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自分では買わず、図書館で本借りて読んでいる、読書嫌いの感想になっていない読書感想??

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アイリーン   篠原 一

2014年03月01日 23時31分34秒 | 作者  さ
アイリーン  篠原 一


都内のマンションの一室に住む占い師、藤尾雛姫のもとに、変わった来客が相次いでいた。彼らには一様に雛姫が占いをするときの「アイリーン」という名を知ってやってきたと言い、しかし自分の探している「アイリーン」は雛姫ではないという。彼らに優しい言葉をかけ、癒したという謎の女性「アイリーン」を見つけ出す事を何人かの客から求められ、そのうちの一人に再び「アイリーン」と出会える可能性を見出した時、雛姫はもう一人の「アイリーン」を探すことを決意する。雛姫の両親はすでに他界し、残された姉との家族関係も崩壊していた。雛姫は「アイリーン」を探しながら、最も癒される必要を感じているのは自分自身なのだということに気付き始める。そして、とあるホテルのティーサロンで「アイリーン」との出会いの時はやってきた。 (Amazon より)


第一印刷  2001年09月05日

P141

作品社


 何を読んだらいいのか迷って、図書館で目に入ったタイトルで選びました。
すぐに読めると思いますが、私はいつもの如く、時間がかかりました
 
 「面白かった?」と訊かれたら、「・・・・・・」の内容です。
私には、こういった抽象的??なお話は不向きかも・・・「白黒はっきりして!!」なのです・・・。
 
 あっさりとしたお話・・・と言っていいかな? もっと、話を伸ばせられるのを割愛したみたい・・・と私は思いました。(この方の作品はこういう風なのだろうか?)
例えるなら、「絵本か幼児本」のような印象でした。

 主人公は「アイリーン」に会って良かったのだろうか?? まあ、あのまま会えずにモヤモヤ~~~とし続けるのもどうかと思うが、会って「・・・で?」と思ったのは私だけだろうか??
 会えるまで、なんか「神々しい」「癒し・救いの女神」みたいなイメージが膨れ上がってしまい、実際本人に会って「・・・・へ?」と思ったのは私だけだろうか?主人公は感動??のあまり泣いておりましたが・・・。
 主人公の生い立ちも説明が淡々?としており「そんなに不幸?な生い立ちか?」と思ってしまいました。ストーリィ紹介でも、「姉との関係も崩壊」とありますが、あれは勝手に主人公が苦手で避けているだけであって、私の印象としてはお姉さんは普通だと思います。(どこが崩壊なん??)その主人公が「アイリーン」に会って「救い」を求めるように彼女を追い求めていく・・・過程というか心情が今一納得出来ないと言うか・・・。
作者には大変失礼ではあるが「薄っぺらい」という印象の作品でありました。(すみません・・・偉そうで・・・





赤朽葉家の伝説

2014年02月11日 20時38分36秒 | 作者  さ
赤朽葉家の伝説

桜庭一樹

“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。―千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもないわたし。旧家に生きる三代の女たち、そして彼女たちを取り巻く一族の姿を鮮やかに描き上げた稀代の雄編。第60回日本推理作家協会賞受賞。(Amazon  より)


2006年12月28日 初版
2007年07月30日 7版

P309

株式会社 東京創元社


久々の読書です。
二段でしかも分厚いので、「読めるかな・・」と不安でしたが、なんとか読めました。
ファンタジー?と言った感じでしょうか?
日本推理作家協会賞を取っているのですが、私には「????」でした。

第1部 最後の神話の時代   万葉
第2部 巨と虚の時代      毛毬
第3部 殺人者         瞳子

の三部作になります。

私としては、第一部が一番面白かったかな?
ファンタジー要素を含んでおります。(と私は思ったのですが・・・)
第一部前半部分の『辺境の人』編?は何となく物悲しいと思いました。

万葉が嫁ぐシーンは「妖怪に嫁に行く人間の乙女??」と思うほど、なんか尋常ではない嫁入りでした。ここから、「怪奇話になるのか??」と思ったほどです。(妖怪やお化けは出てきませんので)
千里眼と言うか、未来が視える万葉。知人たちの死の様子を目撃し、その予言によって製鉄所経営をしていた赤朽葉家は時代の渦に飲み込まれることなく、何とか活き続けます。
万葉の義理の母親のタツが自分の孫に当たる万葉の子供たちに、けったいな名前をつけます。読んでて「あれ、これは物の名前の方?それとも子供の方の名前なの??」とあまり読書をしない私にとっては解りにくい場面も多々ありました。(それほどけったいな名前陣です。案の定、いじめにあう子もいました。・・・ってこれは名前のせいかな??)

ネタばれですが、
第3部に来て、「あれ?○○さんのあの(万葉の予言)死の事が出てないな・・・」と思っていたら、最後の最後に出てきます。
一部二部とで予言していた『死』のシーンが出てくるのですが、この○○さん(万葉の想い人?)のシーンが出てこないと思っていて「読んだけど記憶にない?」と思ったほどでした。(それ読んでないっていうだろう??)

古から続く大屋敷の赤朽葉家に嫁ぎ、そしてそこに生を受けた宿命の女達の、悲しいお話です。(・・・って最後の瞳子は可哀想ではないかも・・・)







生まれる森  島本理生

2012年11月12日 18時16分29秒 | 作者  さ
生まれる森  島本理生

恋人に別れを告げられた痛手から、自棄になっていた主人公の「わたし」。友だちの部屋を借り、期間限定の独り暮らしを始めたが、いつまでも失恋の記憶は拭えないままだった。そんな主人公に新たな風を送ってくれたのは、高校時代の同級生キクちゃんと、キクちゃんの家族だった。ガテン系の父、中学生の弟、そして主人公の悲しみを知ったうえでそれを受け止めてくれる兄の雪生。本当の家族のように親しくしてくれる一家に見守られ、終わった恋を整理しながら、次第に主人公は癒されていく。 (Amazon より)

2004年01月30日  第一刷発行

P165

講談社


あまりいい事書いてません。ファンは読まないで・・・




























前読んだ【ナラタージュ】が良かったので、借りました。

・・・・・・・・う~~ん・・・・・・・

どういったらいいのでしょう・・・

この作者は、先生と生徒という構図がお好きなのでしょうか?
って、まだこれで2冊目なので、そう決断してはいけないのだが・・・

ただ、この方の書く男性? は優柔不断・・・と言った感じではあるが、まあ、男性とはこうだろう。
変に生生しい?かな?? そういう描写は全くありませんが。

「好きだけど、この人と一緒に居たら疲れてしまう」という感情は解ります。恋愛っていい事ばかりじゃないしね。苦しい恋もある、という事です。

最後まで進むにつれて「え?もう直終わりだけど・・・」と思いながら、終わってしまった・・・と言った感じ。中途半端的感は否めない。
し、
読んでいて、「面白い」と思えなかった。(【ナラタージュ】は良かったのに)

主人公野田に想いを寄せる雪生さん、病気になった彼女を見舞うが、そこで見つけた睡眠薬を勝手に解釈し勝手にトイレに流す・・・という行為が・・・・・・・あの・・・あれだけの量で致死量って事絶対にないのに・・・。眠れない時薬を頼ってはいけないというのか?
なんかな・・・・・・・・・
行動ではなく、言葉で窘めるとかして欲しかった・・・
それまでとても優しい人だったのに、そういう事を無理強いする男、というのが、ちと、残念であった。




私の男   桜庭 一樹

2010年12月31日 22時45分03秒 | 作者  さ

私の男  桜庭 一樹

優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―。黒い冬の海と親子の禁忌を圧倒的な筆力で描ききった著者の真骨頂。 (Amazon より)


2007.10.30  第一刷 発行

直木賞作品


面白かった。

この作品には、好き嫌いがあるだろう。まあ、どんな作品にもあるだろうけど。
でも、内容が内容だからね。

最初「作者は男?」と思ったが、女性でした。なんか最近の作者って男性名的な名前をつけるのは支流なのか??
この方は最初、ライトノベル出身者との事。あなどるな!ライトノベル!!


最初、淳悟が嫌だった。「この人、やくざ?」と思わせる風貌。ただ単に、「ヒモ」か。と
だが、読んでいく内に段々惹かれていき、
最後には
「淳悟素敵ーーーーーーーーーーー!!!!」
に変わってしまった。恐るべし! 
「こんな恋人・父親いいな~」と。
でも、実際は嫌だけど・・・。

ミステリーが混じっている。それが、なかなかいいのである。

つっこむどころは、たんとあるが!!
それは目を瞑ってくれ!!
いや、これは、刑事モノではないのだから・・・って、刑事さん出てくるけどね?


花が、「離れたいけど離れられない」と悩みぬくのが、すごく解る。
儚く、暗く、寂しい。だけど、熱を帯びた作品である。

ハサミ男   殊能 将之

2010年10月11日 18時40分09秒 | 作者  さ
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。(Amazonより)


ネタバレ有り??



分厚い上に2段!!
一回読み終えた後、「もう1回読みたいけど、読む気力が・・・」で、断念しました。
2回読んだら、もっといい!と思います。が、私には長い!!

土曜ワイド劇場のように「犯人はこいつだ!!」
って、途中で偽ハサミ男の方は解りました。いや、違うだろう?? 偽物でも解った私は嬉しいのだが・・・
だって、本物のハサミ男が偽ハサミ男を捜す話だしね。

これも最初から「どんでん返し」と言うのを知っていたのですが、最後ら編で「ハサミ男」の正体が解って「「え、・・・え??」と思いました。でも、これが何も知らずに読んでいたら、もっと衝撃的だったろうな・・・。
それでも、衝撃だった!!
途中で伏線が一杯ありますが、その一つに「○○○をした」(解らないようにするのが難しい)するシーンがあるのですが、今は汚さない為に○○○を○○○する○もいる」から私はそんなに違和感を感じませんでした。って、何も考えずに読んでいただけなんですが。
ただ、他の方の「ハサミ男」のトリック解説を読んで「ふ~~ん・・・」でした。

これ、トヨエツさんで映画になってるんですよね。
「一体どうやって、作ったのだろう??」なんですが、
レンタル屋にあるかな?見てみたい!!
だって、絶対にありえないだろう??的なんですよ??
小説だから出来る・・・ってあるでしょう? 映像うんぬんじゃなくて、こんなトリックは!!


医師は最初の段階で、「ああ、アレだな」と思ったら、そうだった。医師が30代の若い精神科医のように思えたが、実際は60歳だとか。私の読解力がない事に・・・少しショック? でも、この精神科医は好みである。インテリなんですよね! 「ハサミ男」も結構好きです。

ああ、これからの「ハサミ男」の活躍に期待??
って、それはそれでヤバイヨ!!


ナラタージュ   島本 里生

2010年10月02日 09時29分03秒 | 作者  さ
壊れるまでに張りつめた気持ち。ごまかすことも、そらすこともできない―二十歳の恋。これからもずっと同じ痛みを繰り返し、その苦しさと引き換えに帰ることができるのだろう。あの薄暗かった雨の廊下に。野間文芸新人賞を最年少で受賞した若手実力派による初の書き下ろし長編。(Amazon より)


ナラタージュ    
  映画などで、主人公が回想の形で、過去の出来事を物語ること。



とても良かったです。
全体的に、透明感がある感じがしました。
久々に、「続きが読みたい!」で、いつもは寝る前に読まないのですが、読んだほどです。
ラストは私が想像していたのとは、違い。又それが良かったです。って、最初のモノローグで大体解るのですけどね。

ネタバレ












主人公が、教師に恋をする話です。
こういうお話って、私の偏見?かもしれませんが、その主人公と先生が性的関係になる、とおもっていたのですが、これは違い、そこが私には良かったです。(でも結局・・・なんですが)
私は冒頭部分というか、カバーに書かれていた「ナラタージュ」の意味を読み、それから冒頭部の文面から「主人公が高校時代か大学時代の回想物語か」と思ったのですが、違ってました。って、違うという意味はちと違いますね。
ただ、1章目を読み始め「あれ?」と思ったのは私だけ?

人間とは、自分勝手です。それは誰しもですが、
この教師もいい人ではありますが、悪い人です。教師と既婚者と男としての感情の狭間に置かれ、右往左往します。「彼女を頼ってはいけないけど、頼ってしまう」そんな弱い男。でもそこがいいんですよね。母性を刺激させられる??って私だけ??

主人公の女の子は演劇で知り合った男の付き合います。その男の事を好きになります。が、男は主人公と教師の関係に気づき、焦りと苛立ちを募らせます。又これがいいんですよね。見た目はとてもいい人、でも、独占欲というか、どうしても彼女を信じれない・・・って、これは誰しもそうではないだろうか? だって、夜中に教師から電話がかかってくるんですよ? 「おい?それはルール違反というか道徳的にどうよ?」と私は思いましたが、教師も悩みに悩んだ末、の電話。責められないし、そういう電話を貰うと、女は嬉しい! 私がね?
結局、主人公は教師を選び男と別れます。その別れのシーンもいい。男は罵るのですが、でも、解るよね? 彼もいい人なんですよ。でも・・・携帯電話を見るような事をしてしまう。(携帯電話ではなく、ある物です)それが主人公の心を遠ざけてしまう。「やっていけないと解りつつもやってしまう・・・」解るわ~。

さて、二人が選んだ、行く末は・・・
ここまで書いたら、なんとなく解る??かな??

この方の他の作品も読んでみたいと思いました。

アサシン   新堂冬樹

2010年04月09日 23時16分01秒 | 作者  さ
内容 
暗殺者は花城涼。育ての親に、暗殺者として育てられる。女子高生はリオ。父の愛情につつまれ、なに不自由なく育つが、父は嵌められ、死に追いやられてしまう。ふたりは、同じ男を追っていた。それぞれ、まったく異なる事情で。リオが、ついに男を追い詰め、ナイフを突き刺したとき、暗殺者は女子高生を現場から連れ去った。組織は、ふたりを追い始めた。心を開かない暗殺者と無邪気な優しさをもつ女子高生。緊迫した逃避行がふたりを次第に近づける…そして…。新堂冬樹のドゥルー・ロマンス。 (Amazon より)


辛口です。


新堂冬樹ファンは、読まないで下さい。












・・・・・・・・・・・・陳腐!!
と、言わざるをえなかった・・・・

私が本を読んで初めてこんな風に思いました!!
ネットで「レオン」に似ていると有りましたが、それは全く思いませんでしたが。(そんなん言ってたら、小説なんて書けんよ?)
主人公の涼がアサシン(暗殺者)として、成り立てなら、まあ、許せるかな??いや、それでも無理だ。
涼は最初から、冷徹ではない!! もう、小さな子供である。小さな子供が、大人に認めてもらおうと足掻いている、にしか見えない。そして、ヒロインのリオ。この子がよ~~~解らん!!
最初の出会い。何故涼がリオを助けたのか?それが今一、解りません。彼女の【何】に惹かれたのか?そのシーンで、この話に対しての不安感が・・・。そして、二人の逃避行。何故??
で、人を殺しておいて(未遂だが)動揺していたリオが直に復帰する!!もうこれで駄目!!普通の女子高校生が、こんな直に 1日も経っていない!! のに、立ち直りが早すぎる!!そして、警察(やくざ)に捜索されているのは、誰が見ても解る事なのに、「出掛けたい!」と涼にせがむ!!オイオイ??1ヶ月ならまあ、許そう。それを、経ったの1日やそこらで、そんな事を言うのか!!お前心臓に毛が生えている、いや、もう鋼鉄の心臓だろう!!と言いたくなってしまう!!
無邪気過ぎる!!
そして、あれは決して、優しさではない!!
わがままし放題である!! ちっとは涼の言う事を聞け!!!!!
男はこういう女が好きなのか??
私はこういう女は大嫌いである!!
(FF8 のリノアに似ている。男ってこういう女が好きなのだろう。大体、男が書く女ってこういうタイプが多いと、管理人は思う!読む本がただ単にそうなのだろうか?管理人はリノアが大嫌いで、何度ゲームオーバーになったことか
そして、純情無垢な涼君。あんなに動揺するのかが、よ~~~解りません!!女毛がなかったとはいえ、あれは、どうなんだ??なんかね・・・そこら辺が【陳腐】と言うしかない・・・・。
そして、偽装パスポート屋に行った時、直にパスポートを作らねばならないのに、「お喋り」するし・・・。まあ、なり染めを言いたかったのだろうが、そしてら「写真が乾くまで」」とか、作業しながらとか、なかったのか??緊張感がない!!この小説の最大の悪の原因は全体に通して、「緊張感がない!!」に尽きる!!
ただ、作者が元裏の金融業に勤めていただけあって、リオの父親の遺書のシーンとかは「なるほど」と思った。そして銃撃シーンとかは、良いのではないだろうか。それとラストのドルフと涼の対決は良かったです。
これがなかったら・・・


ご批難・苦情が御座いましたら、遠慮なく コメントどうぞ。

異邦の騎士   島田荘司   講談社文庫

2009年01月26日 21時52分15秒 | 作者  さ
異邦の騎士  島田 荘司 1996年1月16日 第12刷発行

母が読書家で家にあったのを、約1年かけて読みましたって、遅い!!って言うか、暫くほってました。

題名から「FT物?」と思い、私はFT物が好きなので読みましたが、中身は全く違いました。

内容は、
記憶喪失の男がある日ベンチに寝てました。そこから始まる物語。偶然にも通りかかったところに居た男女。女が危ないところを助けた記憶喪失の男がその女と一緒に暮らし始めます。
男は自分の記憶を取り戻そうとして、ある【占師】の元に行きます。そこで出会ったのは変った男の 御手洗潔 二人は仲良くなります。
男はあるきっかけで自分の運転免許証を見つけます。それがきっかけで、自宅へと行きます。そして、断片的に記憶が甦ってきます。
自分には妻と子供が居た事など・・・。そこから話が急展開していきます。

真ん中くらいまで、記憶喪失の男と女と御手洗の生活シーンだらけ。私はこれが、「ミステリー・探偵物」という事を全く知らなかったので、「このお話は何?」状態でしたが、真中以降から急展開に、「これ面白い」となりました。
ミステリーとか探偵物を読んだのがこれが初めてだったので。

最後は、「え?いいの??」でしたが・・・


感想は

最初の出会いが、「??強引??」的と思い、記憶喪失ってこんなに続くもの??で
他の小説がどうなのかが全く解らないので(本読まないから)、「こうも上手くいくのか?」的でした。まあ、フィクションだからいいのか?「まあ、こうしないとお話進まないからね?」と思いながら読んでました。
最後は、私にしたら、大どんでん返しでした。


ネットでこれに関する事を調べたら これは【御手洗潔シリーズ】だそうで。これは第2弾らしい?


このお話がきっかけで、このシリーズを読み始めました。それは又次の機会に・・・