星田オステオパシー

高血圧2 #2814

高血圧の話でしたね。

とりあえず血管・血液系が原因で起こっている場合には、必要な栄養素を摂ってもらう(そして有害な物質を入れない!)って事で。

オステオパシーが関連する高血圧ですが

☆(構造的に)自律神経系に起因するもの
☆下肢の問題

の二つが主なものではないでしょうか。自律神経系は言うまでも無く身体の恒常性(字のごとく生体を動的に安定させること)をコントロールしてくれてるわけですけど、これが構造的に傷害されている場合にはオステオパシー(や、他の手技療法)の出番です。ただし、ストレスが問題になって起こっている場合、その場では幾分改善することはあるかも知れませんけど本来の原因に当たってない限り 

「対処療法的に、定期的に受けてもらう」

って事が必要になるでしょうね。これは経営的には大助かりでしょうけど、本来の目的から外れている・・と考えるのは僕だけかな? たとえばすごく腕の良い施術者がいらっしゃったとして、

「この人がいてくれたら何かあっても大丈夫だ」

という考えは、施術者冥利に尽きるでしょうけど本当の健康ではないですよね、外部の要因に依存してますから。僕が思う理想は(本当に理想なんですけど)、患者さんご自身が自分の自己治癒力を発揮して身体を良くする方法を身につけて、健康的な自立をしてもらうということです(←カッコイイデスネ)。

まあ、そのためにも施術者がもっとレベルを上げないといけないのですが・・精進します。


ああ、また話が横にそれてしまった。まあ、本当の原因を探した方が良いです、薬とかに頼らずに・・という話です。精神的な事に関しては、今ちょっと期待できそうな本を読んでますのでまたご報告します。

で、自律神経系とオステオパシーの話ですね(やっとだ)。

例えば頭蓋骨の動き! 例えば脳脊髄液の流れ! 例えば脊柱とその周囲の組織の問題! 例えば内臓とその周りの筋膜の問題! 自律神経に関係する構造的な問題を起こす場所があり、その問題は「動きがない」「硬い」と言った、すごく単純で奥の深い状態として存在しています。もしもこれが原因であり、それを改善することができたら・・影として出ているさまざまな症状に好ましい変化が出ることでしょう。さまざまな症状は高血圧を含めてあくまで「結果=影」です。原因=実体を改善しなければ影をいくらいじくってもどうしようもないでしょう? 


続きまして下肢の問題・・・は、また明日。
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