ほるすのしっぽ

のんびりいきます
のんびりお付き合い下さい(笑)

備えの適量

2011年04月02日 | 日記
トイレットペーパーが・・・
カップラーメンが・・・
乾電池が・・・
お米が・・・
水が・・

スーパーや薬局などを何軒回っても、時の運でしか購入出来なかった日々
ちょうど寝込んでいた時だったので、その不安は大きかったですね
幸いにもお水は500mlを1ケース買い置きしている&消費期限の関係でそろそろ飲まなくちゃいけないものがありましたが、一番心配だったのがトイレットペーパーでした
そこで頼るのが、やはりネットショッピングになる訳ですが、店頭で品薄な物がネットに溢れている訳もなく、注文を入れても返信がなかなか来なかったり、お店のHPを見ると災害物資は被災地優先になる「かも」@店側キャンセルと書いてあるので、待っていても手に入るか入らないかが分からないので不安になります
これもある意味「見えない恐怖」です

店舗側としてはこういう商品を扱っていますと掲載している責任はある訳ですが、私達自身も若干の不便の中で生活しているわけで、もしかしたら店舗も被災しているかもしれません
被災してない地域でも、まさに「未曾有」の「想定外」の被害ですから、受注の数はまさに想定外であるに違いありません
「何月何日にこれだけの被害が出る!」なんてことは、誰にも断言出来ない訳ですから

話はそれますが、そういう意味で言ったら、大地震当日に被災地でいつも通りの生活を送っていた占いを生業とする方々は、未来を余地する能力は無かったということになります
「私は何かあると思って海外に滞在してました」と、旅行などでたまたま日本を留守にしていたのに、平気で言う人もいそうですけどね

で、話を元に戻します
実は私もトイレットペーパーのネット購入で、ヤキモキさせられた一人でした
幸いにも私が購入した店舗は在庫がオンライン管理だったのか? 予定日より一日遅れただけで届きました
地震後1週間以内のことです
今考えるとこれはすごいことなんですね~
でもって、現在の某大手ネットショップの総合サイトでの購入者レビューを見ると、普段は電力を思い切り無駄に使いながら、今は「原発反対!!」なんて声高に言ってる人達と何ら変わらない様子が見えてきます

今は水かな?
試しにレビューを見てみるといいですよ
『商品』へのレビュー欄で星1つをつけている人のほとんどが、店の対応批判です
それも「何日遅れたから信用できないショップだ! 2度と使わない!!」とヒステリックなものが多いです
ショップのレビュー欄は別にあり、あくまでもこちらは商品のレビュー
もっとも普段から商品が届かない内に商品評価する、訳の分からない人は多いですが・・・
総合サイトからレビュー依頼のメールが来たって、「受信後、何日以内にレビューを書かないと、あなたの評価が落ちます」とかの「不幸のメール」ってわけじゃなくて、コンピューターがある一定の時間を過ぎたら自動的に送ってるメールに対して、まるで脅迫されたような返し文句
(小学生の夏休みの家族旅行から帰ってきたら、当時流行っていた「不幸の手紙」が舞い込んでいて、期限が切れてました。その頃は疑う事をまだ知らなかったので、「死んでしまう」と哀しくなり母に見せたところ「こんなもんで死んでたら、世の中から人がごっそり居なくなるわ!」と言われたのを思い出しました。
ちなみに甥っ子1号が中学生の時@まだ数年前にも同じ経験をし、同じセリフを口にしてましたw)

それを読んで思いました
「はいはい、あなたも2度とこんなヒステリックなレビューを書かないように、災害時の備蓄物資は左うちわでいられるくらいにしておきなさいネ」と(苦笑)

小さなお子さんがいる家庭だけではなく、やはり水から放射性物質なんて記事を見たり読んだりしたら不安になります
自分の体はまだしも、我が子の健康は守りたい
そう思うのはとっても自然なことです
その姿勢はなんら批判されることではありませんし、私も批判も非難もする気は微塵もありません
「あんたは子供がいないじゃない」と言われるかもしれませんが、冒頭に書いた買い置きの水は、甥っ子1号2号の為の買い置きです
自分の分は2リットルのペットボトルを普段から1本半くらいのペースで買い置きしてますので

政府や東電の対応は逆に批判されても仕方ないでしょう
あまりにも言葉が曖昧で、尚かつ情報を隠してたんじゃないかと疑ってしまいたくなるくらい遅いですから

でもね、少し落ち着きましょうよ
震災から3週間余
少しずつ・・・
ほんの少しずつですが、お店の棚に商品が戻ってきつつあるじゃないですか
小学生のお子さんがいたら、春休みの大冒険!
朝は早起きしてスーパーの開店時刻に店頭に並んで、お水を1本買ってくるお使いをさせてみてはどうでしょう

地震や津波という自然災害の場合、自治体などの対応が足りなかった為に被害が拡大した事実があったとしても、人の力では抗えない部分が非常に大きいのです
自然は人間が日々開発し、開拓したものを、一瞬で消し去る力を持っています
人間の力で制御出来ないものを作らざるを得なかった便利な世の中が普通だと思っていた私達は、今は誰かを名指しで批判する時でしょうか?

海外のメディアがこぞって報道している、秩序ある日本人や日本に住む人々の一人として、皆が皆を思いやれる気持ちを持てたら良いなぁと、そう思います

友人の実家が「20km圏内」で、ご両親を含むご先祖様の眠るお墓は流され、親類縁者の中には行方不明の方もいます
また、阪神・淡路大震災で心に傷を負った人もいます
今の私に出来ることは、目に付いた募金箱にお金を入れるくらいです
そして、思いやりの心を持つことです



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