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自分では買わず、図書館で本借りて読んでいる、読書嫌いの感想になっていない読書感想??

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ユダ (下) 立花胡桃

2013年06月28日 19時44分05秒 | ノンフィクションなど
ユダ (下) 立花 胡桃

キャバクラ界きってのスターキャストが集まる歌舞伎町ドルシネアで、胡桃は店一番の上客・大野に出会う。自分の客にしたいだけ、これは恋愛なんかじゃない。そう自らに言い聞かせながらも、どうしようなく大野に惹かれていく―。文庫化に際し、新たな書き下ろしも収録。怒涛の展開から片時も目を離せない、究極のエンターテインメント小説。 (Amazon より)


平成22年11月11日 初版発行

P367

幻冬舎文庫


(上)でも思ったけど、(下)の写真も胸デカ~~~!!


胸の整形手術はしてないみたいですが、顔の一部を整形をした経緯が書かれております。
やっぱ、するのね?

上~下にかけて、最初の彼の事は好きでしたが、後に好きでもない男の子供を身ごもります。

・・・・・・・って、どうして、避妊薬のピルを飲まないのだろう??

そこが疑問になった。(最後には飲んでいたが・・・)

3回も中絶をしている。そして手術後の激痛と心の傷も受ける事に何回もなっているのに、どうして??と言わざるを得なかった。
数百万も稼いでいるのに、薬代を渋る訳でもなく・・・。高々数千円の薬なのに・・・
男って、「避妊して」と言ってもしない男は多いと思う。所詮、身体に負担かかるのは男性ではなく女性だから・・・。これが男性にも身体に影響あるのなら、絶対に避妊に協力的だろうに・・・。


ここから、読みたい人だけ読んで・・・ちと、内容が・・・


そして、「パパ」に中出ししないでと言うが・・・って、このパパ胡桃と結婚したかったから既成事実を作ろうと、中出ししていたと。
って、それが解らなかった???という胡桃なのですが、
「解らない???何故???」なのですが?? 
中出し、したら、解るだろう!! やられた女性なら!!
だって、出てくるでしょう・・・?



しかし、好きな男と寝るならともかく、営業の為に寝るなんて・・・のには・・・。
それを知っていて結婚する今の旦那も凄いな・・・そこまで胡桃に惚れたんでしょう??(旦那もこの本読んでると思うしな・・・懐の広い旦那様である)

キャバクラでNO・1になるのは、なるほど、類稀ない努力をなさっておいででした。どんなに疲れていても、その日に会った客のデータを記帳する・・・なんて、凄いと思います。どんなタバコを吸うのか、誕生日はいつなのかets・・・。頭のいい方だとは思います。

ですが、友達には・・・な方です。

内容的には面白かったです。
自分を卑下しているようで、やはりどこか自分を擁護しているところが見え隠れしている・・・ように見えたのは私だけでしょうか?

前回にも書きましたが、「NHKには絶対に出られない人だろう・・・」

今回、 解説に、新堂冬樹氏が書かれてましたが、
以前、この方の本を読んで・・・(このブログにも載せてますが)
「もう二度とこの方の本は読むまい」と思った作者です。
その方が、解説を書いてて、
「・・・・・・・・・あの・・・・・解説って、自分の自慢話の事なんですか~~??」と私は思った・・・内容でした。
新堂ファンには申し訳ないのですが、新堂氏の本と立花氏の本どっち買う?と聞かれたら、どっちも買いたくはないけど、強いて言えば、立花氏のかな? と言わざるを得ない・・・。





ユダ(上) 立花胡桃

2013年06月19日 15時37分52秒 | ノンフィクションなど
ユダ(上) 立花胡桃

高校を卒業した中田絵里香は、専門学校に通っていた。彼女はちょっと前に自分の身に起こったある事件から、「男」と「金」に復讐を誓うことになる。味気なく過ごす日々の中で、いつもは無視するスカウトについていったのも、ほんの気まぐれ。しかし初日の4時間で2万円を手にした彼女は、それまでの時給900円のアルバイトを辞めてしまう。地元の大宮で「瞳」としてキャバクラで働きはじめた彼女は、この職業を「自分の天職」だと認識し、夜の世界で生きていく決意を固める。店で出会う多種多様な男たち。運命的な出会いをきっかけに、「胡桃」と源氏名を変えた「瞳」は、大歓楽街「歌舞伎町」へ移籍。「男」と「金」への復讐心を支えに、オラオラ営業をしまくった胡桃は、歌舞伎町でもNo.1へと登りつめた。そんな彼女に魔の手が忍び寄る…。キャバ嬢にしか書けないキャバクラのリアル。 (Amazon より)

平成22年11月11日 初版発行
幻冬舎文庫
P342



キャバクラの実態?というのを知りたくて借りました。
まあ、ネットのレビューコーナーを見て頂ければお解かりだとは思いますが、あまりいいレビューはありません。
ですが、私には結構読み易かったです。
って、酷評に「中学生レベル」と・・・。だから私には読み易かったのかも?
し、先を読みたい、と思わせてくれました。

表紙を御覧下さればお解かりだと思いますが、胸がでかい!! 本人曰く「整形はしてません」と本文にも書いてるけど、私から見たら「え?この胸、シリコンじゃないの?」と思ってしまう・・・。まあ、本人が「してない」と言えばそうだろうし、もししてたらどこからか噂や暴露などあるので、まあ、本物なのでしょう。

内容は、私が想像していた通りの内容で、男を騙すのに、罪悪感もない事。う~~~ん・・・・今この人コメンティーターとしてテレビ出てるけど・・・NHKには絶対に出れないだろうな・・・と思ってしまうのは私だけだろうか??

本文で、「私は顔も綺麗じゃない」と書いてますが、「あの~~~・・・・そうじゃなかったら、スカウトされませんけど~~?」と突っ込み。「スタイルも良くない」と書いてますが、「え~~~・・・・そんなんじゃスカウトされませんよ~~~・・・」とまたまた突っ込み・・・
なんか、平凡以下の私からしたら、「嫌味?謙遜しながら超自慢!!」と言いたくなってしまう・・・そんな女性だし、
「やっぱ、キャ場嬢って、性格悪い・・・」と確信させてくれた内容でした。


<下>読みますけどね。








ファイブ    平山 譲

2012年09月09日 18時13分50秒 | ノンフィクションなど
ファイブ   平山譲


「俺、いりませんか」。親会社の経営不振で強豪バスケットボール部が突如廃部に。チームメイトが順調に移籍先を見つける中、日本が誇るポイントガード佐古賢一が拾われたのは、リストラされた選手ばかりを集めた弱小チームだった。拾い集められた個性豊かなメンバー五人が、己の再起を信じ日本一を夢見て燃焼する姿を綴ったノンフィクション。 (Amazon より)


平成19年12月20日  初版発行

P259

幻冬舎文庫


バスケット小説を読みたくて、借りました。


面白かったです

実名で登場人物・企業が書かれており、超有名なバスケット選手も登場します。

アメリカでは超人気スポーツのバスケットボール。しかし、日本ではマイナーなスポーツ。
野球やサッカーはテレビ中継されるが、バスケットは・・・が現状

日本って、オリンピックの時には、やれ、「予算を捻出しよう」と言うけど、その場限り。 熱が冷めると・・・「そのお話は?」である。 企業も不景気だと、スポーツを切り離す・・・

リストラされながらも、心底、「バスケットがしたい!!」という、30代の老年選手。(30代でバスケットは老年らしい) 居場所を求めて奔走します。
が、世間の風は冷たい・・・

5人のメンバーそれぞれにドラマがあり、その彼らを支える人達にもドラマがあり、その選手のライバル達にもドラマがあり・・・。

最後のラスト・ゲームは、本当に、ハラハラしながら読みました。

本当に、「フィクションじゃないの?」という、真実は小説より奇なり と言った文字通りのノンフィクション小説であります。

2008年にNHKでドラマ化されたそうで、

レンタル屋にあるかな?

報道は何を学んだのか

2011年04月17日 09時36分03秒 | ノンフィクションなど
報道は何を学んだのか  松本サリン事件以後のメディアと世論
河野義行・磯貝陽悟・下村健一・森達也・林直哉


実名報道、訂正報道、思考停止のスパイラル、市民メディア等のキーワードから事件以降のメディアと世論を検証。(Amazon より)


岩波書店


2004年10月05日 第1刷発行

P71





ページを開いた、瞬間

「・・・・・うわ~~~・・・・」

と思っちゃいました。

河野さん宅に記者がうじゃうじゃ、しかも、塀の上に乗っている。
報道の為には何をしても、いいのか?
無断で、敷地内に入ってきた、無礼な記者もいる。

最近の記者は「自分が正義!」的な、言動が目に付くのは私だけなのだろうか?
原発事故での、事故を起こしてしまった東電に対しての質問の仕方。「貴方が被害を被った訳ではないであろう?」と言いたくなってしまいそうな、怒り口調の言動。記者はもっと冷静な言動で質問して欲しい。見ていて、嫌である。

こういう本が出ているが、読んでいて「・・・で?」と言いたくなってしまった。
結局は・・・である。

仕方ない、のか?

こういうのを論ずるのは、ごくごく一部の方々だけ、が、現状である。
この輪が広がってくれることを祈るだけである。


では、済まされない。

妻よ!   河野義行

2011年04月16日 20時47分08秒 | ノンフィクションなど
妻よ! わが愛と希望と闘いの日々 河野義行

松本サリン事件、4年目の真実。善良な一市民が、ある日突然、無差別テロ事件の犯人に仕立てられる恐怖。その疑惑を晴らし、警察、マスコミによるいわれなき人権侵害と闘う著者を支えるものは、今もなおものいわぬ妻・澄子さんの回復を信じ続ける、愛と希望の日々である。(Amazon より)


1998年06月27日初版発行
1998年07月10日3刷発行


潮出版社

P237


前、読んだ【疑いは晴れようとも】とタブル部分は多々あります。

ここまで妻に献身的に尽くせる人って、世の中にどれほどいるのだろう?
読んでいて、あまりもの献身ぶりに涙がでます。
日本の夫の中で、ほとんどの人が無理じゃないかな?(言いすぎ?)
でも、河野さんもサリンで体がまだ悪いのにも関わらず、毎日と見舞います。

そして、長男もとてもいい子。
この河野さんの子供だから、こういう子に育ったんだろうな・・・とつくづく思います。

このお話は、澄子さんの回復を願ってで終わりです。

が、

ただ、妻ではある澄子さんは、回復することなく、他界されてしまいましたが・・・。

河野義行 「疑惑」は晴れようとも  河野義行

2011年04月10日 16時20分27秒 | ノンフィクションなど
河野義行「疑惑」は晴れようとも  河野義行

いまや周知の冤罪事件となった「松本サリン事件」。1994年6月27日、最大の被害者だった河野さんは警察の見込み捜査で犯人と疑われ、そのリーク情報をもとにマスコミも疑惑報道をくりひろげた。無実が証明される、翌95年3月20日の「地下鉄サリン事件」の発生まで9カ月にわたる河野さんの無実への苦闘の全てがここにある。(Amazon より)

1995年11月30日  第1刷
1996年01月15日  第5刷

P238

文藝春愁


「警察という捜査機関は人の潔白を証明するところではない。やっていない人間が逮捕され、無実の罪を着せられるということはいくらでもある」
本文で、河野さんの弁護を依頼を受け、周囲から「どうしてあんな奴の弁護を引き受けるんだ」と河野さんと同じように誹謗中傷を受けながらも、最後まで弁護を努められた永田弁護士の、河野さんに言った言葉です。
この時点では、まだ河野さんは警察を信じてました。

これを読んで、警察に対する信頼が消失し、その代わりに怒りが溢れ出ます。
だが、どうして警察はこんな捜査をしたのだろうか? これは初動捜査が根本的に、間違っていた。としか言いようがない。 第一発見者が、【犯人】とある事がよくあると聞くが、これは正に、それが念頭にあった、悲劇 だったのだろう。

テレビで、「押収した薬品からはサリンは出来ない」と私は聞きました。それなのに、警察は河野さんを犯人に仕立て上げようとします。
反応が出るはずのない「ポリグラフ」嘘発見器にかけ、「反応がでました」と言い寄る警察。「息子さんが白状しました」と河野さんに自白を迫る警察。息子さんは何も言ってません。警察が平気で嘘を言うのです。この本を読むと、警察の姑息な手がモロ解ります。もし、これから犯罪を起こそうと考えている人(って、いないよね??)には、とても参考になるかも・・・。いや・・・参考になっては決していけないんだろうけど・・・。
「証拠が大切」と口をすっぱくするくらい言っているのでは?テレビドラマの見すぎなのだろうか?
証拠が一つもないのです。ただ、薬品を持っていただけ・・・というだけで。

検察側は、「証拠が不十分だから・・・」と警察が逮捕したがっているのを反対した素振りがあるとの事。もし、これが検察側が「OK」を出したのであれば、河野さんはとっくに逮捕されていたのです。問題続きの検察ですが、ここでは、機能した??

これを読んでいると、「やってない人でも、平気で犯罪者にしてしまえる」と。電車の痴漢行為もそうです。全部が全部冤罪とは言いませんが・・・怖い・・・と思います。

前読んだ刑務所関係の本でも、警官がジャーナリストに「3日あれば、貴方を落とせます」と平気で言うのです。この言葉の意味が言った本人は解っているのだろうか?やっていない人を「やった」と言わせる事に、【自慢】とでも取れる物言いです。


河野さんは、本当に【出来た方】です。ここまでされて、「私は誰も責めない」と。正に、【善人】とはこの人のことであろう。もし、違う人がこの立場になったら、やってもいないのに、無理やり自白され、逮捕され、そして冤罪と解ったら、訴訟問題で裁判沙汰になっているだろう。

警察白書に、この【松本サリン事件】を教訓とする旨を書いてあるそうですが、果たしてそうなのだろうか?現に今も、冤罪事件が後をたたない・・・。
マスコミも相変わらずである。教訓が全く生かされていない。

警察や新聞社、雑誌社に入る人は、この本を読む事を義務付けて欲しい。


ミステリーファンのための ニッポンの犯罪捜査  北芝健/相楽総一

2011年03月20日 11時37分44秒 | ノンフィクションなど
ミステリーファンのための ニッポンの犯罪捜査    北芝 健/相楽 総一


県境で死体発見! どっちの警察が捜査をするの? 捜査本部の名前は誰が考えるの? 正しい尾行と張り込みの方法は? 誰もがふと抱く警察の疑問にズバッと答える犯罪捜査詳述本。『小説推理』連載を単行本化。(Amazon  より)



2006年12月20日  第1刷発行


双葉社


P223



テレビでおなじみの 北芝さんの御本、2作目

監修ですけどね。

テレビで見る限り「この人本当に警官だったの??」と思ってしまうけど、読む限り、とても優秀な方みたいである。
身長高いし、ガタイいいし。1回見たら忘れない?? 
でも、それって刑事としてはどうなんだろう? 尾行の時、いかに相手に感ずかれないようにするか!である。 
でも、北芝さんって目立つと思うのは私だけ?? 今はテレビバンバン出てるからそう思うだけで、現役時代は、目立たない人だったのだろうか?

この方、語学力が半端じゃない! 一体何ヶ国語喋られるんですか??伊達にテレビには出ていない??

日本の警官の事をちょこっと知りたい人には、お奨めです。

でも、こういった本を読んだら、いかにテレビの刑事モノは・・・
って、あれはあくまでもフィクションだから、いいのだろう(?)




松本サリン事件報道の罪と罰  河野義行/浅野健一

2011年03月19日 08時21分22秒 | ノンフィクションなど
松本サリン事件報道の罪と罰  河野義行/浅野健一


事件の第一通報者にもかかわらず、警察やマスコミによって犯人扱いされ、深刻な人権侵害を被った、報道被害の要因を明らかにし、克服の方途を探る。報道機関及び警察庁へのアンケート回答等を付す。(Amazon より)


1996年11月28日  初版第一刷発行

P230


第三文明社



冤罪の事が知りたくて、借りました。

思っていた内容と違ってました。

当時の報道は、もう、すごかった・・・としか言えません。

今更ながら、と言われるかもしれませんが、
同時から、私は「この人犯人じゃない」と思ってました。本当です。
それは、【感】というか、なんというか漠然としたものでしたが、何故か「犯人じゃない」と。
それと、科学者が「市販の除草剤や薬品ではサリンは出来ません」と言っていたからです。
もし、そうなら、ラベルに「○○と××は混ぜないで下さい」と表示されているだろう。
ですが、そう言っているにも関わらず、河野さん【犯人】は99%確定みたいに報道されていました。
兄も「薬品の調合ミスだろう」と。
「え、だって、作れないって言ってるよ」
と私は言ったものでした。
いつも冷静で客観的に物事を見る兄でさえこう言っていたのです。
でも、当時は大半の人がそう思っていたのでしょう。



本題に戻りますが、

河野さんのコーナーは、「納得」です。
もうね、この人こそ、【聖人】という言葉が合う人はいないのではないでしょうか?
他の人がもしこの立場になってしまったら、自殺していたか、犯人にされ、逮捕されていたでしょう。
この本を読んで、「ああ、この人だからこそ戦えたのだろうな・・・」と。
本文にもありましたが、「警察はとんでもない人を敵に回した」と。
正に、そうです。

そして、もう一人の方。

私、浅野さんって、弁護士の方かな、と思ってたのですが、ジャーナリスト?大学教授だそうです。

この方のいう事も、解るのですが、50%も支持しません。
少し?意見に偏見というか、他人の意見は受け付けない。自分の意見が一番正しい的な、固執が強く感じました。

言っている事は解ります。
ですが、
この方の言うとおりにしたら、誰も自分が知っている【ネタ】を話さなくなります。
何故、日本は内部告発が少ないのか・・・。それは、バレるからです。そしてバレたら、その会社を辞めざるを得ない状態に追いやられるからです。告発者を保護する法律が確立してないのが現状です。
ですが、書いた記者の著名入りには賛成です。記者は人を追い込む事には、躍起になりますが、いざ自分にお鉢がまわってくると、逃げ腰です。
ですが、それは誰しもそうでしょう?
今の記者は、本当に、弱いもの【イジメ】です。 河野さんの事件があって、沈静化するかと思いきや、もう、スクープ合戦。「お前ら、他に突撃取材する奴らいるだろうに・・・」と情けなくなってきます。

でも、「他人の不幸は蜜の味」が人の常である。

骨太の記者は、今の世の中、いないのでしょうか?もうね、外国のアパラッチ状態です。

アンケートでも、記者は取材の時には容赦しないのに、いざ自分達にお鉢が回ってくると、のらりくらりとかわす姿勢が・・・。報道関係者も他人に対して強く出るのであれば、自分達も包み隠さず、正直に答えて欲しい。
無理か?


警察裏物語  北芝 健

2011年02月07日 22時27分13秒 | ノンフィクションなど
警察裏物語  北芝 健


小説やTVドラマより面白い警察の真実を、元警視庁刑事の著者が大公開。モテモテ絶倫警官、銃を撃ちたがる警察官の行く末、株主総会シーズンの密かな楽しみ、警察官の合コン事情…。門外不出の裏話が満載!  (Amazon より)

2006年06月16日 初版第1刷発行
2006年08月10日 第5刷発行

バジリコ株式会社

P261

テレビにもちょくちょくでている、
ファンタジー 北芝氏の本です。

面白かったです。

人間十人十色。警察官も十人十色で御座います。

どの章も面白かったですが、
というに笑ったのは、「警察官は刑事ドラマ好き」でした。
ちと、読んでて、爆笑してしまった。

後、検察官の認識とか、
前 田中森一氏の「反転」を読んで、検察官の認識は多分一般の人よりも私の見解は違うと思います。
(って、最近、あの「郵政制度」で、検察官の不正があって、一般人の検察官に向けての見解が変わったかもしれないけど。)
これを読んで、又新たに、検察官の見方が悪いほうに深まってしまった。
中には、良い検察官もいるであろうけど。
人間十人十色です。

巷に刑事ドラマはたんとある。今期、警察ドラマがわんさかだ!!
どれが、真実の警察に迫っているのだろうか?
まあ、ドラマですからね、フィクションというよりもファンタジーだろうね。

読みやすいです。
警察官や、内部の事を知りたい方は、お奨めかな?



プリズン・ガール  有村 朋美

2010年12月19日 09時06分42秒 | ノンフィクションなど
プリズン・ガール  有森 朋美

2005年08月05日  第1刷発行
2006年03月27日  第4刷

マフィアの恋人のために逮捕され、連邦女子刑務所に入った“私”。そこには、数々の想像を絶するドラマがあった。24歳の日本人女性、驚愕の獄中ドキュメント。 (Amazon より)




会社の子の紹介で読みました。



辛口です。






















とても、読みやすい。読書好きな方なら1.2時間で読めるのでは? 私は3日間かかりましたが。

兎に角、
作者が、今風の、イケイケギャルである。 そう思ったのは私だけだろうか?
本中にも、「オシャレ命!!」と書いてある。
会社で嫌な上司が居た為、会社を辞め、友達がアメリカに居た為、行き、そこでエリートの彼氏を見つける。 最初の目的は、語学留学。だが、学校には行かず、遊び捲くり、そこで、ロシアン・マフィアの薬物のディーラーに見初められる?? って、彼には、妻も子も、そして、この作者・トモミ以外にも恋人がいる、という輩。 そして、彼はトモミのクレジットカードで、麻薬を送る・・・という事を。私は、「利用されてたんじゃないの?」と思ったけど。
そして、この作者は、彼がマフィアだと知ってても、付き合っていた。 エリートの彼と別れてしまう。 「あほ!!」としか言い様が無い。マフィアの彼はカッコよく、外人特有のエスコートが抜群だったらしい・・・。そういう事をされた事のなかった日本人女性は、もう、イチコロよ。

だが、彼の所為で作者は捕まります。
そして、司法取引に応じず、連邦刑務所=FCIへと入れられる。
が、日本の刑務所関係の本を読んでいる私には
「なんて、アメリカの刑務所って自由なんだ」
で、あった。
牢屋ごとに、鍵はついてないし、出入り自由。起床も、一応あるが、昼まで寝ていてもOK。おいおい? 日本の刑務所だと、時間厳守だぞ!
兎に角、自由である。食堂は、バイキングだし、もう、取りたい放題。しかも、美味しいそうだ。作中で、「不味いレストランよりはるかに美味しい」と。その為、囚人は太る!太る!ダイエット講習もあるほどだ!! おいおい??日本だと、本当に質素な食事である。麦飯とご飯の混合食。太る事はまずありえない!
電子レンジで、料理を作るわ、一応刑務所内では仕事もあるが、皆、真面目に働かない。刑務館=オフィサーもメチャクチャいい加減!! 本当にいい加減である!! 吃驚するくらい!!日本だと考えられない。
読んでいて、「こんなんで皆反省するのか?」と疑問定義である。
「犯罪者にも、人権を」との事であるが、何回も戻って来た人はいる。普通「もう二度とこんな所には戻ってきたくない!」と思わせなければいけないのに・・・
だから、喧嘩が絶えない。
2M近い大柄の女もいて、日本人男性でもあっさり倒されそうだとか。
一応、喧嘩したら、懲罰房に入れられるのだが、入る人は何回も入る。
そして、犯罪者は反省をしていない。
「私は殺人を犯したけど、麻薬はやってない」
「私は麻薬をやったけど、人を傷つけていない」
と。 お国柄なのだろうか?
囚人によって、数ヶ月~数十年や数百年!と刑期は様々。 日本では麻薬は結構刑が甘い? が、アメリカは厳しい。 「私は知らなかった」は通じない。これは日本以外の外国では当たり前みたいだが。中国では死刑だったのではないだろうか?
でも、平気で、道端で売っている。 
自由の国ではなるが、言い換えれば、秩序がない? に等しいのでは?
作者も「何故、皆アメリカに憧れるのだろう」と言っているが、
「自分もやん!」
と私は言いたくなってしまう。

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

2010年06月27日 15時42分13秒 | ノンフィクションなど
アメリカが人の心も経済も豊かな国だったのは、今や昔。米・カリフォルニア在住のコラムニストである著者は、そのデタラメさを暴きます。「福音派」と呼ばれるキリスト教右派のトンデモ洗脳教育、泥沼に陥り後始末のできなくなったイラク戦争、年収360万円の若者に2億円貸し付けて焦げ付いたサブプライムローン、相手候補への中傷合戦と化した大統領選挙……。笑った後に、日本への影響を大いに考えさせられる1冊です。(Amazon  より)


はじめの数ページで、大変気分が悪くなりました。
本を読んでて、気分が悪くなるなんて、初めての経験です。
別に、これ、ホラーやスプラッタでは御座いません。

兄が「これ読め」と私に貸してくれました。

えっと、近畿地方だけ??局部的な放送だとは思いますが、木曜日深夜の11時17分頃から、ビーバップハイヒールという、バラエティ番組が御座います。そこで紹介された本です。(なかなか面白いので、眠たいけど、毎週見てます)


「これって、100年も前の事を書いてるんじゃないの?」
というくらいの、とても閉鎖的で、信じられない内容です。
作者本人に聞きたい!! でも、本の書いてて、テレビにも出ている・・・のだから、嘘ではないのだろう。もしそうなら、今頃苦情来てるよね??

アメリカ人が今だに、「日本人はちょんまげに着物」だと認識していると、前にテレビで言っていたけど、強ち、本気で思っているのでは?? と思ってしまう。

これ読むまでに、アメリカの教育水準は高い、日本がほぼ100%に近い状態で中学校まで義務教育だから、アメリカもそうだろう・・・と無知の私は思っていましたが、そうでない!!事に愕然
私は、無神論者というか無宗教なのですが、「・・・・・・・宗教って・・・怖い・・・」と痛感致しました。
兄が冗談で「昔宗教を広めた人が、今の世の中を見たら、「私が教えた宗教はこんなんではない!!」と激昂と失望するんじゃないのかな?」と言ってましたら、まさに、その通り??

アメリカの大統領選挙を連日テレビで放映されていて、「・・・アメリカの中傷合戦、すごいな・・・見てて、嫌になる・・・」と思っていたのですが、この本にはもっとひどい?というか、詳しく載ってます。 もう・・・ね、やりたい放題?? って、キリスト教って、「汝の敵を愛せ」じゃなかったの???
日本の政治も良くないけど、世界の大国のアメリカの政治は、大丈夫なの??
ブッシュは最低な大統領だと前々からテレビで言ってましたが、この本にはそれ以上書いてます?? 「何で、大統領になりたかったの??国を良くしたいと思ったからじゃないの??」いや、ただ単に、父親と同じ職に着きたかっただけなんでしょうね。 と思わざるをえない!!
もう!!オバマさん頑張って!!
今頃、オバマさん「大統領にならなければ良かった・・・」と後悔してないかな??

政権とって、初めて、「日本って本当に金ない??」と焦った民主党みたい・・・

アメリカの現状を知りたい方は、読んで損はないと思います。テレビで見ているアメリカは、アメリカの極々一部にしか過ぎないという事です。
だって、日本では案外平等に放送している??内容が、アメリカのある放送局は、もう「ナチ??北朝鮮??放送なの??」ってくらい・・・偏ってます。 あれでよく、北朝鮮を批難出来るな??と思った。
ただ、目から鱗が落ちる・・・じゃなくて、ハンマーで頭を叩かれたような衝撃を私は受けたけど・・・オーバーかな?

徹底抗戦 と 虚構

2010年06月23日 08時06分55秒 | ノンフィクションなど
何故、2冊一緒に出したかと言うと、両方の言い分を知って欲しかったからです。
(私は、自分が読んだ本をネットの他の方の感想レビューを見ます。
で、そこに書いてある感想を見て・・・)


2年前に“国策捜査”で逮捕・起訴され、現在、最高裁に上告中の元ライブドア社長・堀江貴文氏。
数年前、日本を騒がせた「ホリエモン旋風」と「ライブドア事件」について、マスコミ報道は山のようにあったが、堀江氏から見えていた風景はまったく違うものだった。それを自ら書き下ろすことで、「ホリエモンとライブドアの真実」を明らかにし、堀江氏逮捕がいかにおかしな、検察の暴走・横暴によるものだったかを明らかにする。

近鉄買収、ニッポン放送・フジサンケイグループ買収、総選挙出馬、国策捜査・逮捕、仲間たちの裏切り、拘置所での暮らし、裁判、有罪判決、そしてこれからの夢…。特に堀江氏が東京地検特捜部に逮捕され有罪判決を受けた点は、今の検察・裁判所がいかに腐った危うい組織であるかを浮かび上がらせる。と同時に、生意気でふてぶてしい青年という印象だった堀江氏が、実はけっこう真っ直ぐでエネルギー溢れてていいヤツだったとか、ライブドア事件は山のように報道されたが、実はその真相は全然伝わっていなかったということもわかる。 (Amazon より)


最初に、こちらの本を読みました。
そして、「堀江さんは誤解されていた」と思いました。(はじめに言っておきますが、読んだ直後です)
拘置所での、取り調べ。検察側もそうしないと、被疑者は口を割らないからなのでしょうが、最近の冤罪事件等を見ると、「あの状態になったら、やってなくてもやったと言っちゃうだろうな・・・」が正直な感想。でも、そうしないと口割らないし・・・矛盾というか・・・
ただ、一度『犯人』にされると、検察側は徹底的にします!!それはどんな犯罪でもそうでしょうが。ただ、警察じゃなく検察が摘発したので、「面子にかけて、起訴する」というか、検察側が動いたら、ほぼ100%有罪です。読んでいて、検察側の常日頃なのでしょうが、憎悪と嫌悪感と恐怖を感じました。しかも、堀江氏は全面否認してます。より一層取り調べもきついと思います。(全面的に認めている部下はそれほど厳しい取り調べではない??)

前回の「ライブドアに物申す」でも書きましたが、http://blog.goo.ne.jp/hon_hon_book/e/39c07cc0a8862ea9df1def3b0929602f
私は法律の事は全く解りません。ただ、巷では『国策』と言ってますし、検察は『国策』でしか動きません。前回に書いた『反転』元検察官が書いた本ですが、そこにも似たような事が書かれています。ホリエモンの事も出てきます。http://blog.goo.ne.jp/hon_hon_book/e/5451576e7e7935de8a0e1c197cb79887

この本の中で、堀江氏は遊んでいない、と書かれている。その人によって自分が遊んでいないと思っても、傍からみて、「いや、遊んでるよ」と思う場合もあるだろう。人それぞれ、自分の事は解らないものである。反対に周りの方が良く見えるものである。
その事は、後の『虚構』にて・・・
そして、人は「自分は悪くない。周りが悪い」と責任転換する生き物である。
それは、人間誰しもそうではないだろうか?「いや、私が悪い!」なんていう人いる?私は前者である。

全体的に、自分の自己弁護を訴えたい!が強烈。読んだ直後は「ああ、可哀想」と思ったが、次に書く『虚構』を読むと、考え方が変わる。(のは私だけ?)
ただ、「自分は何も知らない。部下がやった」と言うのはどうなのだろうか?確かに知らなかったのかもしれない(?)が、それは上に立つ人が、ちゃんと監督しなかった結果ではないのか?それが、CEO(最高経営責任者)の立場ではないのだろうか? 政治家も「秘書がしました」と言い、世間の批難を浴びている。堀江氏は日記に尼崎の脱線事故、社長を弁護していた。そして、「誰も社長になりたがらない」と言っている。私は最初「そうだな」と思ってが、時間が経つにつれて「それはおかしいだろう?責任者は下がやったモノの責任を取るものだろう?それが責任者というものだろう」と。
これを読んだあなたはどう思うだろう?是非意見を聞かせて欲しい。

後、選挙のライバル候補者の亀井静香氏やあのサンケイグループでホワイトナイトとして出てきた北尾吉孝氏の事も書かれている。報道されている事と違う。どう違うかは読んで下さい。
ただ、二人とも、腹黒い・・・

裁判は「疑わしきは罰せず」だが、「疑わしきは罰する」になっている、と堀江氏は言っている。まさに、その通りである。
裁判官も、世間に流されるのは、どうなのだろうか??





「ニッポン放送、フジテレビは、なぜ騙されたのか」。プロ野球進出騒動、総選挙、村上ファンドとの関係、ITの寵児が疾走した「既存勢力への挑戦と限界」。未熟さゆえの罪や失策を素直に認めつつ、卑下することなく等身大のライブドアを語る。(Amazon より)


NO,2として、堀江氏の傍にいた宮内亮治氏が綴ったライブドアの誕生と衰退。
もし、私が会社経営者なら、「宮内氏を我社に引き取りたい!!以下起訴された部下全員」ただし、堀江氏は除く。である。
世の中には、優秀な人は一杯いるだろう!だが、この逮捕された、宮内氏・熊谷氏・中村氏・岡本氏が居たからこそ、あのライブドアをもっとも株価が上がった価値で、あのトヨタと肩を並べるほどの手腕を発揮した【仕事の出来る男達】です。
どうか、彼らに日の目が見える日を・・・と願わずにはいられない。

宮内氏が堀江氏と初めて会った時から、物語は始まります。
ここでも語っていますが、「堀江は頭の回転が早い」と。確かにそうだと思います。頭のいい方は全部が全部そうだとはいいませんが、どうも自分より能力の劣る者を見下す気質が・・・。それは堀江氏のテレビでも報道された言動にも出ていますね。
テレビでは、にこやか?なイメージですが、社内では会社の経営にとても厳しい方だったそうです。でもそれが経営者でしょう。ボールペン1本にも見積もりを出させ、パソコンは会社から支給ではなく、自前。それに吃驚なのですが 普通、「会社のパソコンを私物化するな」じゃないですか?会社のパソコンを持って帰るなんて・・・しないでしょう?するのかな??
その彼が、粉飾決済を知らない・・・とは、おかしくないでしょうか?

そして、【徹底抗戦】では「自分は今まで遊んでいない」と言っていますが、報道にもあったように、30億の自家用ジェットを買い、芸能人と一緒に旅行に行った。と報道されていましたよね。「・・・う~~ん・・・これで遊んでいない??」所詮一般人と感覚が違うのかな??後、合コン大好きだったそうです。これでも遊んでない?? 傍から見て「遊んでいるよね、あの人」と思うけど、本人は「遊んでない」と思うのでしょう。前にも書きましたが、自分の事は見えないものです。

そして、粉飾への道を、とても解りやすく書いてます。が、頭の悪い私は「????」でした。でも、何故彼らが、そのような事をしたのか。それは堀江氏の「売上を上げろ!赤字をなくせ!どうして目標に達しないの!」と言われ続けたからである。もし、そえれが無かったら、こうはならなかっただろう。それを「私は知らない。部下が全部やった」は・・・どうよ??逃げたいのは解る!だが、上に立つ人はそうでは駄目だろう? アメリカのトヨタリコールだって、あれはアメリカの会社の車での事で、堀江氏の言い分だと「アメリカの会社の事でしょう?僕は関係ない!」的にならないだろうか? でもトヨタの社長はアメリカで謝罪しましたよね。(まあ、あれはアメリカが来い!と要請したからですが)

ここまで部下がやっているのに、やばくなったら、部下を捨てる。って、これって批難されている【政治家】と一緒じゃないだろうか?

そして、【徹底抗戦】で、「僕は舞い上がっていない。平常心」的な事を言っているが、宮内氏は、「堀江は芸能人化した。浮かれている」とある。テレビで見ていた私が言うモノなんだが、画面を通じても、「こいつ、舞い上がっているな」と思ったものである。前にも書いたが、【亀田一家】みたい。

そして、宮内氏が「横領してフェラーリを買った」と言っているが、それはちゃんとローンを組んでかったそうです。それに、フェラーリくらい買ってもいいじゃん? 堀江氏のジェット機に比べたら・・・。

前にも書いたが、粉飾決済で、厳重注意くらいで終わるらしい。(?)ライブドアの10倍の粉飾決済をした、大手企業は逮捕者が1人もいない。ライブドアは3名(5名??)である。それを逮捕するのは、おかしい。悪意しか感じない。宮内氏も「検察側は、『ライブドアを潰するつもりか?』」と語っている。実際、社名はあるが、会社は解体され、今は以前のような姿はない。会社まで手にかける、検察官の横暴には、鳥肌と嫌悪感と恐怖しか感じられない。
弱い者虐めの検察官、もっと摘発する場所があるだろう。
何回も書いてますが、【検察官は【国策】でしか動きません!!】

日本は、『出た杭は打たれる』とあるが、『出た杭は引っ込抜かれて、ほられる(抹殺される)』なのだろう。

確かに、粉飾決済をしたライブドアは、悪いが、厳重注意だけして欲しかった。どこまでライブドアが行くのかが、見てみたかった。
ただ、宮内氏他部下は、あんな堀江氏から離れられて良かったのでは??

フジテレビ買収ではあるが、あれ、もう少しで、ライブドアが手中に収められたとか、何故出来なかったのか!! それは、村上氏の裏切り??というか、はたから、あの人はライブドアと手を組む機はなかったみたい? 上がった株の利益(利ざや)を得たかっただけである。だから高騰したライブドア株をさっさと売ってしまった。それで、ライブドアはフジテレビを手にいれられなかった、と、いう顛末である。
堀江氏は生理的に駄目だが、村上世影氏は人間的に嫌悪する。


ながながと書いてしまいました。

ご意見が御座いましたら、遠慮なくどうぞ。
どんな意見も歓迎です。

ライブドアに物申す!! 44人の意見

2010年06月14日 22時38分18秒 | ノンフィクションなど
事件の真相が明らかに!44通りの「ライブドア事件」分析。
単なる粉飾、インサイダーでは済まされない、根深い問題点を時代を代表する44人の論客がえぐる。(Amazon   より)


浅羽通明 池田信夫 井上トシユキ 梅森浩一 上野正彦 江島健太郎 大鹿靖明
大谷昭宏 岡田斗司夫 岡留安則 小田嶋隆 オバタカズユキ 金子勝 香山リカ
呉智英 斎藤環 佐々木俊尚 佐藤治彦 島田裕巳 白田秀彰 高野孟 田中慎一
田原総一朗 土本武司 橋爪大三郎 浜辺雅士 ばるぼら 藤代裕之 保田隆明
松原聡 宮崎学 宮沢章夫 森健 森達也 森永卓郎 安田育生 山形浩生
山川健一 山崎元 山田真哉 山田昌弘 山本一郎 吉田望 和田秀樹

図書館借り


はじめに言っておくが、私は別に堀江氏を弁護しようとは思わない。
堀江氏は、テレビに出たときから、申し訳ないが、「生理的に合わん」である。


読んで思ったのは、半数以上の方が、「ライブドア、堀江氏がやった事は、道徳に反する行いではあるが、逮捕される事なのか? 【国策捜査】の気合が・・・」

との事です。

当時の特捜部部長が 「額に汗して働く人達が憤慨するような事案を摘発したい」 と述べている。
が、
額に汗している人ばかりでは、世の中こんなに発展していないと思うが。額に汗しなくても、試行錯誤しながら、技術を進歩させていたから、今の世がある訳だと思うが。
IT企業家の努力があってこそ、パソコンは今では仕事に無くてはならないモノになったのだろう?特捜部にパソコンがないとは言わせない!ネットをした事がないなんで言わせない!!
司法試験に合格した方だから、私なんかよりも頭の超いい方だと思うが、この発言はどうだろう?
ただ、単に、人気取りでしかない、としか言えないのだが。

同時期に、某大手会社のK会社は、ライブドア以上(約10倍以上)の粉飾決済をしているが、逮捕者は1名も出ていない。 その反面、ライブドアは3名である。
もし、ライブドア経営陣が逮捕されるのであれば、同系の会社が日本国中に数限りなくあり、検察官は足りない、との事です。

痴漢は巷に溢れている。目をつけられた痴漢容疑者が、逮捕されたようなものである。(確かに痴漢と一緒にしては、レベルが違うが・・・)


私もテレビで堀江氏があまりにもメディアに出ていた時、「(あの上に対して礼儀を弁えない言い方は)やばいのではないか?」と思っていたが、逮捕のニュースを聞き、「やっぱり」と思ってしまった。
レベルが違うが、あの、亀田親子の時とダブル。って、亀田親子が後ではあるが。
でも、まさに、アレではないか?
亀田息子も、あの礼儀をしらない物言い。私は最初から申し訳ないが、嫌いであった。
だから、彼の試合は見ていない。「別にニュースでいいや」であった。
で、あれだけ持ち上げといて、あの奈落の底とでもいうバッシング。(まあ、私は可哀想だとは思わなかったが。自業自得であろう)

私は株の事など、さっぱり解らないので、なんとも言えないのだが、
ただ、堀江氏は、道徳的には反しているかもしれないが、犯罪は犯していない?
(株の時間外取引も彼は事前にちゃんと株式市場に聞いている)ただ、いままで、暗黙の了解であった、そういう姑息(?)なやり方はしないでおこうと、やってしまった、だけである。

敵対的買収も、ここの執筆されている方で、企業に進言したそうだが、「日本でそんな事起こりませんよ」と歯牙にも掛けなかったそうだ。それほど日本企業には危機感がなかったのである。それがあのライブドアとフジテレビとの攻防で、慌てて対策を練る、というお粗末振りである。
(現に私の知人の会社が、社員を集めて、敵対的買収の為の持ち株の話をしたとか。)
堀江氏のやり方はどうであれ、彼が株式市場に一石を投じたのは、功績との事だと、言っている。



堀江氏の事は、ここまでにして


この本の中で、一番印象に残ったのは、

井上 正彦 氏の インタビュー記事である。
この方は医師 で監察医をしても、色んな遺体を検視なさっている。
この方のインタビューには、堀江氏やライブドアの事は書いていない。

ただ、

自殺は、他殺である。

といっておられる。

何故そう言われたのかを知りたい方は、この本をどうぞ。(別に宣伝目的ではない。上記でも書いたが、私は図書館からこの本を借りて読んだ)


ヒルズ系IT企業家 成功のメンタリティー

2010年06月12日 15時00分24秒 | ノンフィクションなど
堀江・三木谷・孫という3人の勝ち組起業家、3者3様の特異なパーソナリティーに肉迫!その「心の秘密」と今後の危機も予見。(Amazon より)


巷の皆さんは、この3人の内の御一人が、その道から外れてしまった事をご存知だろう。

堀江氏の事を知りたくて、今更ながら、図書館で借りた本である。

3人3様の成功への道しるべが書かれている。
最初は、孫氏
読んでいて、怖かった
よく、あそこまで成長したなと・・・頭の良さもそうだが、この方は偏に、「運が良かった」
的に思うのは、私だけだろうか?
もう、我武者羅!! という言葉が3人の中で一番当てはまる。
私が側近だったら「社長!!無謀です!!」と止めただろう。が、孫氏はそんな言葉に耳を傾けないだろう。
知人が、インターネットのモデムを無料配布をしていた時、「大丈夫か?ソフトバンク」と言っていたが、その時私は全く理解できなかった。(当時ネット自体していなかったので)その時の知人の言葉の真意をこの本を読んで少しですが、解った?

2章目は 堀江氏

何故、堀江氏がああなってしまったのか、少しですが、理解できた?というのはおこがましいだろうか? 堀江氏がテレビで注目浴びていた時、父親が出ていた。「出たがりの父親だな」(松井氏の父親みたい)と、あまりいい印象を持っていなかった。その時に、「小さい頃から新聞配達をさせていた」と父親は自慢気に言っていた。私は「貧しかったのかな?」と思った。だが、普通の家であった。ただ単に父親が堀江氏に何も与えなかったので、バイトをしなければいけなかったのである。それを父親は「彼の為、スパルタ教育」とテレビで(自慢気)言っていたが、そうではない、という事を知る。堀江氏と父親というよりも家族(彼は一人っ子)との関係が希薄であったそうだ。家族に対して、なんの感情も示していない。トラウマというのだろうか? 堀江氏には離婚暦があるそうで、その離婚に対しても、ただ子供が出来たから結婚して、ただ離婚した。と妻たる女性に対して、愛情というものが希薄、と私は捉えた。(ちゃんと養育費は払っているそうである) だから、「お金で何でも出きる」「金で女も靡く」という発言になってしまったのだろう。この本を読むまでは、「好きでない」と思っていたが、少し見方が変わった。(でも、好感は持てない
それ故、既存体質の今の社会に対して、あのような言動になってしまったのだろう。

3章、三木谷氏
3人の中で、一番、まとも である。(と、捉えるのは、違う?)
3人の中で、一番地道に仕事をやっていた。作者が 「孫氏と三木谷氏はま逆なやり方」といっている。
堀江氏と野球界でのバトル。やはり、普通の家庭に育ったからであろうか、ちゃんと目上の人に対する態度を気にしている。堀江氏が三木谷氏と同じ境遇で育ったのなら、今頃「仙台ライブドアフェニックス」が誕生していただろう。 私はあまり三木谷氏にいい印象はない。(堀江氏の印象とはまた違う意味で) 後からプロ野球入りを要請したからである。(まあ、三木谷氏も回りから言われたらしいが) 堀江氏は「自分が手に入れる」と最後まで思っていたらしいが、私は(いやテレビで見ていた方は)「三木谷氏だろうな」と思った。結果は皆さんがご存知の通りである。

作者が架空のトークショー三木谷氏の章でしている。それがなかなか的を射ている。(堀江氏の発言(妄想だが)は、胸に痛い)

「時代の寵児」とまで言われた、3方の内の御一人の堀江氏が、犯罪者として、今控訴中である。この本が出た時に、誰が想像していただろうか?多分書かれた八幡氏が一番驚いているのではないだろうか?

反転 闇社会の守護神と呼ばれて 田中森一 幻冬舎

2009年01月25日 11時23分01秒 | ノンフィクションなど
2007年7月17西 第7印発行


会社の上司が大の読書好きで、1日に必ず1冊は読むという。読んだ本は図書館に寄付していたそうで、「本いるか?」と訊きにこられて「こういった本が夜みたいです」でこの【反転】を下さいました。

内容は、
あまり読書感想文は苦手なのですが
『正義とは何か?』と、思わせる内容でした。
実話で御座います。
大阪で敏腕検察官として活躍し、それが認められ、東京に行き、そしてあまりにも大阪との捜査手法と倫理と違いに、検察官の仕事に絶望し弁護士へとなる、この作者の田中氏の半生がつづってあります。最近(?)のホリエモンの事まで書かれていました。
私が思った感想は
「所詮、本当の正義はありえない!」
でした。
やっと証拠を掴んで、「いざ!!起訴!!へ!!」と思った瞬間【上】からの行き成りの捜査中止!! 上の人はエリートなので自分の出世の事しか考えていない。自分に不利益になる起訴はしない!!が1つや2つではありません。
正義を志した田中氏の落胆が・・・

最初は、この方は裁判官を目指すしていたのですが、あるひょんな事で、裁判官になれずに検察官になりました。この綴りも、私には苛立ちで御座いました。某政党に少し怒りを覚えました。田中氏は軽い気持ちで言ったのを彼の心情を踏まえずに国会まで話を持って行くあたり・・・「ちったあ!本人の心情も考えろ!!」もんでした。ああ、可哀想な田中氏であります。

ここで言いましょう!!検察官は所詮、法務省の一機関という事だと言う事らしいです。
国策でしか動かない!!
テレビとかで検察官が捜査しに建物とかに行きますが、所詮あれは、「政治家には無縁の捜査です」
前のホリエモンの逮捕ですが、あれはテレビでもいってましたし、この本にも書いてましたが、「あれは逮捕されるほどの重要なないようではない!彼が逮捕されるのであったら、もっと他に逮捕されるべき者は一杯居る!!」と。
所詮あれは、国民の信頼?人気取りの為にした茶番であります。

本当に読んでいて、「逮捕される人は、大物ではない!黒幕ではない!」です。
昔田中角栄氏が逮捕されましたが、この時すでに田中氏には影響力がなかったのです。だから逮捕されたのです。

図書館にでも本ありますので、なかった場合は他の図書館からも借りれます。読んで損はないと思いますが、頭に血が昇る??内容かな?

最後

自分達のメンツの為?に、どうでもいい理由で、田中氏を逮捕した元同僚の検察官の執念??というか、嫉妬?怒り??が、怖い・・・


批判がありましたら、どうぞ、遠慮なく言ってきてください。
他の方の意見も是非聞きたいです!!
けなしてくださって構いません。


PS
この間放送していた、【HERO】ですが、
最後収賄事件で逮捕されましたが、「所詮ドラマだな・・・」と冷めた目で見てしまった私でした。