)ウーン

何が伝えたいのか、言いたいのか解らない…

この作品は、著者自身そこに書かれている意味が十分に理解出来ない為、最後の一割を残して放置していたそうです。

それから十年後、読み返した時何を書けば良いかが見え、バァーと書き上げたそうです。

著者は終わりに、「すべてを書き終えた時、どこかに気に掛かり続けていたものが、手を離れ体が軽くなるものを感じた」と書いている。

さっきも書いたけど、この本に関しては「わからない」の一言だったんだけど、

殺人に向かっていく経緯、主人公の考えを読んでると、なんか言い知れぬへんな感じを受けてちょっと不思議な本でした。

もう少し大人になって、もう一度読み返してみたら、また変わった答えを感じそう、そんな一冊でした。



私の勝手な評価『★☆☆☆☆』

小春日和とは10月頃の暖かい日の事を言うのですね。

2006年03月05日 16時07分06秒 | 読書
東京は土・日とっても良い天気です。

溜まってた洗濯物を全部洗えて気持ちよかったので、ちょっと散歩がてら近所のブック○フへ出かけました。


う~ん暖かくて良い気分。

だけど、こんな日は花粉がいっぱい飛んでるんだろうなぁ(^▽^;)

幸いにも今年はまだ発症してないんだけど…

いつ鼻水ジュクジュクになるか、ちょっと怖いなぁ。


まぁ、そんなことは置いといて…

色々物色してたら、YUKIさんがダイアリーで書いてた本を発見!Σ(-ω☆)

フォレスト・カーター著 「リトル・トリー」です。

「JOY」はこのお話にいっぱい影響を受けていて、YUKIさんナンバー1の本と言うのがコレなのです。

なんと105円!やったぁー


あともう一冊買ったのが恩田陸著 「Q & A」です。

コレは爆笑問題の大田さんが面白いっ!

とラジオで言ってたので、ずっと気になってた本です。

こっちは900円と少し高め…


あともう一冊ジェフリー・ディーヴァー著 「魔術師」と言う本も買いたかったんだけど、
(コレも爆笑問題の大田さんの一押し作品)

1100円だったのでまた今度…


なんにせよ良い買い物でした。

早速読んでみたいと思います(`・ω・´)ゝ


今年1,2冊目 ◆「BRAIN VALLEY(上下巻)」 瀬名秀明◆

2006年02月16日 15時40分25秒 | 読書
 
 
 我々はなぜ生まれ、死んでいくのか。
 なぜこの世は存在するのか。
 それを知るために、我々は宗教を創り、神に祈りを捧げる。
 奇跡を待ち望む。

 だが、神は決して平等ではない。
 この世に生を受けるほとんどの人間は、神を見ることなどできない。
 ではどうすればよいのか。
 もちろん、方法はひとつしかない。

 自ら神のもとへ駆け寄り、肩を掴んで問いかけるのだ。
 神よ、なぜ宇宙は生まれたのか?我々人類はどこへ行くのか?
 私はこう思うのだが、神よ、あなたの意見はどうか―――と(本文より)


本屋で偶然見つけたこの本。

帯に書かれていた、この文章を見て、なぜだか知らないけど非常に引かれて読んでみました。

ジャンルとしては、SFミステリーに当てはまるかな。

脳内にあるレセプターは、細胞の外からやってくる刺激を、細胞の中へと伝える役目をする。
高岡護弘は、それまで知られていなかった、未知のレセプターNMDAR3を発見した。
だが、それが果たす働きや、他の細胞に及ぼす影響は解明できず、研究は行き詰っていた。
そんな中、ある研究所から共同研究の申し出を受ける…


上下巻とも400ページ以上ある長編小説だったけど、スルスルと異質な世界観に見せられて、すぐに読みきってしまいました。

扱ってるテーマが脳内の先端科学なだけに、専門的な名称がバンバン出てきて理解するのにちょっと苦労しました。
そういう科学とかには、前から興味があって知識は少なからずあったので、読み進められたけど、
(ニュートンは好きで毎号読んでます^^)
わからない人にはほんとに、さっぱりだろうなぁ…‥
解説の文も出てくるんだけど、もっと図を入れてくれれば良かったのになぁ~
そしたら、もっと深くのめり込めたのに。

特に興味引かれた部分は、「人工生命には、なぜ生を感じないのか」という所。
例えば、ペットロボットの様に動物の動きを模する物は数多くあるが、
生物が発する特有の気配・気を感じる事は出来ない。
作り出された人工生命と生物のこの違いはドコにあるのか?というもの。
ココでがっつりと本に引き込まれていきましたね。

神の存在・生物の進化・宗教・UFO・臨死体験・人工生命・NMDAR3とはいったい何なのか…
終幕に向けて、バラバラだった事象が一斉に繋がって行く展開は、すごく良かった。

私の勝手な評価『★★★★☆』

今年12+α冊目。◆「少年H」 妹尾河童◆

2005年09月07日 23時13分33秒 | 読書
最近全く本の記事書いてませんで、本当は20冊目ぐらい…なのでタイトルは+α

今読んでる本は妹尾河童さんの「少年H(上巻)」という本です。

ブック●フで上下巻とも100円で売られてて、チラッと冒頭部分読んだらなかなか面白そうだったので即購入しました。

舞台は昭和12年頃の神戸。

この頃日本は、太平洋戦争中で、少年Hが住む町でも

赤紙で男手が減っていったり、大砲の弾にするため鉄や銅で作られたものが消えていったりと、

話の中にたくさん戦争の話が出てきました。

でもとっても重い内容なのかというと全く違って、少年Hの小遣い稼ぎのための悪知恵の話とか

クリスチャンの両親(特に母の話)とか、読んでて楽しかった。

戦争の事とか学校で習っただけで詳しく知らなかったけど、町の人たちの暮らし等も書かれてあってとても興味深かったです。

例えば、馬にも召集令状があって、体力等で乗馬・輓馬・駄馬に分けられる事や、

外国語のカタカナ文字や表示の禁止とか。

この本には間違いとされる部分が多々指摘されているらしいけど、私はこの本読んでて日本が関わってきた・やってきた戦争に興味をもてたし、もっと知りたいなと思った。

それだけでもこの本に出合えてよかったかなと思う。

まだ本の中では真珠湾攻撃のところら辺で、これから日本軍が窮地に追い込まれていくという所。

この戦争によって少年Hを取り巻く状況がどうなっていくのか、とても気になります。


私の勝手な評価『★★★★★』

今年11冊目。◆「ALONE TOGETHER」 本田孝好◆

2005年06月23日 01時33分11秒 | 読書
本田孝好さんの読んだ本2冊目。

【あらすじ】
僕は以前通っていた医大の教授からある頼みを受ける。
「ある女性を守って欲しいのです…私が殺した女性の娘さんを…」と。
女の子は無表情で、あなたとは無関係と全身のエネルギーで僕を絶対的に拒絶した。
そして…僕は力を使った。

世界が遮断され、箱の中には彼女と僕二人だけになった。
僕の意識が消え彼女の波長と重なり始め、そしてシンクロし始めた…

僕の力…人はそれぞれに波長を持つ。
その他者の感情の波その波長に、自分の波長をシンクロさせることが出来る。
そして僕は他者では無くなり、個と同調する。
その力は呪いだと父は言った。
その力は相手の波長を感じたとたん、意思とは無関係にシンクロし始める。
それを制御するのは難しい。その暴走したその力が招いたものは…母の死。
力を持っていた父に殺されたのだ。そして父自らも命を絶った。


といった感じでしょうか。
殺された女の娘「立花サクラ」が最初出て来た時、その仕草や言動が、どうも村上春樹さんの「ダンス・ダンス・ダンス」に出てきたユキって言うキャラとダブった。
状況的にも、主人公がその女の子を守っていというか、接していくという状況もなんか似てた。

まぁそれはいいとして…
この本読んだらなんか気持ちが落ちた。グーっと心が沈んでいくみたいな感じがした。
特に、母が子を思う気持ち、父が母を殺すにいたった動機、父が自殺した理由、とかの場面や言葉達に、読んでいて心にジワジワと万力に掛けられてるみたいに押しつけられた。
「親子愛って愛って、ほんとにそうなの?いや違うそうじゃない…そう思いたい。」と感じた。

私はどちらかというと、短編長編の違いはあるけど、前作の短編集「MISSING」の方が好きかな。

今度は「MOMENT」読んでみよう♪


私の勝手な評価『★★☆☆☆』

今年10冊目。◆「阿修羅のごとく」 向田邦子◆

2005年06月15日 23時59分16秒 | 読書
村上春樹作品の感想書きたかったけど、向田さんの本読み終えたし忘れないうちに書いとこうかと思います。

私が向田邦子さんを知ったのは爆笑問題のラジオでした。
そのラジオで大田さんが、向田邦子さんの作品の話をしてて、いくつか紹介していた本の中の一冊に「阿修羅のごとく」がありました。タイトルも面白そうだし、ちょうど何も読んでいなかったので、早速買ってみる。

寡黙(火木)だと思っていた父が浮気をしていた…しかも父はもう70近いのに…
それを知った4人姉妹は、とりあえず母親には黙っておこうと決めた。
…という所から物語は始まっていきます。

私が、この本を読んでいて一番感じたのは、リアリティです。とてもよく出来てる。
例えば、父の浮気を知った4姉妹は、どうして行くか相談する場面。
普通の作品だと、「許せない」「お母さんには黙っておこう」とかその事・テーマについてだけの話だったり動作とかしか書かれないのに対し、この作品は長女の差し歯が取れたり、一方で口喧嘩が始まったりと、色んな事が本題の流れの中に入り込んでくる。
一つの物事だけではなく、本当の世界では大小様々な事が起こっていて、それが会話に入って来る事もある。そしてそれらと同時進行で場面が展開していくんだよね。

日常をサクッと切り取って、文面でそれを見事に表現できていて、読んで行くごとに頭にその世界がリアルに展開されていく感じがした。非常に面白かったです。
もう一度読み直して、描写の意味・人物の感情の動きをじっくり汲み取ってみようかな。


あとNHK教育で今、爆笑問題の大田さんが向田邦子さんについて語るという番組をやってます。
「私のこだわり人物伝」という番組で、その中でこの「阿修羅のごとく(ドラマ版)」も出てきます。
もう2回放送があって、次の放送は21日にあります。
ドラマについての太田さんなりの解説があって、「あの場面はそういう事を言ってたんだ~」と思う事がたくさんあって面白い。是非。

私の勝手な評価『★★★★☆』

今年4冊目。◆「日出る(いづる)国の工場」 村上春樹◆

2005年06月03日 23時24分03秒 | 読書
この本は前にもちょっと書いたんですが、なかなか面白かったです。

この本は普通の小説とかじゃなくって、エッセイです。工場見学記ですね。簡単に言うと。

人体標本・CD工場・カツラ製造・消しゴム工場などの本当の(?)工場から結婚式場・牧場見学まで色々かかれています。

私が一番好きなのは人体標本の工場について書かれたのかな。

さまざまな用途・形の模型があってビックリ。中には牛や蛙、ゴキブリの模型なんてものもあったそうです。ひぇ~


あとこの本は挿絵があって、安西水丸さんという方が書かれているんですが、

村上春樹さんの文章はさることながら、安西水丸さんの挿絵がこれまた良い味出してる。

最初見た時、落書きみたいだと思ったけど…(すいません)

すごい上手いってわけじゃないんだけど、なんか味のある絵っていうんでしょうか。

読み進めていくうちに、絵を見るのもなんだか楽しくって、このお二人は良いコンビですね♪


なんか読んでて、工場見学また行きたくなっちゃった。

小学生の頃よく行ったけど、大人になってから行くとまた違った発見があって面白いんだろうな。

私の勝手な評価『★★★☆☆』

本の記事、書いてなかった。

2005年05月31日 22時00分56秒 | 読書
1月に書いた本田孝好さんの「MISSING」の記事からはや5ヶ月…

それ以来パッタリと出てこなかった本の記事。別にぜんぜん読んでなかったわけではないですが、長編を読んでたりしたので書けなかった(。・ε・。)


とりあえず、読んでた本は以下のとおり(読んだ順)

 ◆ 「日いづる国の工場」  村上春樹
 ◆ 「羊をめぐる冒険」  村上春樹
 ◆ 「回転木馬のデット・ヒート」  村上春樹
 ◆ 「パン屋再襲撃」  村上春樹
 ◆ 「ダンス・ダンス・ダンス(上)」  村上春樹
 ◆ 「ダンス・ダンス・ダンス(下)」  村上春樹


書いて見て改めて思った…スゲー、村上春樹づくし♪

って言うか村上さんの本しか読んでないし^^;

というのもYUKIさんがラジオで「村上春樹さんのアフターダークおもしろい」というのを聞いて、それまで一度も村上春樹さんの本を読んだこと無かったから、ヤフオクで村上さんの本をごっそり7冊ぐらい落札してたからなのです。

この中で印象的だったのはやっぱり「ダンス・ダンス・ダンス(下)」かな。
「羊をめぐる冒険」から続く長編小説のラストを飾る作品。


さーて、どうしたもんかねぇ。こんだけ感想書くのは大変だぁな・・・ ( ̄ω ̄; )ゞ
少しずつ書いて行くか、とりあえず明日から(笑)

今年3冊目。◆「MISSING」 本多孝好 双葉文庫◆

2005年01月22日 11時21分36秒 | 読書
また好きな作家さんが増えました。良かったです本多孝好さんの「MISSING」

5つの短編からなる本で、MISSINGのタイトルどおり「死・忘却」がテーマかな。

ミステリーっていうジャンルになってるけど、ミステリーとはチョット違う気がする。


物語の場面がすっと頭に浮かんできて読みやすかったです。

特に好きだった話は「蝉の証」。

祖母と孫との話で、「死・死んでいった人達」に対しての思い、考え方に「はぁー」と考えさせられました。

特に最後祖母が言う
「蝉があんなにうるさく鳴くのは、きっと一夏しか生きられないからなんだねえ」
という所がすごく印象に残ってます。

なんか全体的に切なくなる話が多いです。

今度は「MOMENT」読んでみたいなぁー


私の勝手な評価『★★★★☆』

今年2冊目。◆「真夜中のオーディション」 赤川次郎 徳間文庫◆

2005年01月06日 23時03分02秒 | 読書
今年2冊目、読み終わった本は「真夜中のオーディション」です。

なんかこの本読んでたら前、榎本加奈子がドラマでやってた「プライベートアクトレス」を思い出しました。

主人公はさまざまな役を演じるんですが、それは舞台の上でも、TVの中でもなく現実の世界…そんな感じの本です。

読みやすい事は読みやすいです。主人子とキャラとの掛け合いも面白いし。

でもなんか強引な設定だなと感じるところがあったり、今井って奴の各話の登場の仕方とかがなんか納得いかないものがありました。

私の勝手な評価『★★☆☆☆』

今年1冊目。◆「不倫と南米」 吉本ばなな 幻冬舎文庫◆

2005年01月04日 02時20分03秒 | 読書
去年の大晦日にカキコしましたが、J-Waveから送られてきた本「不倫と南米」、今日読み終りました。

吉本ばななさんの本は一度も読んだ事は無かったのですが、非常に読みやすくてしかも良い本でした。

舞台はタイトルどおり南米(ブエノスアイレスとかアルゼンチンとか)で、7つの話の短編集です。

恋愛、幸せ、生と死、それぞれの登場人物の設定、南米の文化や風景…

自分にはまだ理解できない言葉もあったけど、面白かったです。

特に好きな話は「プラタナス」、「小さな闇」が好きかな。

私の勝手な評価『★★★★☆』


今年はどんなステキな本に合えるか本当に楽しみです。