ほるすのしっぽ

のんびりいきます
のんびりお付き合い下さい(笑)

痛かった運動会

2011年06月04日 | 宝者
気持ちの良い・・・を通り越して暑い陽差しがサンサンだった土曜日
2号の中学生活最後の運動会が開催されました

小学生の時には地元のサッカーチームに所属していた割には、それほど足の速くない2号ですが、今年は珍しくリレーの選手に選ばれました
と言っても、プログラム最後の花形リレーではありませんが f^_^;

最後の運動会に本人は相当気合いが入っていて、今年は良い成績を残せる自信があったようで、クラス内でリーダーシップも発揮していたようです
家ではまだまだ甘えん坊なのになぁ

午前中のクラス対抗リレーの時、「おぉ!いいじゃん!いいじゃん!」と姉やママ友と興奮していましたら、私達が観戦してるのとは対角のコーナーで突然姿が消えました
転倒・・・
立ち上がるまではほんの数秒でしたが、30秒くらいあったような感覚でした
遠目だったのでよく分からなかったのですが、後からデジカメの画像を確認してみたら、左肩を押さえ歯を食いしばった顔
バトンを渡しウエイティングゾーンに座り込んだ2号の様子は、相当な痛がりようでした
同級生の女子が様子を見てくれていますが、座りながら地団駄を踏んでいるような状態

バトンゾーンまで走ってきたことで、大したことないと思っていた家族他は、その様子を見て「なんかヤバくない?」と思いましたが、競技続行中ですから駆けつけるわけにいきません
様子を見てくれていた同級生が救護場所に移動することを提案してくれたらしく、競技を妨げないようにトラックを横切り運んでくれました

「行った方がいいんじゃない?」と言った私に、姉は「学校行事のことだから、学校がハンドリングするでしょう」と悠然と座っていましたが、学校関係者が大声で探しにきました

鎖骨骨折

痛いはずです

父が車を取りに自宅に向かうと言うので、なぜ救急車を呼ばないのか姉に問いただしてしまいました
「サイレンを鳴らして救急車が来たら、運動会をぶち壊してしまうから」
母親は強いです
実家からもそう遠くない整形外科に連絡が取れ、急遽向かいました

連絡待ちの私の耳に、昼休憩のアナウンス
実家に向かい歩いていると、後ろからゆっくりと軽乗用車が走ってきました
2号を乗せた父の車でした

痛い膝のことなんか忘れて、実家に向かって走りました
息を切らして実家に到着した時に、ちょうど車も到着したところ
急いで鍵を開け2号を家の中に
3ヶ月前に骨折を経験したばかりのほるすは、その傷みが想像出来て可哀相でなりません
痛みで息も出来ない2号に腹式呼吸で息をしなさいと励ましつつ、氷嚢の氷を入れ替えて肩に当て、喉が渇いているけれど何も口に入れたくないというので氷を含ませetc

おっつけ姉と義兄が学校への報告を終えて帰宅
簡単な報告を聞いてから、柔らかいアイスノンやストロー、取りあえず口に入れるためにゼリーの調達を姉に頼み、氷嚢を持ち続ける叔母>ほるす

姉が整形外科だか体育の教師だかに言われたそうですが、鎖骨って一番痛いらしい・・・
肋骨一本でもあんなに痛かったのに、それよりも痛いんかい

そのまま家で体を休めるように言ったのですが、どうしても競技を見たいというので、午後少し経ってから再び父の車で中学校へ
担任に着ていた服にいちゃもんをつけられたそうですが、相手が「うちの姉」ですぜぃ
「かぶり物なんて着られませんよ! 前あきの物はこれくらいしか無かったんだからしょうがないじゃないですか!」
ウルトラマンみたいなサングラスをかけた若造を、見事黙らせましたとさ
だいたい怪我人の服装を注意する前に、学校行事でそんなサングラスしてる方が変だろう@今どきの若いもんは<by親一部w

あんなに頑張って練習ではうまくいっていた競技も、2号がいないせいか調子が出ません
「校庭で一緒の時を過ごしたい」「ビデオに録っておいて」と言っていたのに、途中から姉に「もう録らなくていいよ」と言ったそうです
悔しかったね
出たかったね
ずっと頑張ってたんだもんね

体育祭が終了する前に「帰る」と言いだし、私が付き添って帰りました@父の送迎付き
(姉は荷物の回収やらなんやら)
帰宅してからも痛みでイライラ、でも性格的に人に当たれないんですね
背中に当ててる枕がずれては「ねねちゃん、直してくれる。 ありがとう」
靴下脱ぎたいな。ありがとう
喉乾いたな。ありがとう
氷嚢の位置をちょっとずらしてくれる? ありがとう・・・

仰向けに眠れないので布団を積み上げて寄りかからせると、疲れが出たのかウトウトしてました
私は氷嚢をずっと肩に当てたまま
結構、二の腕の筋肉が鍛えられたかな

結局ズレ方が悪く、手術をしなくてはならなくなりました
彼が目標にしていた「3年間皆勤賞」の夢は破れました
本人の落ち込みようはそれはそれは大きくて、替われるものなら替わってあげたい、本当にそう思います

家族の大人達は「自転車事故で大けがとか、頭を打ってとかetcそう考えたら骨折で良かったよ、くっつけば治るんだから」
2号が大人になって、治りにくい怪我でもしたとしたら、その時に初めて「あの時は骨が折れただけでラッキーだった」そう思えるでしょう
「張り切るところをちょっと間違えた」
そうつぶやいた2号の声が耳に染みついています

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