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星田オステオパシー

施術者は引退しちゃって美味しいバイト生活をしつつプログラミング学習とか自由研究をして野垂れ死ぬまでの備忘録

メニエールと診断された方

2014-07-31 20:31:12 | CASE
お医者さんでメニエールと診断された若い女性。

オステで出来るのは、頭蓋の調整とリンパの流れを良くすることなのでまずは頭蓋をチェック。

頭を持った瞬間にパーンと風船が張ったような感触。なぜか最近、こういう人が多いような。
右は後ろに強く引っ張られ、左は動きがない。右は聴力も下がってるということだったので、てっきり右が悪いのかと思ったけど、意外にも首も頭も左の方が動きがなかった。

大抵の場合、頭蓋の調整をしなくても引っ張ってる首や肩、頭や顔面の筋肉・筋膜を緩めると勝手にバランスが取れてゆくので定番の方法から開始する。

後頭部、首の後ろ、前、顎、口の中(顎)、歯茎周辺、鎖骨の上など硬いところが多かったけど、特に頭頂部は左右ともに動きがほとんど無かったのでこれが怪しかったかな・・。後は、目の上やおでこも硬かった。眉毛はしっかりと緩めるようにしてください。

頭蓋内の流れを良くするために静脈洞も緩めてゆく。

一通り緩めると頭の風船みたいな感覚も無くなったし、左右で同じように動くようになってきたので、更に鎖骨周辺、脇の下、仙骨と後頭骨の連携なども調整する。

めまいといえばソクトウ骨、それも耳の中がポイントなので指を突っ込んで調整。ここも左の穴の中がすごく硬い。

手のツボとしては、中指の第一関節までの左右の真横が耳に相当するのだけど、押すとかなり痛いということだったので(当然すごく硬かったのですが)、ご自身で緩めて見るようにしてください。

自己メンテとしては、交感神経幹への刺激を入れたほうが良いので、背中をテニスボールで
口の中、後頭部、首、おでこなどを手で
中指の耳に当たる部分を指で

という感じでしょうか。もともとめまいに波があり、当日はマシな日だったために終了後に変化があったかは分かりませんでしたが、もしも今後の頻度や強度が良い方向に変わったら、上記のやり方でメンテをしていただく値打ちがあると思います。
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