第４７回百想芸術大賞ノミネート詳細～映画部門～

第４７回百想芸術大賞・公式サイト

授賞式が大好きな韓国。
その中でも、百想芸術大賞は、唯一、映画とＴＶ、両方の部門が評価される賞です。

今年の授賞式は、５月２６日（木）。
韓国ＫＢＳで生中継されます。

こちらでは、映画部門のノミネートをご紹介します。

**** 作品名の原題（ハングル）はCINE SOUL MOVIEへ、邦題はgoo映画へ飛びます。 ****

＜作品賞＆監督賞＞
『詩』以外はサスペンス映画です。
どれも、見応えのあるサスペンス。



『부당거래（不当な取引）/生き残るための3つの取引』
（2010.10.28韓国公開、2011.04.29日本公開）

リュ・スンワン監督作品。
監督の弟リュ・スンボム、
映画『黒い家』、ドラマ「ファンタスティック・カップル」などの
名優ファン・ジョンミンの共演。
失態続きの韓国警察が、容疑者を誤って射殺。
警察上層部は、その事実をもみ消すため、一人の刑事に、ある提案をする。
見に行った旦那の感想によると、ストーリー自体はよくある展開だが、
俳優の名演で、見応えがある、とのことでした。

『시（詩）』
（2010.05.13韓国公開）

『オアシス』『シークレット・サンシャイン』の
イ・チャンドン監督作品。
昨年のカンヌ映画祭で脚本賞を受賞しました。


『아저씨（おじさん）』
（2010.08.04韓国公開）

イ・ジョンボム監督。
ウォンビン主演のサスペンスアクション。
ソウルで見ましたが、
とにかく、ウォンビンがむっちゃかっこいい！
韓国では大ヒットして、ウォンビンは各賞を総なめしていました。
でも、『レオン』と『闇の中の子供たち』を合体させ、
さらに勧善懲悪なあらすじで、
映画としては、私はあまり好きではないです。


『이끼（苔）/黒く濁る村』
（2010.07.14韓国公開、2010.10.20日本公開）

カン・ウソク監督。
劇場で見ましたが、サスペンスとして面白かった！
とある村に隠された事件の真相。
原作漫画を、スリルあるサスペンス映画に仕上げてます。
お勧めします。


『황해（黄海）』
（2010.12.22韓国公開）

『チェイサー』のナ・ホンジン監督が、
ハ・ジョンウ&キム・ユンソクと、再びタックを組んだ作品。


＜男性最優秀演技者賞＞
個人的な願望で、イ・ビョンホンに取ってほしいです。(^_-)-☆


リュ・スンボム　『부당거래（不当な取引）/生き残るための3つの取引』
顔は、お兄ちゃんのリュ・スンワン監督の方が絶対イケメンなんですが、
兄に「最高の俳優」を言わせる演技力の持ち主。

ウォンビン　『아저씨（おじさん）』
どこを切っても、ウォンビンが光っている映画でした。

イ・ビョンホン　『악마를 보았다/悪魔を見た』
（2010.08.12韓国公開、2011.02.26日本公開）

各国のファンタスティック映画祭で大賞を受賞し、
評価の高い作品。
このイ・ビョンホンは、秀逸！

チャ・テヒョン　『헬로우 고스트（ハローゴースト）』
（2010.12.22韓国公開）

韓国コメディ映画なら、やっぱ、チャ・テヒョン！
日本では『猟奇的な彼女』で有名。

ハ・ジョンウ　『황해（黄海）』
毎年、ノミネート常連の俳優になりました。
ドラマ「プラハの恋人」の運転手役で注目されたんですよね。
懐かしい…。


＜女性最優秀演技者賞＞
やはり、スエちゃんかな。
中国人のタン・ウェイが取っても、画期的かも。


ソ・ヨンヒ　
『김복남살인사건의전말（キム・ボクナム殺人事件の顛末）/ビー・デビル』
（2010.09.02韓国公開、2011.03.26日本公開）

日本でも公開され、評判になってました。
ソ・ヨンヒは、ドラマ「タルジャの春」では脇役でした。
イ・ミンギの同僚弁護士で、ミンギに迫る役。
映画『チェイサー』に続いて、この映画での体当りの演技で、
主演女優として急上昇。↑↑↑

スエ　『심야의 FM（深夜のＦＭ）』
（2010.10.13韓国公開）

これもサスペンスです。
スエは、いろんな賞で、主演女優賞に輝いているので、
きっと、面白いサスペンスなんだろうなぁ。

ユン・ジョンヒ　『시（詩）』
青龍映画賞では、スエとともに、最優秀主演女優賞を受賞しました。

チョ・ヨジョン　『방자전（房子伝）』
（2010.06.020韓国公開）

韓国人が好きな春香伝もの。


タン・ウェイ　『만추（晩秋）』
（2011.02.17韓国公開）

ヒョンビンと、中国の女優タン・ウェイとの、大人のラブストーリー。
ノミネートされた相手役のタン・ウェイは、『ラストコーション』で１万人の中のオーデションから選ばれ、
大胆な演技で大注目されましたが、
映画の中での役柄から、中国当局から睨まれ、ＣＭなども放映禁止になったらしい。
今は、香港市民権を獲得してます。
彼女にとって、大きな励みになるノミネートかもしれません。
香港には、ジャッキー・チェンやアンディ・ラウなど、スター俳優がたくさんいますが、
彼らを看板にした映画も、出資の大部分が中国側。
そのため、女優や新人俳優は中国から出演させる圧力がかかり、
香港映画界が危機を覚えているという話もあります。
中国は大きな資金力がありますが、思想的な圧力が強く、
自由な映画製作に、影響を与えているようです。


＜男性新人演技者賞＞
青龍賞で、イ・ビョンホンが共演したいと言ったソン・セビョクが大注目。
大ヒットした『シラノ』のチェ・ダニエル、
『戦火の中へ』のチェ・スンヒョン＝bigbanのＴＯＰも有力。


ソン・セビョク　『방자전（房子伝）』
今、韓国映画界で、一番注目されている俳優です。

オム・ギジュン　『파괴된 사나이（破壊された男）』
（2010.07.01韓国公開）
　
主演のキム・ミョンミン（「ベートーベン・ウィルス」など）と対決する役なのか？
新人なのに、ポスターを見ると、すごい迫力の持ち主。

チョ・ジヌン　『글러브（グローブ）』
（2011.01.22韓国公開）

視聴覚障害の高校生たちと、
その高校のコーチになった野球選手との感動物語。
『이끼（苔）/黒く濁る村』と同じく、カン・ウソク監督＆チョン・ジェヨンのコンビ。
ノミネートされたチョ・ジヌンは、生徒の役ではないみたい。
主人公の親友役とかかな？

チェ・ダニエル　『시라노;연애조작단（シラノ：恋愛操作団）』
（2010.09.16韓国公開）

これ、一番見てみたい！
100%の成功率に挑戦する「シラノ・エージェンシー」は、
恋愛が苦手な人々の代わりに恋愛を成就させる恋愛操作団。
韓国で大ヒットしていました。

『포화속으로（砲火の中へ）/戦火の中へ』
（2010.06.16韓国公開、2011.02.19日本公開）

TOPが、十代の少年をリアルに演じていて、胸に響きました。
レビューは、こちら↓
『戦火の中へ』：劇場鑑賞（2011.03.03）

＜女性新人演技者賞＞
男性俳優に比べて、印象が薄い女優陣。
蒼井優や、宮崎あおいのような、主役を張れる女優が少ないように感じます。
新人女優も、男優陣に比べたら、印象が薄い…。
がんばれ、韓国女優！


キム・セロン　　『아저씨（おじさん）』
韓国で引っ張りだこの、名子役。

シン・ヒョンビン　『방가?방가!（バンガバンガ）』
（2010.09.03韓国公開）

涙ぐましい、就活どたばたコミック作品。
主演は、「イケメンですね」のマネージャー役をやっていたキム・イグウォン。

シム・ウンギョン　『반가운 살인자（ありがたい殺人者）』
（2010.04.08韓国公開）

ドラマ「コーヒープリンス1号店」のキム・ドンウクが出演しているんですね。
警察を描いたコメディ。

イ・ミンジョン　　『시라노;연애조작단（シラノ：恋愛操作団）』
なかなかかわいい女優さんです。

チ・ソウォン　
『김복남살인사건의전말（キム・ボクナム殺人事件の顛末）/ビー・デビル』
主人公の友達役です。


＜新人監督賞＞
きらりと光る作品揃いで、誰が最優秀新人監督賞に選ばれるのか！？


キム・ガンシク　『내 깡패같은 애인（私のチンピラのような恋人）』
（2010.05.20韓国公開）



キム・ヨンタク　『헬로우 고스트（ハローゴースト）』

キム・ジョンフン　『쩨쩨한 로맨스（みみっちいロマンス）』
（2010.12.01韓国公開）

イ・ソンギュンとチェ・ガンヒ主演のロマンチックコメディ。
2人のダンスが、韓国ではやってました。

チャン・ユジョン　『김종욱 찾기（キム・ジョンウク探し）』
（2010.12.08韓国公開）

コンユとイム・スジョン共演のラブコメ。

チャン・チョルス
『김복남살인사건의전말（キム・ボクナム殺人事件の顛末）/ビー・デビル』


＜脚本賞＞



＜男性人気賞＞
こちらで、確認してください。
http://isplus.live.joinsmsn.com/award/bs/2011/tyear/t_nominate.asp?aw_part=2&R=47&pr_idx=186

＜女性人気賞＞
こちらで、確認してください。
http://isplus.live.joinsmsn.com/award/bs/2011/tyear/t_nominate.asp?aw_part=2&R=47&pr_idx=187


テレビドラマ部門ついては、こちらの記事へ↓
hoppenの韓的な日々♪より
第４７回百想芸術大賞ノミネート詳細～ＴＶ部門～

**** 昨年までは、この賞は、賞を受け取る人だけが出席していました。 ****
**** 去年と場所が違うそうなので、システムも変わったかもしれません。 ****