星田オステオパシー

生まれつき股関節がないという方

随分以前から施術はさせていただいているのですが、今回ちょっと興味深い変化があったので。

右側の股関節の受け皿が生まれつきの形成不全で、そのために膝や体に負担がかかりハンディキャップになってしまってる。

体調によってある程度差はあるのだけど、やっぱり施術でどうこうなるものでもないので仕事で疲れがたまってきて頭がぼーっとしてくるとそれを解消するために受けてくださる感じ(かつては膝や股関節をなんとか出来ないか?と施術をしてる時期もあったのだけど)。

今回、ちゃんと確認をした上でいつもとは違う方針で施術を行った。頭蓋骨の調整、膝・股関節にアストラルテクニック(僕の考えたオリジナルテクニック・・お恥ずかしい)、CSFの流れを助けて回復させるCSFテクニック(多分、他にもやってる人は多いだろうけど一応自分で考えた)。

右の膝が極度のX脚状態になってるので、そこと形成不全の右股関節に対してアストラルテクニックを念入りに行う。

その最中、右膝をやってるのに左の股関節・臀部にビリビリと響く感じがあって「とにかく何か効いてる感じがする」というコメント。これに気を良くしてアストラルの感触の違和感が無くなるまで続ける。

施術後、いい感じだと感想を残して帰宅されたのですが、翌日の夕方に電話があって

「効きすぎたのか、今朝から左臀部が痛くて立てません。と言うか寝返りも打てません」

というコメント。ショックを受けたけど翌朝対策するためにフォローで(つまりお勘定は結構ですので、という意味)うかがいます!ということに。

翌朝うかがうと、昨夜は眠れずに痛み止めを貼ったという。痛み止めの効果が最長でお昼過ぎくらいまであるということだったので細かい検証は出来なかったけど、恐らくは右膝・右股関節の動きが良くなったために体のバランスが変化して、今までの動きと変わって神経痛を起こしてるのでは?と仮定して施術を開始。

結果、左側の臀部・太ももの裏側・ふくらはぎの裏側に極度に硬化した筋肉の束を発見、緩める。
また手のひらの下腹部に連動する小指球・拇指球の部分が硬く張ってるので緩める・・と、施術をやったところ普通に起き上がれるし前かがみになって物も取れるようになったので終了。

その後、痛み止めが切れた頃にもしもまた痛くなったら連絡を下さいと言いおいて帰宅しましたけど、日を改めても連絡は無いのでそのまま収まったのだろう・・と。

得られた教訓としては・・
 前から薄々思っていたけど、アストラルテクニックはイケそうだ(ただ、単品だと触りもしないので満足度はウスウスであろう)
 普通のテクニックと一緒で、局所的に使うのではなくて変化後のバランスも取れるように全体に対してフォローをしないといけないな・・

 ということでしょうか。
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