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星田オステオパシー

施術者は引退しちゃって美味しいバイト生活をしつつプログラミング学習とか自由研究をして野垂れ死ぬまでの備忘録

装具 #2688

2006-12-23 14:03:11 | 健康探偵日誌
先日、約半年ぶりにある患者さんが施術を受けに来てくださいました。
この方は「先天性股関節形成不全」という非常に難しい状態の方です。ただ、股関節の状態とその人の人格というのはまったく関係ないものでして、歩くのにもやはり不自由なのですが非常に前向きで理知的で燃えてらっしゃってとても尊敬できる人です(あと、陰陽道の達人です)。

「あるべきものがない」わけでどうしても体のバランスは崩れてしまうので、オステオパシーとしては無理がかかっている部分を開放して・・とやはり対処療法的な事しか出来ないわけです。

そこで、半年前に外科の先生の勧めもあったようで「装具」を作ることにされました。

僕も「装具でよくなった」という話は今まで一度も聞いたことが無かったのですが、このままで体重に負けて膝が内反してゆくのを止めることが出来ない・・と思い、期待して報告を待っていたわけです。

結果から言いますと・・・


「やっぱり駄目だった」ようです。装具によって関節の負担が減ればと思ったのですが、逆に装着してる側の膝も反対側の大腿外側も非常に具合が悪くなり、つけない方が良かったという事なったようです。というわけで、今、その余計に悪くなってしまった状態も含めて施術が再開されたということでした・・。かなり詰めて来て下さってるので、早く半年前の状態までは戻したいなぁ・・。

装具ってのも難しいんですね・・一応、整形外科的には基本の選択枝なのになんとかならないものでしょうか・・。
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