goo blog サービス終了のお知らせ 

星田オステオパシー

施術者は引退しちゃって美味しいバイト生活をしつつプログラミング学習とか自由研究をして野垂れ死ぬまでの備忘録

「自己啓発病」社会

2012-04-21 17:53:28 | 読書
こりゃ良い本だったなぁ~・・・

突破者とかで有名な宮崎学さんの本なんですけど、今まさにみんなが読んだら良いんじゃなかろうか・・・

僕も大学時代とかはですね、三笠書房とか知的生き方文庫とかそーゆーのを読みまくってですね、なんとかなってやろうとかそういう事を考えていましたけども

21世紀に入る頃に

「なんかそーゆーのじゃねーな」

と言う気持ちがですね、高まってきましてですね、んでまー今みたいな仕事に鞍替えしたんですけども、やっぱみんな今のなんとか相手を出し抜こうとか、成功しようとかそーゆーのがおかしいことだと感じてるんだと思うんだよなあ。

で、この本は社会がいかにして今みたいなとにかく誰かを出し抜いて生きようって(思ってなくてもそうしないと生きてけないようになってますよね)考えが、一体どこからやってきたのか?その代替案は?みたいな話を、シンプルで読みやすく書いてくれてるのです。

若者の~離れとか言われるけど、若い人等は情けないんじゃなくて空気に敏な・・ま、フレッシュな感性でもって無意識で読みとって最善の行動をとってるんじゃないでしょうか、世代全体で見れば(おかしなヤツは一定割合でどの世代でもいるもんね)。

奇しくも?この4月から朝のワイド番組にバナナマンのシタラさんが司会として抜擢されたりしましたけど、彼のスタンスは深夜ラジオで明らかにされてますけど

「頑張ってるヤツって・・見てるのイヤじゃない?この業界、今は上辺が通じるようなもんじゃないよ。ありのままをそのまま見せて、それで受け入れられなければ諦めるしかない。」

と言うような意味のことを、ポジティブな意見として話してらっしゃったんだけど、芸能界に限らず社会がそういう上辺だけとか、おためごかしとかを本格的に排除する傾向になってきてるんだろうな、と。ここでの頑張るってのは、不本意な事を努力で乗り越えるって事でね、やりたいことをやってるのに努力とか頑張りっておかしいでしょ?スキならほっといてもやるんだからって事で。

日本はもちろん、世界全体が人口の割合とシンクロして、年寄り世界になってきてるんだから・・年寄りが歯を食いしばって嫌々何かをやってる姿って見てられないのと同じというか。ま、うまく言えませんけど。

ま、あくまで個人的感想ですけどね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 並んでまで買う柿ピー | トップ | しつこい座骨神経痛 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。