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当てる稽古は...

2019-11-17 21:33:52 | 日記
当ての稽古(攻撃を実際に当てる道具に当ててみる稽古です)は...



ミット(攻撃を当てる道具です。)に攻撃を当てて...

いい音をさせる!

いい感触を楽しむ!

叩いてストレスを発散する!

などなど...は、全て違います!

最初のうちは、ストレス発散などあってもいいかもしれません。

が、上達のために稽古の全てがあります!

当ての稽古も当然例外ではありません。

空手の稽古は、空突き、空蹴り、何かに当てるなどしないで行う独り稽古が大半です。

とにかく、自分自身の身体の使い方、身体操法を磨く。磨いて、磨いて、

そして、たまに当ての稽古などで実際に当てて試します。

当てる目標を正確に狙う、当たった時の反発力を受け止めてさらに伝えきるなど、

当ての稽古で学ぶことは明確にあります。



実際に当ててみると、思ったよりも近い間合いの攻撃であることに気がついたり、

また、同じ技でも距離が多少違った時の打ち方など、目標があるからこその稽古ができます。

みなさん、なかなか思うようにいかないご様子でした。

普段の独り稽古の動きを、ミットに負けずにやりきることから始まりです。

ミットがあると、つい自分が変わってしまって、独り稽古の動きが出しきれなくなるものです。

すなわち、ミットに負けたという状態です。

ミットは意外と強敵なのです。実際の闘いはなおさらです。

自分の技をどんなときもやりきる強さを身につける。

具体的闘いだけでなく、普段の生活の中でも”闘い”や”ピンチ”はたくさんあります。

そんなとき、自分を失わず、自分の動きをやりきることができる身心を目指して稽古に励みます。