めまい 唯川 恵

めまい　　唯川　恵

はじまりは一途に思う心、恋だったはず。その恋が女の心を追い詰めてゆく。嫉妬、憎悪、そして…。恋心の果てにあるものは？　狂気と恐怖のはざまにおちた10人の女たちの物語。 （Ａｍａｚｏｎ　より）


１９９７年０３月２０日　　第１刷発行

株式会社　集英社

Ｐ２６１



短編集です。

ネタバレ　有り

ドロドロヌマヌマが読みたくて、ネットで紹介されていたので、読みました。

すぐに読めました。


全体的に、怖い・・・

そして、グロイ・・・

ドロドロヌマヌマよりも、「ホラー」と言っていいかも？？

ここに登場する夫・男は、すぐに妻以外の女と関係する。本当に、あっさりなので、
「へ？」である。


　《青の使者》
　　　怖い・・・

　《きれい》
　　　エグイ・・・グロイ・・・

　《耳鳴りにも似て》
　　　怖い・・・

　《眼窟の蜜》
　　　怖い・・・

　《誰にも渡さない》
　　　怖い・・・

　《闇に挿す花》
　　　怖い・・・

　《翠の呼ぶ声》
　　　ほっ・・・とした。

　《嗤う手》
　　　怖い・・・

　《降りやまぬ》
　　　男って・・・

　《月光の果て》
　　　最後にこのお話があって、良かった。


ラストの《月光の果て》にがあったので、救われたが、これがなかったら、
「恐怖嫉妬ホラー短編集になっていた」