おはようございます。
今日は晴れの屋久島サウスです。
陰陽の山、モッチョム岳(本富岳)も久々に勇姿を現したような気がします。
なんと、
このモッチョム岳の頂上とお店のあいだで電話でお話ができます。
それに、視力の良い人なら頂上から手を振ってもらえば確認できるんですよ!
頂上からお店は何となくわかるのですが、さすがに人が手を振ってもわからないんですよね。
なぜか不思議です。
屋久島病でヘビーリピーターの方は一度お試しあれ!
そして、今日のテーマ『God' hand』、
という、いかにも怪しげなお話に進んでいきます・・
よく、いろんな創作作家さんのあいだでGod's handいわれ神の手といわれる究極の作家さんがいらっしゃいます。
そこで今日は、完成品ではなく創作過程において、
どこがいったい神の領域なのかを考えてみました。
自分なりの答えは、
やはり『触感』につきると思います。
たとえば、
どんな世界の工芸や創作の仕事で、
微妙なカーブやラインだしをするときに行う仕草って、
こんな感じじゃないでしょうか・・
まず、
その作品を傾けたりしながら、
片目をつむり、
光を当ててアンジュレーションを確認したり、
定規をあてたり、
また、傾けたり・・
そうなんです。
自分もこのように何度も目に頼った作業を進めてるんですねぇ。
しかし、神と呼ばれる方は、
この手(指先)の触感のみですべてをこなしてしまうんでしょうね。
未熟なこの私でさえも、最近は指の感触のほうが目よりもあてになるときがあります!
画像は屋久杉の研磨です。
今は何番のペーパーまで済んだかを確かめるのに、
目視より手の感触の方がはるかに正確な場合が多いですね。
最近は板のコンケーブ(凹み)の見方でその方の成熟度をみる物差しにも使っているぐらいです。
傾けたりして目視にたよる方より、板を手のひらで優しくなであげて微妙なコンケーブを確かめる方のほうが、はるかに出来る方が多いのも事実なんです。
もちろん、目も重要なファクターであることはかわりません!
でも、これからのアーティスティックな時代に求められる感性は、
触感から生み出される作品なのではないかと感じでいます。
視覚だけにたよった作品は、
その場は良くても、そのあとが続かないような気がします。
絵はデザインに変化していると記したのは先日でした。
絵画の世界は写真にないタッチの世界があります。
デザインとタッチ。
画像をレタッチして生み出す作品とはやはり『触感』の違いを感じます。
あと、グルメの世界もそうですね。
グルメの世界も味だけではなく、
歯触りや、
舌触り、
そして香ばしさ、
が必要になってきます、
歯触りや、舌触りは屋久杉製品や夜光貝製品でいう手触り、肌触りでしょうね。
そして香ばしさは屋久杉の芳醇な香りを残すとういうことに尽きます。
God's hand
目を閉じ、
手のひらで、
指先で、
触れる感覚から生まれる、
創造の世界。
今日も一日、がんばるぞ~
猿にかわってヒヨドリ達がパパイヤを狙いにきました。
猿よりは可愛い泥棒さんたちです。
屋久島サウスはまだまだパパイヤが熟してますよ♪
では~