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あとらんた滞在記

アトランタに期間限定でご遊学しにきている日々
世に星の数ほどある、単なる滞在記である

博士課程進学審査

2008-07-15 07:31:38 | 勉強
研究室には数人大学院生がいるが、修士課程を経て博士課程に進んでいる、ないしは進もうとしている。
修士論文は書かないで(書くために必要な要件を満たさず)博士課程に進むこともあるようだ。
さて、今日、院生の一人が博士課程に進むための審査を受けた。
修士論文は書いていない。
書けるほどのデータがないのか、ここまでで纏められるストーリーがないのか、書くつもりがないのかは知らない。

40分間のプレゼンで、自分の博士課程での研究課題について、背景、経緯、課題、今後の予定など説明した。
指導教授をはじめとした5人の審査委員、その他聴衆を前にして行うものだ。
会場は、ジュースやドーナツ、ベーグル、果物が用意してある。
40分のプレゼンの後、聴衆からの質疑応答があって、その後、委員たちだけとの非公開の質疑応答(ディフェンス)が1時間にわたり行われた。

日本では、大学にもよるのだろうけれど、修士の学生が博士課程に進む場合、修士卒より長めできつめのプレゼンだったり、簡単な試問はあったりする。
しかし、今日のは、おおよそ博士をとるときの公聴会のような感じだった。
もちろん自分のデータはまだまだだから、自分のやってきたことを否定されることはないが、今後に向けた指導という意味では厳しくやっていたようだ。


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