
ちょっと前から話題の本、原発ホワイトアウトを読みました。小説という体裁を取らざるを得なかったという告発ノベルという触れ込みですが、、、
とりあえず普段から原発関連のサイトとかを見てる人は終盤の近未来部分だけでも良いかも。
アメリカの圧力とか、そういう事には触れられてなくてなんかどこまでも人間の業というかそういう観点から書かれている感じで、小説っぽく読めました。
ただ結局のところ、こうしたら解決できる!という方策はまったくしめされておらず、逆に無力感で一杯になるという印象を受けました。
深読みすれば、もう手遅れの例の法律ともあいまって、原発問題とかに意識を向ける人(そういう人しか読まないでしょうから)の心をくじくのが目的で官僚の策として出されてるんじゃないか?と、思えないこともないこともないか、いや、それは失礼か、、、
非常に面白かったです