住宅職人かずさんのしあわせ絵日記

家族の幸せは家庭(住まいの)環境にあり! その難しいテーマを地域や日常の出来事を通してイラストで楽しくご紹介。豊田市

子育てに適した住まい 幸せを生む住まい

2009年08月07日 | 住まいの環境
子どもたちが帰ってくると、長男も次男も
僕が事務室で仕事をしていると、『ただいまぁ~』と覗いてくれます。


『リビング階段』という考え方があります。

 ●メリット  - 家族と必ず顔を合わせて、自室に入る。
 ●デメリット - 家族と必ず顔を合わせないと、自室に入れない。
          居間や台所の悪い空気が2階へ上がる。
          冬は2階から1階へ冷たい風が吹き降ろす。
          (まるで扇風機をまわしているかのよう)
          その他色々
さて、いかがでしょう
親としては、子どもが年頃になった時、自然に外から帰った子どもと顔を合わせたい。
ということでしょうが、皆さんご自分がお歳頃だった時を思い出してください。
親の顔なんか見たくない時だってあったと思います。
『そっとしておいてよ』って思ったこともあるでしょう。

そもそも、無理やり顔を合わせなければいけない家族関係とは・・・?
親の利己的な思いは知らず知らず、子どもには伝わってしまうと考える事はできないでしょうか?

また、階段には階段の役割りがあります。
先ずは、安全に昇り降りが出来ること。万が一に備えて、素早く安全に非難が出来る位置にあること。
煙突効果で、涼をとることだって出来ます。(階段をかける場所を熟慮しなければなりませんが)
と、こんなところですが・・・階段はコミュニケーションという役割は持っていません。

コミュニケーションは、あくまでも食堂や居間がもつ役割ではないでしょうか。
子ども室もあわせて考えなければいけませんし、躾という事も考えなくてはなりません。

子どもを『監視』するのか? 『信頼して見守る』のか?
大きな違いです。

出来れば、『信頼して見守る』住まいの仕組みにしたいものです。

 

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