あたかもテレビを敵視しているかのように、 徹底的にテレビを無視する歌手活動。 そのことで彼女は逆に神秘さを増し、 益々、注目される存在になってゆく。 そのことで、彼女は 有名になりたい、世に出たいと願う人達に 何かを伝えようとしているのだろうか。 「中島みゆき」は天才的な音楽家。 一人で作詩、作曲、歌うのだ。 その歌声は迫力に満ち、 一瞬たりとも、一語たりとも 聞きのがすことを許さない。
人間、老いてくれば誰しもが、長い人生の苦労が顔に刻み込まれてしまう。 そして、そのまま、その顔で、あの世へと旅立って行く。それが普通だ。 しかし、ごくまれに、その厳しさを微塵も感じさせない 明るい顔で乗り越えてしまう人が存在する。 最近、その稀有な存在として、歌手の三波春夫が、紹介された。 あの晴れやかな明るい顔は、まさに、厳しい人生を乗り越えた顔だった。 今ごろになって、その偉大さに畏怖と畏敬の念が・・・
生きてみるのも悪くない
生きること、齢をとること
病気をすること、他界すること
人間、例外なく誰もが持っている四苦(よんく)
自分だけは違うと 望んだときもあったのさ
逃れられない四苦と知って、
湧いて来たのさ、
少しの勇気と感謝の心
生きてみるのも悪くない・・
