小説書きたい

今読んでいる、読んだ小説を日記と一緒に、感想・漢字・言葉の意味などをまとめたブログです!3日以内には更新!

読書戦記 『ライ麦畑でつかまえて』

2021-10-12 23:47:00 | 日記
どうも!アラサー読書兵です!

いや〜今回の小説は僕にとってちょっとしたチャレンジでした。

というのも今回の『ライ麦畑でつかまえて』は何年か前に購入して、前回読もうとした時すぐに挫折してしまった本だったからです。

僕が読んでいた恋愛小説によく出てきたので、僕はてっきり恋愛小説と思ってたくらいでした。

前置きはこの辺りにして、とにもかくにも作品紹介・感想に移りたいと思います。

※今回はネタバレが多いかもしれません!マイナスな意見が嫌いな方も不快に思われる可能性がありますので、ご注意ください!

作品紹介

『ライ麦畑でつかまえて』(キッチャー・イン・ザ・ライ)
J・D・サリンジャー 著
村上春樹 訳
です。

先ほども言いましたが僕はこれを恋愛小説だと思って買いましたが、バリバリの純文学でした笑
タイトルはすごくロマンチックなのに

純文学は『コンビニ人間』しか読んだことなかったので読破できるか不安だったのですが、読書習慣の甲斐もあり3日かけて読破することができました!

感想
結論からシンプルに掛け値なしに言わせていただくと、あまり面白いとは思えなかったというのが正直な所ですね…

ストーリーは一言で言うなら、思春期の家出の様子を細かく書いた小説ですね。

主人公の男の子が5教科中4教科で落第してしまい、高校から退学宣告を下される所から始まるんですが。

災難は重なるもので、その後学生寮に帰ってからも色々あってルームメイトが主人公が好意を寄せていた、幼馴染の女の子と行為に及んだのではと言う話になり、ルームメイトとも揉めて、まだ何日か滞在予定だった寮を飛び出してしまうんです。

簡単に言うとそこから家に帰るまでの数日間の放浪記なんですよ。

純文学なので、起承転結も曖昧で、僕はいまいち面白いとは思えませんでした…

受信する側の僕のアンテナがボロだと言われたらそこまでなのですが気になった点をまとめると。

・この小説が何を伝えたいのかがいまいちわからなかった。
・純文学のため仕方ないとはいえ、地の文が多く物語の進み方がかなりゆっくりである。
・主人公のかなり偏屈な部分が良くも悪くも、リアルすぎる(これはどっちともいえない)
・またストーリーも同じ理由で良くも悪くもリアルでありノンフィクションと言われてもおかしくない程世知辛かった。

まぁリアルではあるのですが、それ故の消化不良ですね
主人公がもう少しポジティブなら…

純文学…恐るべし…
まぁもう少し僕のアンテナがまともなら面白いのかもしれませんが、現状ではそうは思えませんでした笑

それでは漢字・言葉パートいきます!

・シェード


1日よけ


・無軌道

1軌道がないこと。無軌条。

2でたらめな行動。(をすること)


・ナーバス

1神経質になっているさま。


落ち込むとかそんなのかと思ってました。


・腹蔵ない

1 心に思っていることをつつみ隠さない。心中にふくむところのない。


・うらぶれた

1落ちぶれた。惨め。


・這う這うの体(ほうほうのてい)

1散々な目にあったり、恥をかいたりして、慌ててその場を逃げ出す様子。


・艱難辛苦(かんなんしんく)

1 つらい目や困難な目にあって苦しみ悩むこと。


・おためごかし

1人のためになるように見せかけて、実は自分の利益を図ること。


・見ずてん

1 花ガルタで自分の持札や状況を考えることなく、手当たり次第に札を出すこと。転じて、後先かまわず事を行なうこと。見通しもないのに行動すること。


・しんねりむっつり

1思う事も口に出してはきはき言わず、性質が陰性なさま。


・とんちき

1 ぼんやりしていて、気のきかないこと。 また、その人。 のろま。 とんま。まぬけ。


・(玄関)ポーチ


1 建物の玄関部分において、屋根以外の庇(ひさし)がある建物の外壁から突き出している部分のことを言います。 本来は「門、入口、通路」の意味合いでしたが、今では「庇をもち、壁から突き出している入り口」のことを指すようになりました。


・機先を制する

1 相手より先に行動して、その計画・気勢をくじく。 

2.先手を打って人より有利な立場に立つ。


・つむじを曲げる

1捻くれる事。いじける事。を意味する言回し。


・聾唖(ろうあ)

1耳が聞こえないことと、言葉が話せないこと。


・沈思黙考(ちんしもっこう)

1黙ってじっくり深く物事を考える事。


かっこいい!笑


・破顔一笑(はがんいっしょう)

1にっこり笑う様子の四字熟語。


かっこいい2笑


・就中(なかんずく)

1中でもとくに。とりわけ。


・まんじり

1とろとろとちょっと眠る様。

・出し抜けに
1 思いがけず突然さま。不意。

よっしゃ〜今日は頑張ったぞ〜
たまにはこう言う読書もしないといけませんね!今後も海外小説の有名どころを少しずつ読破していきたいと思います!

明日からまた、新しい本が読める〜!

それでは!また!次回!