ぼくの美しい人だから グレン・サヴァン (訳 雨沢 泰)
27歳のエリート広告マンと41歳のハンバーガー店売り子―容姿・年齢・学歴・地位、すべて不釣合な2人が恋に落ちてしまったら…。男は2人の仲を公けにできない自分に嫌悪し、女は将来を絶望する。男はこれまでの建前生活に嫌気がさし、本音で生きる女にますます魅かれる。人が人を愛した時、どこまで相手に正直に誠実になれるか―永遠の主題を新しい感覚で捉えた話題作。 (Amazon より)
平成2年08月25日 発行
平成3年11月15日 7刷
新潮文庫
P537
何かでお薦めだったので、読みました。
ネタバレ有り
面白かったです。
すぐに読めるかな? と思ったのですが、ちと、遅かった。いえ、面白くなかった訳じゃないんですけど、なんでだろう~?
ただ、外国作家の作品だからかな? 言い回しとか、【慣れ】ていない、と言った方いいのかな?
表紙は、女性のノーラは女優さんだからでしょうか、結構、美しいのですが、本文は「・・・・・」です。 本文では「洋ナシ体型」「たるんだウエスト」「息が臭い」等。
マックスも「キスしたくない」と思うほど。タバコはばかすか吸うわ。大酒のみだし。決して美人ではないし。部屋は汚いし・・・美しい部分など微塵にもないのである。
主人公のマックスは、苦情を言いに行ったハンバーガー店でノーラを会います。その時には、「なんだ、こいつ」程度だったのですが、ばったりとバーで会います。まあ、ノーラから誘惑したのですけどね。 でも、そのノーラも一夜限りだと思っていたのでしょう。ノーラも寂しかったのだと思います。
それが、どっこい! マックスの方がお熱を上げてしまいます!!
って、マックスは2年前に奥さんを交通事故でなくしております。チェリーボーイじゃないよ。
マックスも「どうしたんだ???」的で、「何故自分がこんな」的に。
もう、泥沼といっていいほどに、ノーラにのめり込みます。
でも、やはり、マックスとノーラはお互いの格差に、悩み、喧嘩をします。そして、マックスはどうしても、友人達にノーラを紹介できません。
悩みに悩み、それが友達にも解り、とうとう紹介しますが、友人は「やめておけ」彼の義母からも、「別れなさい」と言われます。 マックスも「二人は長くは続かない」と解っていながら、どうしても、ノーラと別れることが出来ません。
ノーラも、「いつか捨てられる」と。
そして、マックスの会社の上司と偶然にも同じレストランで食事をしますが、マックスはノーラを紹介出来ませんでした。
ノーラは解っていた事ですが、それがどうしても悲しく、悔しく、マックスの許から離れます。
彼女を探し出すために、マックスはノーラの姉に電話を入れます。彼女はニューヨークに居ました。彼女を追ってニューヨークに行くのですが、すでに、ノーラは新しい恋人と一緒に住んでいました。
どうしても諦めきれないマックスは・・・
好きな相手のどこが好き? とかよく聞きますが、「どこが好きなんて、解らない。欠点ばかり見えるのに、そこが好き」 といった具合の「恋は盲目だ!!」なんでしょうね。
「あばたもえくぼ」なんて言いますから。
とにかく、マックスがとても献身的で、今まで男性に優しくされていないノーラ(旦那はいたが、暴力がすごかったみたいである)は
「どうして、そこまで優しくしてくれるの?」
とぽつりと言います。
いいですね~~~。あこがれます。
マックスが可愛いです。
映画にもなっているので、レンタルしようかな。あるかな?
表紙カバーには、映画のシーンが数点あります。
27歳のエリート広告マンと41歳のハンバーガー店売り子―容姿・年齢・学歴・地位、すべて不釣合な2人が恋に落ちてしまったら…。男は2人の仲を公けにできない自分に嫌悪し、女は将来を絶望する。男はこれまでの建前生活に嫌気がさし、本音で生きる女にますます魅かれる。人が人を愛した時、どこまで相手に正直に誠実になれるか―永遠の主題を新しい感覚で捉えた話題作。 (Amazon より)
平成2年08月25日 発行
平成3年11月15日 7刷
新潮文庫
P537
何かでお薦めだったので、読みました。
ネタバレ有り
面白かったです。

すぐに読めるかな? と思ったのですが、ちと、遅かった。いえ、面白くなかった訳じゃないんですけど、なんでだろう~?
ただ、外国作家の作品だからかな? 言い回しとか、【慣れ】ていない、と言った方いいのかな?
表紙は、女性のノーラは女優さんだからでしょうか、結構、美しいのですが、本文は「・・・・・」です。 本文では「洋ナシ体型」「たるんだウエスト」「息が臭い」等。
マックスも「キスしたくない」と思うほど。タバコはばかすか吸うわ。大酒のみだし。決して美人ではないし。部屋は汚いし・・・美しい部分など微塵にもないのである。
主人公のマックスは、苦情を言いに行ったハンバーガー店でノーラを会います。その時には、「なんだ、こいつ」程度だったのですが、ばったりとバーで会います。まあ、ノーラから誘惑したのですけどね。 でも、そのノーラも一夜限りだと思っていたのでしょう。ノーラも寂しかったのだと思います。
それが、どっこい! マックスの方がお熱を上げてしまいます!!
って、マックスは2年前に奥さんを交通事故でなくしております。チェリーボーイじゃないよ。
マックスも「どうしたんだ???」的で、「何故自分がこんな」的に。
もう、泥沼といっていいほどに、ノーラにのめり込みます。
でも、やはり、マックスとノーラはお互いの格差に、悩み、喧嘩をします。そして、マックスはどうしても、友人達にノーラを紹介できません。
悩みに悩み、それが友達にも解り、とうとう紹介しますが、友人は「やめておけ」彼の義母からも、「別れなさい」と言われます。 マックスも「二人は長くは続かない」と解っていながら、どうしても、ノーラと別れることが出来ません。
ノーラも、「いつか捨てられる」と。
そして、マックスの会社の上司と偶然にも同じレストランで食事をしますが、マックスはノーラを紹介出来ませんでした。
ノーラは解っていた事ですが、それがどうしても悲しく、悔しく、マックスの許から離れます。
彼女を探し出すために、マックスはノーラの姉に電話を入れます。彼女はニューヨークに居ました。彼女を追ってニューヨークに行くのですが、すでに、ノーラは新しい恋人と一緒に住んでいました。
どうしても諦めきれないマックスは・・・
好きな相手のどこが好き? とかよく聞きますが、「どこが好きなんて、解らない。欠点ばかり見えるのに、そこが好き」 といった具合の「恋は盲目だ!!」なんでしょうね。
「あばたもえくぼ」なんて言いますから。
とにかく、マックスがとても献身的で、今まで男性に優しくされていないノーラ(旦那はいたが、暴力がすごかったみたいである)は
「どうして、そこまで優しくしてくれるの?」
とぽつりと言います。
いいですね~~~。あこがれます。

マックスが可愛いです。

映画にもなっているので、レンタルしようかな。あるかな?
表紙カバーには、映画のシーンが数点あります。