映画『リズと青い鳥』を見て来た

GW連休の唯一の遠出（って言うか、三河地方から出た唯一の外出）で、『イオンモール大高』にある『イオンシネマ』で


『リズと青い鳥』の映画を一家で見て来ました。


まぁ『ハルヒの消失』で名古屋まで遠征した過去があるので、予め『地元じゃ上映しない』って覚悟はしてましたが……


色々ネットで下調べした感想では
『満足度95％』
とか書いてあり、ストーリーの大筋も原作で知ってましたが、『ハルヒ消失』の鑑賞時は
「万が一、面白くなかったら『エリック・サティのBGMを聴きに来たと思えば良いや」
って考えてた映画視聴前の思いが一点
「こりゃ今まで見た映画の中で五本の指に入る面白さだ！！」
なんて思ってましたが、今回は逆に
「期待ハズレも甚だしい」
そう思わずに居られませんでした。

何せ
『OPの音楽が流れるまでに、既に退屈』
部室に、みぞれが入るまでのシーンなんてOP伴奏と重ねて流しても問題ないだろうに、そこに至るまでが長すぎる。
で、嫁曰く
「みぞれが髪を触るシーンが多すぎる」
確かに一期（は登場シーンが少ないから参考にならんが）・二期含め、のぞみが髪を触るシーンって、あったっけ？
まぁ、心理描写の一環としてはアリとは思うが、正直うっとうしい。
おまけに、嫁曰く
「希美ってワガママ」
嫁が言うな！　ってツッコミは、ここでは置いといて。　確かに、みぞれを置いてけぼりにし過ぎる感はあると思う。
んで、嫁のトドメ。
「なんで絵柄が違うの？」
『ハルヒ（本編）』と『有希ちゃんの消失』は世界線が違う上に製作会社が違うから絵柄が違うのは仕方無いとして
（尤も、我が家的には『ハルヒ（本編）』と『有希ちゃん』の絵柄が違う事に何の発言も無かったのは、別の話）
「（『ユーフォ』本編とは）別物として見て下さい」と製作サイドは言ってたみたいだが、製作会社は同じで世界軸も続いてるのに、何故絵柄を変えたのか、確かに疑問ですわ。
そして
「『リズパート』が長い」
予め説明までしてあるのに、只でさえ短い本編の時間を削ってまで『リズパート』を長くする意味が解らない。


結果、90分と言う時間が短めの映画にも関わらず
正直言って『かったるい』
物語の性質上、ジェットコースター的展開が無いと予め解ってても『ユーフォ』本編が一話で約30分無い中で色々展開されてる事を考えると、物足りなさが否めない。
ましてや2時間44分もあった大作『ハルヒの消失』が時間の経過を全く感じさせなかった程に面白かった事を比較すればする程、この映画の冗長さが際立ってしまうと思えてしまうのは、ウチの一家ダケか？
『ユーフォ』を何度見ても飽きないポインコ妹も中盤から退屈そうにしてたし、ポインコ姉も
「途中、ちょっとウルっと来たシーンもあったケド……」
と、鑑賞後の車の中で不満をクチにしてました。


――感動しなかった残り『5％』にウチの一家がハマってしまった訳だが……
（面白かったらDVDでも買おうと思ってたが、無くなったな）