アイリーン 篠原 一
都内のマンションの一室に住む占い師、藤尾雛姫のもとに、変わった来客が相次いでいた。彼らには一様に雛姫が占いをするときの「アイリーン」という名を知ってやってきたと言い、しかし自分の探している「アイリーン」は雛姫ではないという。彼らに優しい言葉をかけ、癒したという謎の女性「アイリーン」を見つけ出す事を何人かの客から求められ、そのうちの一人に再び「アイリーン」と出会える可能性を見出した時、雛姫はもう一人の「アイリーン」を探すことを決意する。雛姫の両親はすでに他界し、残された姉との家族関係も崩壊していた。雛姫は「アイリーン」を探しながら、最も癒される必要を感じているのは自分自身なのだということに気付き始める。そして、とあるホテルのティーサロンで「アイリーン」との出会いの時はやってきた。 (Amazon より)
第一印刷 2001年09月05日
P141
作品社
何を読んだらいいのか迷って、図書館で目に入ったタイトルで選びました。
すぐに読めると思いますが、私はいつもの如く、時間がかかりました
「面白かった?」と訊かれたら、「・・・・・・」の内容です。
私には、こういった抽象的??なお話は不向きかも・・・
「白黒はっきりして!!」なのです・・・。
あっさりとしたお話・・・と言っていいかな? もっと、話を伸ばせられるのを割愛したみたい・・・と私は思いました。(この方の作品はこういう風なのだろうか?)
例えるなら、「絵本か幼児本」のような印象でした。
主人公は「アイリーン」に会って良かったのだろうか?? まあ、あのまま会えずにモヤモヤ~~~とし続けるのもどうかと思うが、会って「・・・で?」と思ったのは私だけだろうか??
会えるまで、なんか「神々しい」「癒し・救いの女神」みたいなイメージが膨れ上がってしまい、実際本人に会って「・・・・へ?」と思ったのは私だけだろうか?主人公は感動??のあまり泣いておりましたが・・・。
主人公の生い立ちも説明が淡々?としており「そんなに不幸?な生い立ちか?」と思ってしまいました。ストーリィ紹介でも、「姉との関係も崩壊」とありますが、あれは勝手に主人公が苦手で避けているだけであって、私の印象としてはお姉さんは普通だと思います。(どこが崩壊なん??)その主人公が「アイリーン」に会って「救い」を求めるように彼女を追い求めていく・・・過程というか心情が今一納得出来ないと言うか・・・。
作者には大変失礼ではあるが「薄っぺらい」という印象の作品でありました。(すみません・・・偉そうで・・・
)
都内のマンションの一室に住む占い師、藤尾雛姫のもとに、変わった来客が相次いでいた。彼らには一様に雛姫が占いをするときの「アイリーン」という名を知ってやってきたと言い、しかし自分の探している「アイリーン」は雛姫ではないという。彼らに優しい言葉をかけ、癒したという謎の女性「アイリーン」を見つけ出す事を何人かの客から求められ、そのうちの一人に再び「アイリーン」と出会える可能性を見出した時、雛姫はもう一人の「アイリーン」を探すことを決意する。雛姫の両親はすでに他界し、残された姉との家族関係も崩壊していた。雛姫は「アイリーン」を探しながら、最も癒される必要を感じているのは自分自身なのだということに気付き始める。そして、とあるホテルのティーサロンで「アイリーン」との出会いの時はやってきた。 (Amazon より)
第一印刷 2001年09月05日
P141
作品社
何を読んだらいいのか迷って、図書館で目に入ったタイトルで選びました。
すぐに読めると思いますが、私はいつもの如く、時間がかかりました

「面白かった?」と訊かれたら、「・・・・・・」の内容です。
私には、こういった抽象的??なお話は不向きかも・・・

あっさりとしたお話・・・と言っていいかな? もっと、話を伸ばせられるのを割愛したみたい・・・と私は思いました。(この方の作品はこういう風なのだろうか?)
例えるなら、「絵本か幼児本」のような印象でした。
主人公は「アイリーン」に会って良かったのだろうか?? まあ、あのまま会えずにモヤモヤ~~~とし続けるのもどうかと思うが、会って「・・・で?」と思ったのは私だけだろうか??
会えるまで、なんか「神々しい」「癒し・救いの女神」みたいなイメージが膨れ上がってしまい、実際本人に会って「・・・・へ?」と思ったのは私だけだろうか?主人公は感動??のあまり泣いておりましたが・・・。
主人公の生い立ちも説明が淡々?としており「そんなに不幸?な生い立ちか?」と思ってしまいました。ストーリィ紹介でも、「姉との関係も崩壊」とありますが、あれは勝手に主人公が苦手で避けているだけであって、私の印象としてはお姉さんは普通だと思います。(どこが崩壊なん??)その主人公が「アイリーン」に会って「救い」を求めるように彼女を追い求めていく・・・過程というか心情が今一納得出来ないと言うか・・・。
作者には大変失礼ではあるが「薄っぺらい」という印象の作品でありました。(すみません・・・偉そうで・・・
