小説書きたい

今読んでいる、読んだ小説を日記と一緒に、感想・漢字・言葉の意味などをまとめたブログです!3日以内には更新!

読書戦記 『ステップファザー・ステップ』

2021-10-31 23:04:00 | 日記
こんばんは!アラサー読書兵です!

僕最近体調悪くてあまり読書できない日もあるんですが、面白い作品というのは一気に読めてしまいますね♪
それでは、作品紹介・感想に移ります!

作品紹介
『ステップファザー・ステップ』
宮部みゆき 著
です!

僕実は宮部みゆきさんの作品これが初めてだったんです。
家族があんまり推してくるから逆に読まなかったというか笑

いや〜でも、これは納得と言わざるおえない面白さ、文章のうまさでした!まだこの作品しか読んでないですがきっと世界観作りもかなり上手いんだろうなとそして今回の話はとても読み味の良い優しい話でした!

感想
もうはじまりから、あ、これ多分面白いやつだなと思いましたね、『職業泥棒』でターゲットは東京郊外、しかもこの郊外が本当に郊外で、埼玉の端の辺鄙な街の棚ぼたで大金を得た女性をターゲットにした事から主人公の悲劇は始まります。

なんやかんやありまして、人事不省から目覚めると見知らぬ部屋のベッドの上視界に映るは、おんなじ顔をした男の子であります。なんの打ち合わせもなく交互に喋る奇妙な二人の男の子違いと言えば、笑ったとき一人は右、もう一人は左にエクボが出るというだけ。主人公の泥棒の男は不気味になり逃げようと試みますが、抵抗虚しく何故か気づけば双子の父親代わりをする羽目に…?

とまぁストーリーだけでも面白いですが文章力と優しい世界観も流石あれだけ有名で家族も推すわけです、とにかく面白かったです!
宮部みゆきさんまだ1冊目ですがこれからどんどん読みたいと思わせてくれる作家さんでした!

それでは!漢字・言葉パートに移ります!

漢字・言葉パート

・押し頂く・押し戴く(おしいただく)

1 物をもらって、うやうやしく頭の上にささげ持つ。感謝の意をこめてもらう。


・てんでに

1 めいめいに。思い思いに。てんでんに。


・首尾

物事の経過や結果。てんまつ。


・拙速

1 できあがりがへたでも仕事は速いこと。


・手弁当

1 自分で弁当を持って働きに出ること。転じて、報酬などを当てにせず、自分の負担で、ある人・事のために働くこと。


・いじらしい

1 弱いものが一所懸命に努める有様や心根が、いたいたしくあわれだ。共感してかわいそうがるほど、けなげだ。けなげで可憐(かれん)だ。


・夜伽(よとぎ)

1


  1. 夜、物語などをして相手になること。寝所で、女が男の相手をすること。また、警護や看護、お通夜(つや)などのために、夜通しそばにつき添うこと。


・しかつめらしい

1 まじめ臭くて堅苦しい感じなどを表す表現。


・銃創(じゅうそう)

1 銃弾で受けた傷。


・土着(どちゃく)

1 人が、その土地に、(古くから)住みついていること。また、完全に住みつくこと。


・ローカル

1 (全国的な規模のものでなく)地方的。


・お手元不如意(おてもとふにょい)

1 お金がないという意味。


あいにく、お手元不如意なものでしてなどのように使う。


・踏襲(とうしゅう)

1 それまでのやり方を受け継いで、その通りにやること。


・人事不省(じんじふせい)

1大病や重傷で全く意識を失うこと。昏睡(こんすい)状態に陥ること。


・麗々しい(れいれいしい)

1 ことさらに目立つ様子である。 人目につくように派手に飾りたてている。 おおげさである。


・人身御供(ひとみごくう)

1いけにえとして人身を神に供えること。そのいけにえとなる人。比喩的に、他人の欲望を満たすために犠牲となる人。


・益体もない(やくたいもない)

1 無益だ。 つまらない。 でたらめだ。


・宮仕え(みやづかえ)

1 宮中・貴人などに仕えること。仕官。奉公。転じて、会社・役所に勤めること。


・奇禍

1 思いがけない災難。


・今日日(きょうび)

1 今どき。この節。現在。現代。


・そば杖を食う

1 とばっちりを受ける。


・くさくさ

1 しゃくにさわったり、憂鬱(ゆううつ)だったりして、気分が晴れないさま。


・忘我(ほうが)

1熱中して忘れること。


・よんどころない

1 やむをえない、余儀ない。


明日からいつものペースに戻るよう頑張るので!!それでは!また!次回!


読書戦記 『ある男』

2021-10-28 22:01:00 | 日記
やっと読破した〜〜
今まで読んだ中で一番疲れたかもしれません笑

どうも!アラサー読書兵です!

いや〜僕のように頭悪いのにどうでもいいこと気になるやつにはかなりキツかった!
読むの早すぎたかもしれません
とにもかくにも作品紹介・感想にいきたいと思います!

作品紹介
『ある男』
平野啓一郎 著
です。

まず前提として僕はこの作品が純文学だと知らずに読んだので、すごく疲れました…
純文学を読むときはなんか心の準備とか気合いとかがいるので笑

そして自分がいかに馬鹿なのか再確認しました…
僕も結構本を読んだ気になっていたので少しずつ漢字とか言葉覚えてきたな〜と勘違いしてたんです

この本を読んでるときは、数ページ捲る毎に漢字調べてたので、読むのにすごく時間がかかってしまいました…

その辺も含めて感想いきます!

感想

率直に言うと初心者向けの作品でなく、万人が読めるものではないかもしれません。

話自体はすごく面白いです。
ありそうで、ない『戸籍交換』発想から広がる話自体はとても面白いです。

ただ純文学というのは、色々曖昧なままで終わるのでストーリーが面白いだけに普通に大衆向けの話として読みたかったなと思いました。

後これは僕個人にしか当てはまらないかもしれませんが登場人物の頭がいいので、頭の悪い僕には感情移入できなかったことも多かったです。

何はともあれ読破できてよかったです!
それでは、漢字・言葉パートいきます!

漢字・言葉パート

・於いて(おいて)

1 「~について」「~の場所で」などを幅広く表す言い回し。 「に於いて」という形で使われる。


・倦む(うむ)

1 同じ状態が長く続いて、いやになる。あきる。


倦む(あぐむ)

1 ある物事をし遂げかねて困りぬく、また、いやになる。あぐねる。


・沈潜(ちんせん)

1水底に深く沈むこと。

2深く没頭すること。


・耽溺(たんでき)

1 (よくない事に)夢中になって、それ以外の事を顧みないこと。


・見做す(みなす)


・阿る(おもねる)

1 きげんをとってその人の気に入るようにする。へつらう。追従(ついしょう)する。


・索漠(さくばく)

1 心を慰めるものもなく、味気ない、ものさびしいさま。


・収斂(しゅうれん)

1縮むこと。縮めること。収縮。


・混淆・混交(こんこう)

1 異種のものが入り混じること。そういうものを入り混じらせること。


・寒心に堪えない(かんしんにたえない)

1 恐れや不安を抑えきれない、と言う意味。


・咎(とが)

1他人が非難するのももっともな、欠点・過ち、けしからぬ行い。


・俄(にわか)

1 急に変化が現れたり動作をしたりするさま。


・率然

1 だしぬけなさま。 突然。 卒爾。 また、かるがるしいさま。


・巧拙(こうせつ)


・フラストレーション

1欲求不満


・些(いささか)

1 すこしばかり。いささか。わずか。


・遺漏(いろう)

1 もれこぼれること。手落ち。手ぬかり。


・甚だ(はなはだ)

1 程度が大きく、はげしいこと。ひじょうに。ひどく。


・深甚(しんじん)

1 意味・気持が非常に深いこと。


・得も言われぬ(えもいわれぬ)

1 言葉で表現することができないような様子を意味する表現。


・惹起(じゃっき)

1 事件・問題などをひきおこすこと。


・慟哭(どうこく)

1声を上げて激しく嘆き泣くこと。


・淪落(りんらく)

1 おちぶれること。また、堕落すること。


・急峻(きゅうしゅん)

1 山や坂などの傾斜が急でけわしいこと。そういう所。


・婉曲(えんきょく)

1 表し方が、遠まわしなこと。露骨にならないように言うこと。


・衒気(げんき)

1他人に自分の才能などを見せびらかしたがる気持。


明日は何を読もうかな〜?今回の小説はとにかく、調べっぱなしでした!

それでは!また!次回!


読書戦記 『ある男』 特別編

2021-10-26 22:50:00 | 日記
どうも!アラサー読書兵です!

今回の作品、あと2年くらい経って読んだら丁度いいかな?
と思うくらい知らない感じや言葉が次々と出てきます…

半分くらい読んだことなのですが、知らない、もしくは自分の中で意味の怪しい、曖昧な漢字言葉が大量にあるので、まだ半分ではありますが特例で漢字言葉コーナーメインで投稿いたします。

作品紹介感想は読み終わったらちゃんとあげます!

今の段階で言うとするなら、登場人物の精神年齢というか知能レベルが高いな〜と笑

なんとなく『陰日向に咲く』ににてますかねってな漢字です笑

では漢字・言葉パート特別編いきます。

漢字・言葉パート

・へべれけ

1 ひどく酒に酔って正体がなくなった様子。


・しどけない

1 身なりなどが、しまりがなく乱れている。


・峻拒(しゅんきょ)

1きびしく拒絶すること。


・却って(かえって)

1 普通に期待されるところとは反対に。むしろ逆に。


・寧ろ(むしろ)


・ふたつながらに

1 二種のどちらも。両方とも。


・専ら(もっぱら)


・勇を鼓す(ゆうをこす)

1 勇気をふるいおこす。 ふるいたたせる。


・翻意(ほんい)

1 いったんした決意を変えること。


・総領の甚六(そうりょうのじんろく)

1 長男・長女は大切に育てられるため、弟妹よりもおっとりした世間知らずが多いということ。 特に、長男を指していう。

・案に相違する

1 予想や予測が外れることを指す表現。


・醇化(じゅんか)

1 まじりけのない、純粋なものにする、または、なること。


・僥倖(ぎょうこう)

1偶然に得る幸せ。


・鬢(びん)

1頭の左右側面の髪(の生えている部分)。


・常套句(じょうとうく)

1決まり文句。


・狂躁(きょうそう)

1理性を失った騒ぎ。


・誤嚥(ごえん)

1気管に入ること。


・奇矯(ききょう)

1 行動・思想傾向が普通の人とは変わっていて激しいこと。


・当て擦り

1 他の事にかこつけて、悪口を言うこと。 また、その悪口のこと。


・当て付け

1 『当て擦り』+態度や行為で表わすこともいう。


・逢着(ほうちゃく)

1でくわすこと。


・うち目守る(うちまもる)

1じっと見つめる。みまもる。


・開陳(かいちん)

1意見などを人前で述べること。


・唾棄(だき)

1 つばを吐きかけたくなるほど、忌みきらい軽蔑(けいべつ)すること。


・鼻梁(びりょう)

1鼻筋。はなばしら。 


鼻の真ん中から少し上がったとこかな?この辺が出ていると鷲鼻って言われちゃいますね。


・疾しい(やましい)

1 良心に恥じるところがあって気がひける。後ろ暗い。


・所謂(いわゆる)

1 世にいわれている。世間でいう。


できれば明日、遅くても明後日には感想をあげますので、待っててくださいませ!

それでは!また!次回!


読書戦記 『シライサン』

2021-10-25 20:59:00 | 日記
どうも!アラサー読書兵です!

本当は昨日読み終わったのですが夜中だったので、投稿する体力が残ってなかったです笑

昨日も小説を大量購入したんですが、ビニール袋では無理だったみたいで、ダンボールに入れられてました笑

初めての経験笑少し恥ずかしかったです笑
積読が増える一方なのでさらに読書頑張らねば!

と大分脱線しましたが作品紹介・感想に移らせていただきます!

作品紹介
『シライサン』
乙一 著
です!

乙一さんの作品は二回目の投稿になります!

前に紹介した作品がデビュー作なのに対し今回の作品は比較的最近出されたものなので、昔と今の比較という意味でも気になるところです!

そこのところも踏まえて、感想書かせていただきます!

感想
大まかにいうと『シライサン』という架空?現実?の存在が出てきてある条件を満たしてしまった人を呪い殺してしまうという話です。

乙一さんのには珍しく登場人物も多い話になってますね〜

で、何が怖いってその殺され方なんです、『シライサン』の呪いを受けた人はみな一様に両目を破裂させて亡くなってしまうんです。そのため描写が中々にエグい。

で、単調直入にいいますが僕はデビュー作品と『シライサン』どちらが面白く感じたかなんですが、はっきり言ってデビュー作の方が面白かったですね。

理由としましては、今回の作品は乙一さんの持ち味である読みやすい文章が後半になるにつれて、少しだらだらと引き伸ばしているという感覚に感じられてしまったこと。

原因としましては、目的が曖昧な感じになってしまったからだと思います。

物語の中で『シライサン』のルーツを探るところと対処法、対抗策を考える場面があったのですがそれがなんとも中途半端な感じで終わってしまったんがありました。

乙一さんの持ち味が出しきれていなかったなーとそういった感想ですかね?

面白かったけど、期待値が高すぎたかな?笑

次回の作品に期待です!

それでは漢字言葉パートです!

漢字・言葉パート


・黒檀(こくたん)


学校の長机によく使われてますよね〜

・曇天(どんてん)

1くもりぞら。


一応…


・暗中模索(あんちゅうもさく)

1 くらやみの中で手さぐりして捜すこと。転じて、様子がはっきりせず、目的を達する方法が分からないまま、いろいろ探るように試みること。


・斥力(せきりょく)

1 二つの物体が互いにはねかえそうとする力。



今回はかなり少なかった!乙一さんのありがとう!


ただ次に読んでいるやつ、かなり多くなりそうで不安です…


次の作品はホラーじゃないですよ笑


皆様も良い読書ライフを!


それでは!また!次回!



読書戦記 『殺戮にいたる病』

2021-10-22 23:18:00 | 日記
色んな意味でとんでもない作品を読んでしまいました…

どうも、アラサー読書兵です!

タイトルからもわかると思いますが、今回の作品は誰にでも勧められる部類のものではありません、前回が丁度女性向けだとするなら、今回の作品は男性のさらにその中でもグロいのが大丈夫な方でないときついかもしれません…

ただ、一作品として評価するならこの作品は凄まじく濃密で面白かったと言わせていただきます!

では、その辺りも含めて、作品紹介・感想いきます!

作品紹介
『殺戮にいたる病』
我孫子武丸 著
です!

この作品の購入理由はまたまた『ほんタメ』YouTube、なんですがそれで紹介されてまして、あらすじを聞いてずっと覚えてて見つけたので迷わず購入しました。

感想が長くなりそうなので、早速感想に移ります。

まず、大前提としてこの小説のは読む人を選びます。

というのも内容的に陰惨で残酷な描写が多く、本来書かないような、描きにくいようなシーンをオブラートに包むことなく生々しく書いている描写は人によってはかなり不快感を覚えるのではないかなと思います。

物語の最初から明かされることなので、あらすじを説明すると5人を殺害した殺人鬼が逮捕されたところから始まり、『最初の犯行からそこに至るまで』の過程を犯人の視点とその他二人の視点を交えながら展開していく、というものになります!

純粋なサスペンスだと思っていると僕のように足下をすくわれますよ〜
とってもむごい作品ですが、面白いと言わざる終えません!
読了後に読み返して、内容と照らし合わせないとわけわかんなくなるかもですよ?笑

正直、非常内容的にグロイので非常に迷いますが2度読み必須かもしれません。

※女性・高校生未満・グロいのがダメな方にはあまりお勧めしません。

それでは、漢字・言葉パートに移ります!

漢字・言葉パート


・聳やかす(そびさかす)

1(その部分を)ことさら高く上がる。


肩を聳やかす(怒ったり、威張ったりする時などの表現)


・倒錯(とうさく)


  1. 1逆になる、または逆にすること。ひっくり返ること。ひっくり返すこと。
  2. 2本能や感情・徳性の異常により、社会・道徳にそむく行動をすること。


・行きずり(ゆきずり)

1 道を歩いてすれちがうこと。また、通りすがり。「―の人」。その程度の、かりそめ。


・鬼の霍乱(おにのさくらん)

1 ふだんきわめて健康な人が珍しく病気になることのたとえ。


・しゃかりき

1がむしゃらにことをするさま。


・形而下的(けいじかてき)

1 精神的なものでなく物質的、具象的な傾向であるさま。 形而下に属しているさま。


・冷や水を浴びせる

1 意味は「相手の意気込みをくじくような言動をする」こと。


・円筒(えんとう)


・閾値(いきち・しきいち)

1感覚や反応や興奮を起こさせるのに必要な、最小の強度や刺激などの(物理)量。


・脳下垂体(のうかすいたい)

1様々なホルモンの分泌器官。『ホルモンの司令塔』と呼ばれている。


かなり簡略化しています。


・寓意(ぐうい)

1 他の物事にかこつけ、ほのめかして表した意味。


・怒張(どちょう)

  1. 1血管などが、はちきれるようにふくれあがること。2肩などを、いからして張ること。


・慰問(いもん)

1 (不幸な人、苦労をしている人を)見舞ってなぐさめること。


・松の内

1正月の門松(かどまつ)のある間。


・心胆を寒からしめる(しんたんをさむからしめる)

1 心の奥底からぞっとさせる深い恐怖を抱かせる。


・深淵(しんえん)


・扇情的(せんじょうてき)

1 感情をあおりたてるさま。 情欲をそそるさま。


・聾する(ろうする)

1 大きな音をたてて、聞き取るべき音も聞こえなくする。


・お粥(おかゆ)


・屹立(きつりつ)

1山などが高くそびえたっていること。


・宵の口(よいのくち)

1日が暮れて間もないころ。

・まろびでる
1 転びながら逃げでる。 「転ぶ」(まろぶ)は「転ぶ」(ころぶ)の古い形。

・おみそれ
1 逢(あ)ってそれと気がつかなかった時や、だれであるか思いつかない時に使う言葉。相手のすぐれている点に気がつかなかった時にも使う。

一応調べてみました。

・煩悶(はんもん)
1 心をいためもだえること。悩み苦しむこと。


本日も学びの読書でした!
怖かったし、胸が痛くなるような話でしたが読んでよかった!

そろそろ漢字・言葉パート見直さないといっぱい被ってるかもしれない…

皆様にも良い読書が在らんことを!

それでは!また!次回!