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あとらんた滞在記

アトランタに期間限定でご遊学しにきている日々
世に星の数ほどある、単なる滞在記である

はじめに

2009-05-05 02:11:25 | 日常生活
このブログは、2008年春から2009年春までの、ジョージア州アトランタ滞在記です。
その当時のアトランタでの生活、情報がうかがえます。
1年ってあっという間ですよ。

アトランタへの行き方は、とりあえずアメリカへ入国すると、デルタ航空かどこかの航空会社の路線が、その土地からアトランタへ運航しているでしょう。
あるいは陸路でも来やすいのではないかと思われます。
主な舞台であるジョージア工科大学(ジョージアテック、GT)へは、MARTAという鉄道のNorth Avenue駅あるいはMidtown駅からも10分くらい。
Midtown駅からは、Tech trolleyという無料(利用する分には無料、本来は別途お金を徴収されている)のバスも出ています。
Tech trolleyはほぼ毎日運航していますが、土日は1時間に1本くらいのペースになります。
車でなら、10thおよびNorth Avenue、Tech Pkwy、I75/85に囲まれる領域に来れればよいでしょう。
なんだかんだで工事中の箇所が多かったり、イベントで混雑していることもあります。

GTはアトランタのMidtownと呼ばれる領域にあって、市内では比較的穏やかな場所です。
大学構内は基本的に、治安は問題がないはずですが、時折路駐している車の窓がたたき割られていたりします。
夜も暗くなってくると、銃を突き付けられて金品を奪われる、といった犯罪が発生したりします。
領事館のホームページによれば、アトランタ市の人口あたりの犯罪件数は、ニューヨーク、ロサンゼルスに比べて倍以上となっています。
MARTAの駅近くでは、昼間からヤバそうなものを売っている人がうろうろしているとかいないとか。

気候としては、夏には100°F越えもまれにある程度、冬は真冬日もあるものの雪は1,2回程度。
アメリカ国内としてはじめっとしている、と言われているようですが、じめじめ感は無かった気がします。
夏時間なので、春から夏は朝が暗くて、夜はいつまでたっても明るいです。
アメリカの人はなぜか寒さに強く、ほぼ1年中、半そで、短パン、ビーチサンダルの人がいます。
明らかに雨が降っているというのに、傘をささない人もいます。
雨合羽を着ているわけでもないのに。
朝、昼、夕方、どの時間でも必ず誰かはランニングをしています。
あとは、他のアメリカの土地と同じ習慣なんでしょうかね。
南部なまりがあるとかないとか言いますが、それ以前の問題なので、結局よくわかりませんでした。

リンク集

2009-05-01 21:35:06 | 日常生活
大学関連
Georgia Institute of Technology
Official Website of Georgia Tech Athletics
大学構内バススケジュール 

アトラン タ情報
充実した総合情報集 ア トランタライフ情報
関西大学 浜野研究室アト ランタ滞在記 2007.9-2008.12
ジョージア大学(アセンズ市)の先生新米大学教員サバイバル日記 in ジョージア

在アトラ ンタ日本国総領事館 
日本クリニック 
とまとストアー
海外リンク・コム

FOX5

食事
Mary Mac's
MF Sushibar
Max Larger's
The Varsity

買い物
Publix
Target
Home Depot

イベント
Piedemont Park
Japan Fest Atlanta
Taste of Atlanta
St. Pat's Atlanta
Peach Drop
Peachtree road race (Atlanta Track Club)

旅行
知らないと損する本格的アメリカ旅行術
ノースカ ロライナの風
JTBルックツアー
IACE Travel(日系旅行代理店)
Greyh ound
Savannah,GA Visitor Information
The Official Tourism Council Web site for the Florida Keys

最初で最後の夜

2009-04-12 12:12:38 | 日常生活

2009年のメジャーリーグのシーズンが始まりました。
ブレーブスも地元アトランタでの試合が始まりました。
開幕第2戦のナショナルズ戦には、今シーズン移籍してきた川上投手が先発だということで、ターナーフィールドへ見に行ってきました。

球場についてみるとチケット売り場は長蛇の列。
昨年は一度も見なかった光景。
さすがに開幕だけあって注目度が違います。


試合が始まる前。
今年のこれまでの成績が表示されています。

プレーボール。
まさに第1球目、ボールでした。
試合の展開などは、スポーツ新聞の記事を参照のこと。
立ち上がり2者連続フォアボールで失点、不思議なくらいボールが多い感じでした。
3回にはヒットで塁に出した次の打者にホームランを打たれるなど、不安な感じでしたが、4回からは立ち直った感じでした。
会場内からは、かわかみー、とかけんしんー、といった声援が飛んでいました。
今日はなんだか日本人っぽい観客が多いように感じました。
ちなみに、選手で最も声援が大きくなるのは、やはりチッパー・ジョーンズです。
次点が、キャッチャーで4番のMcCann選手です。


DHではないので、投手も打席に立ちます。
センターにある画面に顔写真付きでこれまでの成績、その日の成績が映されます。
背景は昨年から変わっている感じです。
この日の川上選手は、2アウト満塁、4回裏1アウト2,3塁の場面で打席が回ってきましたがいずれも凡退でした。
けれどもその直後にタイムリーが続き、逆転に成功です。

イニングの合間には、なんらかのイベントがあります。
これはツールレース。
今年は着ぐるみで実際に走るようです。
他に、Kiss camや、Higher&Lower、Capシャッフルがあり、7回裏はTAKE ME OUT TO THE BALLGAMEです。
少なくとも今日の試合では、GOD BLESS AMERICAは歌われませんでした。

川上投手は6回までで、7回、8回、9回と毎回投手を代えていきました。
8回に追加点もあり、結局ブレーブスの勝利。

川上投手が勝ち投手になりました。

ルイビル旅行記 その2

2009-04-01 01:59:21 | 日常生活

ルイビル市内の観光です。
ルイビルの、ルイは、フランス王の名前からきているということで、市庁舎の前には像が建てらてています。


ルイビル市内にはいくつかの見どころがあるそうです。
その一つが、ルイビルスラッガーミュージアム。
Main St.に沿いにある建物で、遠くからも目立つバットが目印。
実際観光客も多く来ていて、ツアー旅行のバスも頻繁に来ていました。
ちなみに、ルイビルのダウンタウンのあちこちには、アートっぽいモニュメントがありました。
ちょっとしたベンチの横にもなにやら棒が立て掛けられていて、よくよく見ると、かつての名選手の使ったバットのモデルだったりします。
ミュージアムは、ルイビルスラッガーというブランドで知られる野球のバット工場です。
入場料は5ドル。
なんといっても目玉が工場見学なんですが、残念ながら撮影禁止とのこと。
工場では、メープルの木などからすでに一定の大きさで切りだされた棒を、決められたデザインに切りだし、表面を塗装し、ブランド名を焼きいれる、といった工程をしていました。
工程のほとんどは機械で、棒から切り出す作業も完全に自動化されていました。

往年の名選手やジーターなど現役選手などが使用していたバット、野球関連グッズがわずかに展示されている史料室からなります。


川沿いにあるミュージアムその2が、モハメドアリミュージアムです。
入場料は9ドル、バックパックは持ち込み不可で、入口でセキュリティに預けさせられます。
6階建てですが、ミュージアムは5階まで。
まずは5階のシアターでモハメドアリの半生を映像で学び、ついで展示室に行きます。
ただ、展示室にあるのは写真、モハメドアリの言葉を記したボード、資料映像を見るモニターがある感じで、「使っていたもの」や立体的なものはあまり展示されていないので、いちいち読まなければあっという間に見終わってしまいます。


ルイビル市内観光の目玉は、Churchill Downs競馬場でしょう。
ルイビル市街から市バス4系統で20分くらい、バス停から10分くらいで正門につきます。
ルイビル大学の野球、フットボールスタジアムが隣接しますが、周囲は治安がよさそうではない気がします。
空港からも近いので、離陸後すぐの飛行機から概要を見ることもできます。
競馬は4月にならないと始まらず、行った日はただ見学するだけでした。
 ここは有名なケンタッキーダービーが開催されることで知られる競馬場。
ダービーはアメリカで最古参のスポーツイベントで、開催回数135回を誇ります。
毎年5月の初めに開催されます。
さて、この日は競馬場というより競馬場に付属するミュージアムを見学する感じで、その中で競馬場のスタンドへのツアーがあります。
行った日は雨で、競馬のコースはどろどろっぽいですが、本来雨が予想される時はしっかりカバーをしておくそうです。
ちなみに写真は、正面スタンドで、ゴールの方向を見ています。

ミュージアムでは、競走馬が生まれてからレースに出るまで、馬がどのように走るか、騎手や競馬場の説明、馬券の説明、ダービーの歴史や資料が展示されています。
騎手は、体重110パウンドくらいで、重りをつけて125パウンドくらいで実際には競争に出るそうです。
それで、あなたは騎手になれるかな?ということで体重計が設置されていました。
ざんねんながら135パウンドなので、失格でした。
ちなみに体重は渡米前から減っていることが分かりました。

ルイビル旅行記 その1

2009-03-30 10:04:20 | 日常生活

ケンタッキー州ルイビルに行ってきました。
アトランタからは飛行機で1時間、322マイルの距離にあるオハイオ川沿いのインディアナ州との州境の町です。
ルイビル空港にはデルタで行きましたが、他の航空会社もUPSの飛行機も来ているようです。
旅客機はどれも70人くらいが定員の小さな飛行機でしたが、UPSの貨物機はジャンボジェットでした。
さて、「ケンタッキー」に来て最初の食事は、空港にあるKFCでした。
フードコートにはカーネル像がいました。
写真のコンボで7ドル30.


オハイオ川対岸から見た、ルイビルダウンタウン。
川沿いには大型ホテルやビルがありますが、町中は3階建てくらいの、古めの建物が並んでいました。
新しくもなければ、取り立てて古い建造物がある感じでもないです。

ケンタッキー側から対岸。
古い外輪船が停泊しています。
対岸にも何があるという感じではないみたい。
 ちなみに空港から市内までは、Tarcという市バスの2系統で30分くらい。
1回1.5ドル、トランスファーは無料。
しかしながら空港から利用した客は自分を含めて2人、帰りも同じだった。


ダウンタウンにあるビジターセンター。
パンフレットと、お土産が少しあり、

KFCの歴史、カーネル像の展示

バーボントレイルの展示がありました。
もっとも、バーボンの方は、ルイビルからは離れている感じでしたが。


ホットブラウンは名物料理として有名。
カテゴリーとしてはサンドイッチらしいのですが、グラタンのような感じ。
パンにターキーかチキン、トマトをはさみ、卵とチーズのソース、ベーコンをかけたアツアツの料理。
Bristol Bar&GrilleというMain St.沿いにある店にて。12ドル。

セミナー

2009-03-25 01:35:28 | 日常生活

所属している学科に限らず、あちらこちらでセミナー・講演会が開かれている。
定期的に教官が持ち回りで講師を呼んでくるような講演会もあるし、ジョブインタビューの一環として行われるものもある。
今の時期は、修士や博士の論文発表会なんかも行われているようだ。
大学内にはいろいろな学科があるが、他の学科で行われている講演会にも興味深いものがあることには、案外最近気がついた。
もっと早く知っていれば...という気がしないでもない。
もっとも、講演自体にはあたりはずれがあるように思う。
字が小さいとか、背景に埋もれて図が見えない、などということもなく、発表そのものはどの人も、内容は聞きとれていないが、上手に思える。
けれども、図などから見て、それでそれは何が面白いの?という発表も無くはない。

個々のセミナーでは、毎回、おやつやコーヒーが用意されている。
学科の講演会では、学科の事務が用意している。
修士や博士の発表会でも用意されるが、どうやら発表する本人が用意しているらしい。
近々行われる発表会用にと、研究室にはすでに、大量のポテトチップと、りんご、ベーグルとコーラが備蓄されている。

Piedemont 公園

2009-03-25 01:24:11 | 日常生活
家の近くにあるPiedemont公園には、暇な時にはよく訪れる。
ビル街のMidtownと森に囲まれた住宅地の間にある、大きな公園である。

園内には広い芝生の広場があり、池があり、テニスコートがあり、野球やバレーボールの出来る広場がある。
ランニングをしている人はすごく多いし、犬の散歩に来ている人もいる。
池では、魚を釣っている人もいるが、釣れているのかは知らない。
しばしば、あやしいのりもので疾走している人がいる。
広場では、寝転がって日向ぼっこをしていたり、フリスビーや凧揚げなんかをしていたりする。
子供が模型のグライダーを飛ばして、お父さんに拾わせていたりする。

公園の広さも芝生の感じも今の時期なら花見にちょうど良いのだが、残念なことに、見る花が無い。
まったく無いわけではないが、公園の入口と、池のそばにある木しかない。
あとは、葉っぱもない裸の木があるだけだ。
ちなみに花なら、隣にある植物園にはきっとたくさんあるのだろう。

Ru San's

2009-03-20 10:12:42 | 日常生活
アトランタにある、Ru San'sに連れて行ってもらいました。
1529 Piedmont Ave Ne Atlanta, GA 30324
Piedemont公園の近くにある、基本すしの店でした。
ランチに行ったのですが、ディナーもやっているようです。
バイキング形式になっていて、にぎり、様々な種類のなんとか巻きのほか、焼きそば、サラダ、フルーツもありました。
なんとか巻き達は、他の店でも食べますが、見たこともないようなものが多く出ていましたね。
おなかが十分膨れても、目玉が飛び出る値段ではなかったので一安心。

こうして連れて行ったもらえると、いろいろ行動範囲が広がり、しらない知識も得られて、大変ありがたいです。
一人ではふらっと外食をするような性格ではないので。
わがまま言うとすれば、あと10か月くらい前だったらよかったのに、ということですね。

絶好調 イエロージャケッツ

2009-03-20 10:00:57 | 日常生活

今シーズン、ジョージア工科大学イエロージャケッツの野球チームは調子がいい。
3月18日現在で14勝1敗、ホームゲームは全勝、カンファレンスでも無敗。
バスケットがいまいちだっただけに、ぜひとも頑張ってほしいところ。

写真はある日の試合の様子。
観客は、100人くらい。
学校関係者はもともとBuzzカードを見せれば無料ですが、この日は入口のゲートは完全にオープンで、チケットを見る人もいない。
8回には、フットボールやバスケットのようにBudweiserソングがありますが、テープか何かを再生するだけ。
バンドも、チアリーダーも、Buzzも来ていません。

気になる次のホームゲームは、3月24日対Georgia State、18:00ET開始です。

大学院生

2009-03-17 06:20:40 | 勉強
大学院生、学年でいえばたぶん修士1年に相当する人と実験している。
1 mm以下の厚みのある、板の厚みを測る必要があった。
曰く、「ノギスの読み方がわからない」
驚きました。
同じようなシーンを前にも見たような...
そう、日本の大学の卒研生の相手をしているときだ。
卒業研究がはじまると、まずはノギスとマイクロメーターのおさらいから始まります。
大学1年生で習っているはずなのですが。

続いて、y=ax^nのデータの解析をしていた。
係数を求める必要があった。
自分としては、数学的に正しいフィッティングしてくれるものと思っていた。
後ろから見ると、エクセル上でリニアの軸のグラフで、データ点の上に係数をいろいろ変えてカーブを合せようとしていた。
み、見た目?
両対数にして処理するとか習わなかった?
「日本語」で、なにやってんの!と言ってしまいました。

修士1年は卒研生とキャリアもたいして変わらないかもしれないが、この話は「卒業が難しい」とされるアメリカの大学なんですからね。
信じられない。